ロング・グッドバイ   レイモンド・チャンドラー  村上 春樹 早川書房 ハヤカワ文庫


こんにちは、こんばんは
エビシャコです

ロング・グッドバイ   レイモンド・チャンドラー

村上 春樹 早川書房 ハヤカワ文庫

「長いお別れ」の邦題で知られるベストセラーです
ハードボイルド系の小説です
私立探偵マーロウが事件の解決に乗り出します

 

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・私立探偵マーロウ

舞台はアメリカ、主人公はフィリップ・マーロウという私立探偵です
私の第一印象は、困っている人を放っておけない人、です
後述のテリー・レノックスを何度も助けています
しかも彼が酔いつぶれている所を助けただけでなく
自宅に送り届けたり、食事の手配をしてくれたりしています
それには、彼の勘が何かしらの事件の匂いを嗅ぎ取ったためでもありますが・・・
ネタバレになるので、これ以上は控えます

・テリー・レノックス

第一印象は酔っ払いでした・・・
いきなり登場した時は、ディナージャケットを着ているものの見事に酔いつぶれ
一緒にいた女性(後に元妻と発覚)に見捨てられていました
そこへマーロウと出会い運よく救助されたのです
二回目も酔いつぶれています
そして警察にしょっ引かれる寸前でマーロウに助けられます
本当に彼は運がいいです
マーロウが来なくても警察に保護して貰える所でしたから
夜の街で酔いつぶれるというのは、犯罪者にとっては格好のカモです
財布を失うより酷い目に遭っていた事でしょう・・・

・ギムレット

物語の中心とも言うべきカクテルです
レシピは、蒸留酒「ジン」にライムジュースです
二つをシェークしてカクテルグラスに注ぐだけという
至ってシンプルです
なお、通常はジン:ライムジュースの比率は3:1ですが
この作品に登場するギムレットは1:1です
そしてライムジュースはスイートタイプですので
比較的甘目になります
テリー・レノックスが愛したこのカクテルは
物語のあちこちで出て来ます

他には、「マティーニ」や・・・
カクテルではありませんが、「ヨークシャープディング」などが出ます
「ヨークシャープディング」、まるで日本で言う「プリン」のような響きですね
ですが、我々のよく知る「プリン」は「カスタードプディング」です
「ヨークシャープディング」は・・・調べたところ、全くの別物でした
分かりやすく例えると「シュークリームの皮のようなもの」です
ですが、この響きだけでもその美味しさが想像できますね

・事件

テリー・レノックスは妻殺害の容疑をかけられ、非業の死を遂げる事になります
そして、彼の逃亡を手伝ったマーロウの出番(逮捕)、となるわけですが・・・
二人の出会いと永遠の別離には、何かしらの「縁」を
感じざるを得ません
レイモンド・チャンドラー氏の作品を読むのはこれが初めてですが
他の作品も読んでみたくなりました
彼がすでに他界してしまっている事が残念でなりません

ではまた

 

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