ゴルゴ13 第7巻 アット ピン ホール
こんにちは、こんばんは
エビシャコです
ゴルゴ13 第7巻 アット ピン ホール
この巻、重要人物であるデイブさんが初登場です
・デイブ
本名「デイブ・マッカートニー」
駐車場の下の銃の工房を受け持っている男です
アメリカでも5本の指に入るほどの腕だと言われていますが・・・
それでも、ゴルゴさんの注文はかなり厳しいです
「金を倍祓うから3日かかる改良を3時間でやってくれ」とか
こういう事を言ってきます
ですが、それにきちんと応えていくデイブさんもすごいです
なお、この表題作でのデイブさんの仕事の出来に満足したゴルゴさんは
その後もちょくちょく足を運ぶようになります
とんでもない無茶な注文と共に
・珍しく
この表題作、ゴルゴさんにしては珍しく最初は依頼を断ろうとします
「時間が足りない」という理由で
いつも無表情で神がかり的な狙撃をこなしている
ゴルゴさんの珍しく自信なさげな面という、貴重なシーンです
・今回のおバカさん
表題作の他にも作品が収録されていますが・・・
最後の方に収録されている「番号預金口座」のトルヒーヨⅡ世が
やらかします
金も力も手にしてやり込める事が無く、自棄&無気力(鬱病?)に
なっていた彼は、「自分を生まれ変わらせるため」に
殺し屋に自分の殺害を依頼して、逃げ切れるかどうかというゲームを発案します
彼に必要なのは殺し屋でなくカウンセラーだと思うのですけど
かつてトルヒーヨⅡ世を裏切った男をゲームの駒に選び、
殺し屋がトルヒーヨⅡ世を殺せれば彼の勝ち
トルヒーヨⅡ世が生き延びれば彼を殺すというルールです
そして、その雇われた殺し屋は、よりによってゴルゴさんでした・・・
しかも、依頼を引き受けます
茶番とはいえ、依頼として引き受けた以上はきちんとこなすのがゴルゴさんです
トルヒーヨⅡ世は大人しくカウンセラーでも雇っていた方が
まだ良かったでしょう・・・
さらに彼、とんでもない事をやらかします
自分そっくりの人形を作らせて、それをゴルゴさんに撃たせるのです
人形を車に乗せ(トルヒーヨⅡ世を裏切った男も同乗)、
狙撃ポイントまで運転させます
そして撃たせることには成功しましたが・・・
(トルヒーヨⅡ世を裏切った男も車が崖下に落下して死亡)
ゴルゴさんはそれを一目で人形だと看破!
そして人形を撃たせるという小細工をしたことが
ゴルゴさんの逆鱗に触れる結果になってしまいました
あとは言わずもがなの展開です
トルヒーヨⅡ世は手の込んだ自殺をしただけですね
金も時間もあるのですから、普通にカウンセラーを雇うべきでしたね・・・
ではまた
<おまけ(嘘)>
「ダイヤモンド機構」の一件から一週間後の現地の様子
EDF隊員「何を食ったらこんなにバカでかくなるんだ!?」