古代ローマの饗宴 (講談社学術文庫): エウジェニア・サルツァ・プリーナ・リコッティ, 武谷 なおみ 訳

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こんにちは、こんばんは
エビシャコです

古代ローマの生活に興味のある方向けの書物を仕入れました
本当に面白く興味深い書物です

「古代ローマの饗宴」

 

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・トリマルキオの饗宴が収録

古代ローマに興味のある方なら是非とも手にしたい小説「サテュリコン」の
「トリマルキオの饗宴」が収録されています
これは重要な資料です
と、言うのも・・・小説「サテュリコン」のほとんどが失われており、現代にまで伝わっている部分は
ほんの一部なのです
その伝わっている貴重な中で奇蹟的に始めから終わりまで揃っているのが
「トリマルキオの饗宴」なのです
かく言う私も、「トリマルキオの饗宴」が読みたいがために探しているうちに
本書にたどり着きました

・こんな人がいたようで・・・

「トリマルキオの饗宴」の他にも
夕食、というかパーティーの様子がありますが・・・
当時、御客を招いておきながら、自分は豪勢な材料の食事をして
招いた客には安い食材を使用するという人物もいたそうです
しっかり客人の詩人によってその記録を記されて、現代にまで伝わりましたね
「食べ物の恨みは恐ろしい」とは言いますが
まさかこんな未来にまで失態を伝承する羽目になるとは思わなかったでしょう

・奴隷

奴隷・・・と言うと、無報酬無休で牛馬のように働かされる様を想像するでしょう
が、古代ローマでは奴隷は牛馬の代わりでは無く
貴重な労働者でした
報酬も存在し、それどころか働き(もしくは主人)次第で一市民になる事も出来たのです
そして、「トリマルキオの饗宴」のトリマルキオも、解放奴隷です

・終わりに

「トリマルキオの饗宴」などの宴を中心に紹介してきましたが
他にも、一飯の人々の生活や著名人の主張、遺跡から出土した品やそれの考察も記されています
中でも個人的に興味深かったのは、当時の食堂の床に描かれた
アサロトス・モイコスの名で知られるモザイクです
なんと、海老のハサミやウニの殻などが描かれ、宴会中に人々が捨てた
食べ物の残りかすをうまくカモフラージュしているのです
当時の人々の知恵には驚かされますね

ではまた

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