魔王の秘書 1 鴨鍋かもつ 【まんが・コミック感想】【レビュー】【ネタバレ注意】


魔王の秘書 1

「人間を捕らえて魔王軍にその知能を捧げさせよ!」
魔王様のそんな号令と共に魔物たちに命令が下りましたが、
魔物が連れてきたのは・・・

 

 

 

あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・魔王

 

本来なら、勇者の誕生と同時に封印から目覚めるはずでした
が・・・・・・・目覚まし時計をぶっ壊して二度寝してしまったため
気が付けばすでに14年が経過・・・

と、いうわけで「勇者が赤子のうちに故郷の村を攻める」というありがちな作戦はさっそく使えなくなりました
まぁ、この作戦は「村人が皆殺しになるが勇者だけはひそかに生き延びる」というお約束付きなので
勇者の怒りゲージと士気を上げるだけであまり役に立ちませんが

 

・魔王の秘書

 

魔王軍に人間の知能を取り入れ研究しようとした魔王様
配下の魔物はさっそく人間の女性を連れてきます
先進国の国王秘書だそうです

連れてこられた彼女はさっそく魔王様に忠誠を誓います
「世界から人間を根絶やしにしましょう」とまで宣言


さすがに魔王様も「物分かり良すぎじゃない!?」と突っ込まざるを得ませんでした

 

・作戦立案

 

魔王様の秘書はさっそく作戦を立案します

・ハイレベルモンスターはラストダンジョンである魔王城を守る
・勇者の故郷の村には低レベルモンスターが・・・冒険が進むにつれ、徐々に魔物のレベルもアップ
・世界のあちこちに宝箱やアイテム、薬草が隠してある

・・・などという、RPGではもはやセオリーと言っても過言ではないシステムを許す彼女ではありませんでした

・高レベルの魔物は勇者の故郷へ直行し勇者を抹殺(蘇生されると困るので僧侶や神官も殺せ)
・勇者の故郷と同盟を組んでいる周辺国からの援軍の軍隊は混乱や毒が得意な魔物たちで足止め
・低レベルの魔物は各地からアイテムを回収

秘書の計算では、約3日で世界征服が完了するそうです


プレイヤーがコントローラーを投げかねないこの作戦
魔物たちもドン引きでした・・・

・第二案

魔王様から「現実味に欠ける」と指摘された秘書さん、
低リスクの作戦も考えていました
それは・・・農業地帯に遅行性の疫病を仕込んで、食物の流通経路で世界中に疫病を蔓延させる
というものでした
土壌の良い土地には毒を撒き、病毒の研究者たちは集まったところを一網打尽、
死にゆく世界と人々を見た勇者はメンタルに大打撃を受けるだろう・・・と

結果、魔王様&魔物たちはドン引きして人間にかなり同情的に・・・・・・

まぁ、人間はこれと似たような事とかさらに酷い作戦を
人間に対して立案実行していますけどね
どこの作品の誰とかどの時代のどの国の誰とは言いませんが

・労働改革

秘書が魔王軍に来たことで色々な事が変わりました
その一つが労働改革です
蘇生回数が限られている魔物たちの労働環境を変えました
分かりやすく言うと、「死ににくく」しました
どういう事かと言うと、スライムなどの低レベルモンスターは強モンスターと組んで行動する、などで・・・

結果、この改革後に新しく剣を買った冒険者のおじさんがいましたが、
森でスライムを狩ろうとしたら
スライムと一緒に行動していたドラゴン系モンスターに襲われ、教会の蘇生部屋行きになりました
言うまでもない事ですが
新しい剣が通用するような甘いモンスターではありません、ドラゴンですから

こんなバランス崩壊RPG発売したら、プレイヤーがコントローラー投げるでしょう
「クソゲー」の烙印も免れませんね

・国王

一方、秘書がさらわれた国はと言うと・・・
口うるさい秘書がいなくなり(秘書さんが攫われたことがわからないように辞表を書置きしたため捜索もされず)、
国王様は羽を伸ばしまくりです


少しでも秘書に似ている人間をクビにしたり、税金で贅沢三昧
当然、国民の不満は高まりますが、王は魔物退治でそれを逸らそうとします
が・・・
魔王軍の秘書さんが改革や作戦を頑張ったおかげで魔物の新たな作戦により魔物討伐隊は全滅
国民の不満は不甲斐ない王へと向くのでした

なんというか・・・魔王様が何かする前に自然に革命起きて国が滅びそうですね

・終わりに


ネット上の広告を目にして購入した作品ですが
面白かったので購入継続確定です
特に、魔王様すらドン引きする&魔物すら凌駕する秘書さんの容赦のなさが
気に入りました

ではまた

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