駿河城御前試合 南條範夫 徳間文庫 | 回廊蝦蛄日和

駿河城御前試合  南條範夫 徳間文庫

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こんにちは、こんばんは
エビシャコです

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駿河城御前試合 

あのコミック「シグルイ」の元となった
小説です!

 

090813

 

・虎眼先生

 

まず、シグルイを御存知の方は驚かれるかもしれない事ですが・・・
虎眼先生が正気です
少なくとも「シグルイ」よりはだいぶマシです
射程内の弟子もろとも伊良子を斬るようなマネはしませんし
娘に動物の胆を食わせようともしません

 

・牛股師範

 

牛股師範もかなりまともです
というか、所帯持ちです
剣の道のために恋人を斬り殺し
自らも素手で去勢を行った
「シグルイ」の、あの狂気は微塵も感じられません
共通点はと言えば怪力無双な点でしょうか

・これは斬っても許される

シグルイ並みに狂気を出している剣士が出ないわけでは無いですが・・・
中でも狂気・・・というか、まさしく「人間のクズ」の名に
ふさわしい剣客が二人いるのでその一人を紹介しましょう
「破幻の秘太刀」に登場する「笹島志摩介」
何が酷いかと言うと、剣の技を編み出すたびに女性を抱きます
問題なのは、一回抱いたきりで「はい、さよなら」をかます事です
相手が病もうが自害しようがおかまいなしにこれを続けている上に
女性が人妻だろうと目を付けたら構わず抱きにかかるのです
その上、この「一回だけでさようなら」のスタンスのせいで
当然トラブルになりますが、反省の色は全くありません
さらに、志摩介のせいで自殺した姉の仇討ちに来た妹を
返り討ちにするエピソードで思いました
「この男は生かしておくべきではない」

ただ返り討ちにするだけならまだ良かったのですが
強姦した上に自分の劣情が解消したら斬殺します

・・・これをお読みのあなた
キレてもいいですよ

こんなふうに

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女性の地位が低い時代だったとはいえ、やっていいことと悪い事があります
ここまで下劣な悪党は、滅多にいないでしょう

あと一人は「無惨ト伝流」の水谷八弥という人物ですが・・・
こちらも地獄すら生ぬるいゲスです
この人のせいで流れずに済んだ膨大な量の血が流れます

他にも色々なエピソードがあるので、
時代劇好きな方はぜひ入手して読んでみてください

ではまた

 

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