戦国の食術: 勝つための食の極意 (学研新書): 永山 久夫


こんにちは、こんばんは
エビシャコです

前回に引き続き、食物関連の書物をレビューします

「戦国の食術」

舞台は日本の戦国時代です

 

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・秀吉の接待膳

献立から再現した料理が冒頭のカラー写真に載っていました
天正18年に毛利輝元が戦勝祝賀のために自邸に秀吉を招いた際に
出された料理だそうです
七之膳まである御馳走で、デザートの御菓子付です

本書の著者である永山 久夫さんは
NHK大河ドラマでも当時の食膳を再現するなどの
食文化史・食復元研究の第一人者だそうです

カラー写真には、他にも再現された料理があります
高山右近の陣中牛肉鍋、石田光成のニラ雑炊など・・・
本当に美味しそうです

・腰兵糧

戦場に行く兵士は、3日分の腰兵糧を持って行ったそうです
これは自前で、4日目以降の兵糧は現地支給だそうです
この腰兵糧もカラー写真で再現が載っていました

・籠城

籠城についての記述もあります
籠城の際に取るべき行動や心得などまで書かれています
なお、城の備蓄米は3年分が目安だそうです

ちなみに、よく再現された城内に松の木などが植わっている事がありますが・・・
これ、景観のためというのもあるそうですが、
いざという時の非常食にもなったそうです
松の表皮の下の甘皮が食糧になったそうです

・鳥取城の失敗

籠城に失敗した例として、鳥取城がありました
秀吉はこの城を攻める際、事前に周辺地域の米を
高値で買い取っていたそうです
鳥取城の重臣はこれに乗って米を売ってしまいました
これが秀吉の作戦だったのです
いざ籠城の時、城内の備蓄米は当然少なく・・・
結果、3か月目には飢え地獄が始まりました
かくて秀吉は城を包囲して待っているだけで城を落としたのです

・終わりに

他にも戦国武将が愛した料理やエピソード、
兵糧丸の作り方まで載っています
戦国時代が大好きという方には
ぜひお勧めしたい一冊です

ではまた

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