白鯨との闘い ナサニエル・フィルブリック/著 相原真理子/訳


こんにちは、こんばんは
エビシャコです

映画の原作の小説であり、有名な物語の元祖になりますが・・・
当時の捕鯨の様子を知る上で欠かせない資料であるとも言えます

白鯨との闘い

あの「白鯨」の原点とも言うべきノンフィクション小説です

 

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・1820年当時の様子

まず特筆するべきは、この作品が描かれた19世紀の海洋航海の様子
読み進めるうちに理解していくことができる、と言う点です
主に捕鯨船を中心に描かれています(当たり前ですが)が・・・
帆船中心だった当時の様子が描かれており、
ド素人の私でも理解でき引き込まれる内容でした

・当時の捕鯨

当時、日本も捕鯨をしたり浜に流れ着いた鯨を食べたりしていましたが・・・
日本を含む、主に肉目的の捕鯨と、欧米の捕鯨は異なります
当時、鯨を狩る理由は肉ではなく、その身に詰まった油だったそうです
どうやって油を取るかと言うと、まず鯨を銛を投げて仕留め、
獲ったその場で解体して油(脂肪層)を採取し、鯨油に加工して母船の船倉に保管していたそうです

・エセックス号の悲劇

「白鯨」を御存知の方はすでに知っておられると思いますが
捕鯨船エセックス号は白い鯨に襲われて沈没します
「白鯨」では、船が沈んだ所で終わっていますが・・・
この書物では、そこでは終わりません
むしろ、鯨に沈められた後が本当の始まりなのです

どうにか無事だった鯨捕獲用の小型船(ホエールボートというそうです)で
沈みゆく母船から脱出した主人公たちは
海の上でサバイバルをする事になります
母船と違い、このホエールボートに積載できる食料は
たかが知れています
あとは・・・どんな事になるかはネタバレになるので控えますが
どういう事態になるかは容易にご想像いただけると思います

「白鯨」を知っていると言う方もそうない方も
引き込まれる一冊であると言えます

19世紀当時の海洋航海事情を知る上でも重要な資料になると思います

ではまた

 

 


 

 

 

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