チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作   関口英子 訳【小説・ノベル感想】【レビュー】【ネタバレ注意】


チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作   関口英子 訳

玉ねぎ坊やのチポリーノのお父さんが牢屋に入れられてしまいました
チポリーノが悪党のトマト騎士やレモン大公らを相手に繰り広げる
ドタバタの大冒険です
登場人物はみんな野菜か果物か動物かです
ごくまれに木の切り株のような人もいます

 

あらすじと感想

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビュー参ります

・暗殺未遂(濡れ衣)

チポリーノのお父さん「チポロ-ネ」は群集に押されてレモン大公の足を踏んでしまいます
すぐさまプチレモン兵に捕まり牢屋に永遠に入れられることになりました
なお、墓地も収容施設の中にあるため文字通り「永遠に」です
死んでも出られません

チポリーノはお父さんと牢屋の人々を助ける人間(玉葱?)になるため
旅に出ます
そして、ズッキーニじいさんブドウ親方らと出会います

・悪者

いい人(?)ばかりではありません
冒頭のレモン大公のほかに
ズッキーニじいさんの家を犬小屋にしようとするトマト騎士
四六時中食べてばかりのオレンジ男爵
我儘ですぐに自殺未遂をするミカン小侯爵など・・・

「オレンジ男爵」とありますが、かなり大きいです
挿絵のトマト騎士と比較してもかなり大きいです


ザボンくらいあるのではないかとエビシャコは推定します

さらに、チポリーノの仲間たちは森で隠れている間に
クマや狼に狙われます
・・・ここの動物たちは菜食主義なのでしょうか?

・サクランボ坊や

亡きサクランボ伯爵のサクランボ城に住む数少ない善人です
彼は城でずっと籠の中の鳥のような生活をしている上に
同居人のサクランボ令嬢にいじめられていましたが
チポリーノたちと出会い、初めて「友達」ができました
そしてトマト騎士の妨害でチポリーノたちと離れ離れになり
初めて「孤独の寂しさ」を知ります

サクランボ坊やもまた、この物語のもう一人の主人公と言えるでしょう
そして、彼が味方になったことで
チポリーノたちは「敵陣の中に味方がいる」という
この上ないアドバンテージを得る事になります

・死刑制度

一見すると平和そう(?)な国ですが
なぜか死刑制度はきちんとあります
内容は「縛り首」つまり「絞首刑」です


・・・・・・・・・
どうなんでしょうね?
たぶん干されてカラカラの乾燥野菜になるだけだと思いますが・・・
恐らく即死できないまま干からびるまでずっと吊るされる恐ろしい刑のような気がしてなりません

ちなみに乾燥させた野菜でも料理には使えます
果物もドライフルーツという立派な保存食がありますからね
つまり、縛って吊るしても美味しくなるだけです

そしてエビシャコは保存食が大好きなのです(オイ

・この本を買った動機

最後に、エビシャコがこの本を買った動機についてお話します
トマト騎士がおいしそうだからです
・・・と言うのは冗談です

幼い頃にテレビでこの物語がアニメ絵本として放映されていまして
その時の面白さが忘れられず、ずっと探していました

かろうじて覚えていたのはトマト騎士とサクランボ坊やが出ている事だけで・・・

つい最近「トマト騎士 サクランボ坊や」で検索したら
あっさり見つかって、長年の探索は一体何だったのかと
orz しました

とても面白い作品なので、ぜひ読んでみてください

ではまた

(追記)オレンジ大公は四六時中食べてばかりなのでぶくぶく太っています
・・・もう、食べごろですね(じゅるり)

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