忍びの国  和田竜 【小説・ノベル感想】【レビュー】【ネタバレ注意】【書籍感想】


忍びの国  和田竜 【小説・ノベル感想】【レビュー】【ネタバレ注意】【書籍感想】

 

 

 

エビシャコ大好きな伊賀忍者の里のお話
本になっていました
以前紹介した「村上海賊の娘」と同じ、和田竜先生の著作です
この作品、なんと映画になっています

 

忍びの国  あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビュー参ります

今回はあまりネタバレしない程度にしますね

・最強(北畠具教)を狩る! 忍びの国冒頭

まず冒頭、北畠具教の暗殺から入ります
メンバーは織田家の次男坊で北畠具教の娘を嫁に貰っている信雄
元北畠配下の日置大膳、長野左京亮、そして忍びの柘植三郎左衛門
方法は正面から堂々と乗り込んで
斬りかかる・・・です

北畠具教の武勇伝や彼が足利義輝将軍と同じく、
あの剣豪「塚原卜伝」の弟子と知るエビシャコはこう思うのです

あなたたち、バカですか!?  

せっかく忍者が味方にいるのだから、有効活用しない手はないでしょう
毒を食事に盛るなり、雪隠(トイレ)で急襲するなり、入浴中を狙うなり

もっとも、日置大膳、長野左京亮の両名は忍者(特に伊賀忍者)を嫌ってるようなので
彼の助力はまっぴらごめんのようですが・・・
そして読み進めたところ、エビシャコが上記に挙げた方法も嫌いそうです

ですがエビシャコは、こう言いたいです
意識を改めなさい、死にますよ!! 

ぶっちゃけるとですね・・・息子に当主の座を譲って
自ら戦場に出張って敵を斬りまくるような戦闘民族の相手など
エビシャコは戦闘形態時以外は御免被ります

まぁ、確実そうなのは館に火をつけて
出てきたところを鉄砲などの飛び道具で仕留めるという所でしょうか
接近戦を挑ませるのは歩兵たちに酷
・・・というか、「死んで来い」というのも同じなので

まぁ・・・史実なので成功するんですけどね、暗殺
長い刀を振り回しにくい室内で戦闘したことと
日置大膳が意外と強い剣客だったこと
忍者を連れてきていたことが幸運でした

まぁ、室内で戦闘したまでは良かったんですけどね
さすが北畠具教と言いますか・・・
塚原卜伝の弟子で「一の太刀」継承者と言いますか・・・

何が起きたかというとですね、戦闘中に鴨居に北畠具教の刀がかかりそうになったんです
普通は鴨居に刀が食い込んで抜けなくなる絶好の機会だと思うでしょう?
実際、長野左京亮はそう思いました
ですが
北畠具教は鴨居をぶった切って長野左京亮に肉薄(この時、左京亮の刀も叩き落されます)


刺突姿勢だった長野左京亮は逆に隙を見せて追い詰められる羽目に・・・

・伊賀忍者でも頭が上がらない 忍びの国

凄腕の忍びが登場します
その名は「無門」
その腕は、百地三太夫(百地三太夫=百地 丹波、説明不要の伊賀忍者軍団首領)すら
その場で銭を支払って(しかもオークションのように相手が首を縦に振るまで釣り上げていく方式)まで
助力を請うほど

ですが・・・・・そんな彼も「お国」という女性には頭が上がりません
元々は無門が安芸国から攫ってきた女性なのですが・・・・・・・・・・・
攫ってきた時に「毎年銭40貫文」という高収入があるという大法螺を吹いたため
未だに夫婦の契りは許されず・・・・・・・
その上、住処だった小屋も占拠され追い出される始末
あと会話は何気に敬語です

伊賀者同士の小競り合いの時の彼と
彼女の所へ向かう時の彼、比較するとかなり楽しいです
彼女のいる小屋
そこへの距離が近づくたびに
どんどん目に見えて消沈していく様子はたまりません(ドS)

・伊賀者の待遇改善要求 忍びの国

伊賀者(下人・・・まぁ下忍でしょう)が主の百地三太夫に
先の小競り合いで無門に銭を支払った件で
「自分にも銭をくれ」と要求します
百地三太夫はその場ではOKしますが
わりとすぐに手下の別の下人にその下人を殺させました

(背後から腹まで刀で一突き)

ガウは空中で爆発(ブリッジ大破時にガルマ大佐戦死)

ホワイトベースに突っ込むことなく墜落し、大爆発

はっ、

すいません、つい・・・・・・

え~とですね、ネタでも何でもなく、リアルでエビシャコの脳内にコレ流れたので、お伝えしようかと・・・

なんとなく連想しただけです、はい

それにしても下忍の使い捨て率半端じゃないですね、まさに消耗品

 

・そして・・・伊賀攻めへ 忍びの国

織田信雄は伊賀攻めへと動きます

本当に、どうするのかというのがエビシャコ本音です・・・忍者を舐めすぎです
これ以上はネタバレになるので言えませんが・・・

物語のキーとなるのは、名茶器「小茄子」
とだけ言いましょう

それと・・・伊賀忍者好きとして言わせていただきます


この書物、本当に買ってよかったです
伊賀者の心得や作法、決闘のマナーに至るまで
伊賀忍者のありとあらゆることが詰め込まれています
和田竜先生は、この本を書き上げるのにすさまじい勉強をなされたと思われます
インプットしなければアウトプットできませんから
本当に、先生には頭が下がるばかりです

この本は、忍者
特に伊賀忍者が好きというなら、絶対に入手しておくべきと言えるでしょう

ではまた

(追記)

ジオン公国デギン・ソド・ザビ公王の末子、ガルマ・ザビの死は
すぐさまジオン公国本国の公王に伝えられました

末子ガルマ大佐の戦死を報せた使者の前で、デギン公王は

声もなく、「手にした杖を落とした」、そうです・・・

なお、生粋の伊賀者で幹部の下山甲斐次男を無門に捨て駒同然に向かわせて戦死させた上
長男の平兵衛にそれを指摘されても意に介さず・・・
平兵衛が織田家に走り伊賀攻めを進言するきっかけを作りました
なお、これすらも甲斐の術中であり、
甲斐は最初から織田を撃退するためにわざと術を仕掛けたのです
全ては「銭をもっと得る」ため・・・

平兵衛「この者どもは、人間ではない」

そこがまた、魅力的なのですけどね
伊賀忍者がもっと好きになりました

ただし以前取り上げた「地獄変」のゲスどもはゲスにしか感じないので胸糞悪すぎでしたが

どこで差がついたのでしょうね?

ではまた

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