ヴァニシング・スターライト 2 Sound Horizon Revo【まんが・コミック感想】【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

ヴァニシング・スターライト 2  Sound Horizon  Revo【まんが・コミック感想】【レビュー】【ネタバレ注意】

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コミック  ヴァニシングスターライト 2

 

前巻で「Sound Horizon(サウンドホライズン)」のRevo様と出会ったノエル
仲間に裏切られ失意に沈んでいた彼は、みるみるその歌の才能を開花させ
Revo様のプロデュースで音楽と歌の世界を羽ばたいていきます!

彼の成長と物語の行方を、どうぞご覧ください!

 

 

 

 

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あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビュー参ります

 

 

・「よだか」をプロデュース VANISHING STARLIGHT

 

「よだかは、俺だ」

よだか、は、他の動物や鳥たちを「同族」とは思いません

すべては、!!

嘘ですごめんなさい、それは別の種類のよだか(ガマグチヨタカ)です、はい・・・

前巻レビューを見ていただければお分かりいただけると思いますが
彼の言う「よだか」とは、イーハトーヴで有名な宮沢賢治先生の著作
「よだかのほし」に出る「よだか」です
エビシャコは可愛い鳥だと思うのに、他の小鳥は醜いと言っています

エビシャコ的には小鳥たちの方が醜悪に感じますけどね・・・
小さいから私の胃袋の足しになるかどうか、せいぜいおやつ・・・おっと失礼しました

まぁ、正面切って「ヨタカの”タカ”を返上しろ」と迫ったタカまだマシな部類ですね
わざわざ「市蔵」という代わりの名を考えて来てくれたあたりに彼なりの心遣いを感じます
(一晩寝ないで考えた名前とかだったら、ツンデレ属性付与必至です)

そんな「よだか」に、幼いころから仲間外れにされて孤独な道を歩んできたノエルは
自分を重ねます

バンドの仲間にまで裏切られた彼は、誰も信じられない状態でしたが・・・
Revo様と出会い、人々と出会い、新曲を作ったりするうちに立ち直り・・・
Revo様のプロデュースで彼は立ち直り、もう一度音楽活動を始めました

 

・電話の相手 VANISHING STARLIGHT

 

ノエルが居酒屋「市蔵」で皆と和気あいあいしてる頃
Revo様は誰かを相手に電話中
「あるバンドをプロデュースする」と告げた後、通話を切ります
なお、相手の方は突然の事に困惑している様子
たぶん、Revo様は何も告げずに勝手に動き回っていらっしゃるのでしょう
そして恐らくこれは「いつものこと」

電話の相手が「調査兵団の誰か」とか、そういう切羽詰まった状況下の人物ではないとは思いますが・・・
と言うか思いたいですが・・・
違いますよね?

 

・バンド結成 VANISHING STARLIGHT

 

前述で「あるバンドをプロデュースする」と告げたRevo様
その後、ノエルはRevo様に頼みます
「バンドで歌いたい」と
対してRevo様は「いいよ」
さらりとOKしました

そしてこの後、自分でバンドメンバーを探すというノエルに
「今回は自分にまかせてくれないか」と、自らが
ノエルに必要な人材を探すことを提案します

そして、Revo様の技能を信頼するようになったノエルは承諾するのでした

後日、本当に短期間でバンドメンバーを集めたRevo様

普通は長期間募集広告を出してからの面接、技能試験etcと
とにかく時間がかかるものであって・・・
短期間でメンバーを、しかもノエルに合った者たちを集めるなど
まず、魔法でも使わなければ不可能です

これはエビシャコの推測ですけど・・・
恐らく、Revo様は全て読んでいたのではないかと
ノエルの望みも、これから彼がやりたいことも、やれば成功することまで

そして、集められるバンドのメンバー
たぶん、事前に声をかけて集められたメンバーでしょう
恐らく、ノエルをプロデュースすると本格的に決めた時にすでに

でなければ、ノエルのお願い直後の短期間で集めるなど無理ですからね・・・

 

 

 

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・イヴェール(イヴェール・ローラン(Hiver Laurant))

 

ノエルたちは異なる世界(我々の住むこの世界)へやってきてライブを行います

どうして「ローラン」でも「世界を渡る能力者」でもない彼らにこんな事が可能かと言われますと・・・

Revo様がご一緒してたから、としか言えませんね・・・我々にとっても謎の御方です

そしてライブを成功させたノエルの耳に、彼を呼ぶ声が
「イヴェール」・・・と

「其処にRomanはあるのだろうか?」

アルバム「Roman」の登場人物、「Roman」には3人の「イヴェール」が出ます
「天秤イヴェール」「穴掘り」「盗賊」

が、ノエルは恐らく・・・「天秤イヴェール」でしょう
オッドアイと両頬の紋章が特徴の、「冬の天秤」「冬の子」「冬の人」といった「冬」の名を冠する
異名の多い男で、生まれることなく命を終えた男
双子の人形の「青の姫君(紫陽花姫)オルタンス」と「紫の姫君(菫姫)ヴィオレット」を従えており
彼女たちに世界中を回らせ、彼女たちを通して世界を見ています

「なるほど」と、エビシャコは思いました
たしかに、ノエルと彼は似ているところがあります
生まれることなく命を終えてしまった彼なら、その魂、あるいは一部を「転生」させることは可能でしょう

ただ・・・まだ結論は早いです
「ノエル」もまた、Sound Horizonの作品にある名前だからです

幻想連作戯曲『檻の中の花』の著者ノエル・マールブランシェ (Noël Malebranche)
(殺戮の舞台女優Michèle Malebrancheとの関連は現在不明)
そして「呪われし宝石」のノエル (人形師の娘で「穴掘り」イヴェールの妹 )

さて・・・ノエルを「イヴェール」と呼んだのは
果たして「双子の人形姫」か、それとも・・・・・・

議論は今も続いています

ではまた

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