【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(1) 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(1) 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

 

超有名な少年探偵もの作品「金田一少年の事件簿」
犯人主役の番外編です
あのトリックの裏にはこんな苦労が隠されていました・・・

 

【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(1) 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・殺す側も命懸け

 

殺人と言えばまず真っ先に浮かぶのが「ゲゲル」ですけど(オマエラダケダロ
グロンギ一族の「ゲゲル」は、トリックも何もなく
しいて言うなら必要なのはプレイヤーの体力と特殊能力etc、あと「運(かなり重要)」です
クウガに見つからないで済ますのが一番ですけど、彼がリントの警察と結託してる上に
「ゲゲル」が「ゲーム」である以上、「法則性の付与」という絶対条件は外せないため
警察に読まれた上でクウガに先回り配置されて決着付けられる事態が多数・・・

人外の能力者である怪人枠ですらこんな大変なのですから
当然、何の能力も持たない、アンノウンことロード怪人からもスルー対象にされるような
一般人ものすごい苦労をします

 

・オペラ座の怪人の裏側

 

最初は記念すべき第一作「オペラ座の怪人」モチーフの孤島の惨劇
「オペラ座館殺人事件」

犯人の有森裕二さんがまず最初に直面した壁
それは・・・
「コートにハットに手袋にトランクで包帯で顔をぐるぐる巻き」という
怪し過ぎる格好な上に「歌月」と言う名前で惨劇の舞台となる
「オペラ座館」にチェックインできるかどうか、でした

まぁ・・・普通に考えればそうですよね

これ読んだ当時、エビシャコは、まだ子供だったので特に気にしませんでしたけど
「オペラ座館」オーナーは顔に傷あって怖そうな顔ですけど常識人なのです
が・・・親切かつ善人なので「顔に包帯」という意味を深読みして
あっさりチェックインを許可してくれました

よかったですね

で、そんなオーナーの好意を部屋に落書き(「地獄の業火に焼かれよ」)で台無し
その上、最初に書いた文字がシンプル過ぎて怖くないので
書き直して(恐らく納得するまで何度も)、さらに部屋をズタズタに

鬼ですか、有森裕二お兄様?

部屋をずたずたにした後は、こっそり脱出しなければいけません
そこで活躍したのがエンジン付きゴムボート(10万円ほど)
有森裕二お兄様は思わず一言「トリックって、金がかかる」

分かります

 

・学園七不思議殺人事件

 

白骨JKお姉様こと、青山ちひろ姉様が可愛い事件でした(オイ


原作ではチラ見したり、犯人追い詰められてる最中に「ヤダー///」したり
地震で壁崩壊して全身が壁から飛び出すという大惨事にも関わらず
怯える犯人=的場勇一郎へ一言 「失礼ね!」

お姉さま
もうあなたレギュラー化しちゃえばいいんじゃないですかね?

 

話はさておき、このお話もまた犯人=的場勇一郎先生の苦労話になります

白骨JKお姉様を隠すべく真壁さんのポスターを貼るのですけど・・・
真壁さんの嫌われ具合を計算に入れるのを忘れたばかりに
みんなポスターを剥がしにかかり
その都度、予定外の事件を起こし・・・

ひょっとしたら、最初の事件以外は別のポスターを
例えば無難にカレンダーあたりでも貼っておけば
起こらなかったのではないかと・・・
今更ながら思います

 

・犯人が先に死ぬ?

 

次は蝋人形城殺人事件

Mr.レッドラム=多岐川かほるさん
この人・・・もう本当に苦労人です

まず、トリックに使う蝋人形ですが・・・
これ、
全部自作
という・・・

プラモデル作ってるエビシャコだから分かります
一体作るのに、どれほどの手間がかかるか

彼女も例に漏れず
作ってる最中に愛着湧いたり、完成したら歓喜したり

全部作り終えた時に思わず全員分のワイングラス用意して祝ったりとか
気持ちはものすごく分かりますよ

彼女の苦労はこれに留まりません

特筆すべきはアイアンメイデンです
バイオハザードのロス・イルミナドス施設にいたアレ・・・ではなく
「拷問卿の三姉妹」の末っ子メイデンさんの方です

ご存知の通り犯行にコレを使った結果・・・
あまりにエグい死体ができたため
当の犯人本人が「これはもうやめよう」と後悔するという
前代未聞の事態に

で・・・ご存知の通り
後にマリア・フリードリヒ様に罪を着せようと思った際に
一緒に巻き込んだ真木目仁が
なんとアイアンメイデンを使用
この時すごく内心ドン引き&トラウマ発症してたそうです・・・

「アイアンメイデンする」
・・・いつの間にか、彼女の中ではアイアンメイデンは
「名詞」でなく「動詞」になってました

まぁ、これ(アイアンメイデン)は元々は「拷問具」ですからね
「拷問」は「処刑」ではありません
相手に苦痛を与えこそすれど、決して「殺してはいけない」のです
なので本物は、針の位置も急所を外し苦痛だけを与えるように配置されています

つまり、これを殺人の凶器に使うこと自体が大間違いと言うわけです

極めつけは、蝋人形に成りすまして明智警視らをやり過ごすトリックです
二回ほどやりましたけど二回とも・・・
見事に死にかけます

まず最初、被害者リチャードの死体が発見される前に
リチャード人形の面をかぶって成りすますのですが・・・
この時、完全に息を止めていました
多分とっさの思い付きだと思いますけどナイス判断です
と言うのは・・・
この時ここにいたのは金田一少年&明智警視という
目ざといトリックブレイカー(しかも二人同時に襲来)
息しようものなら呼吸音とか胸の上下とかで即バレます
恐らく身じろぎしてもわずかな動きで違和感感じられて即バレでしょう

この時、リチャードの死体が発見されてそっちへ二人とも行ったため
事なきを得ましたが・・・
彼女は窒息寸前だったそうです


次に、一行を蝋人形の一体に化けてやりすごして後からさりげなく合流するトリック
この時、作中でも言われていましたが・・・
汗が出まくって椅子に塩の結晶ができるほど
室内が熱せられます
サウナ状態です
この、ただでさえ熱い状況下で彼女は
蝋人形のマスクをかぶって蝋人形の衣装を着て風通しの悪い蝋人形の列に並び
じっと椅子に座り続けるという
修験者の苦行荒行のような辛苦をする羽目に・・・

「汗が出まくって椅子に塩の結晶ができるほど」
この結果だけでもどれだけの暑さだったかは想像に難くないです
というか、脱水症状とミネラル不足でその場で倒れてもおかしくないでしょう
トリックどころじゃありません
探偵が真相にたどり着く前に犯人が死ぬという
トンデモ事故になりかねません

死ぬことは免れましたが、結果「汗が出まくって椅子に塩の結晶ができるほど」
当然、汗だくです
彼女は合流する前に気づいて服を絞ったり冷えピタで体を冷やしたりと
短時間でとにかく汗を止めて体を冷やす方法を実行
後、合流したのですが
新陳代謝が上がり過ぎて汗が止まらないというアクシデントに・・・
恐らく、脱水症状とミネラル不足も併発してると思われます

エビシャコは、目的のために努力も苦労も惜しまず邁進する人は
嫌いではありません
挫折にめげず進み続けるその姿には感動すら覚えます
(つT)

 

・終わりに

 

この本を読んでエビシャコは納得しました
「探偵にトリックを見破られた上に真相を突きつけられた犯人が自殺すること」

だって・・・
劇場型とか、舞台とか、美辞麗句は数浮かぶものの
犯人視点だと「公開処刑」に他なりませんから

そりゃ生き恥晒すより死を選んでも仕方ないかな、と・・・

これだけ手間暇かけて死にかけてまで実行した上に
暴かれた上で登場人物全員の前でネタバラシとか・・・

地獄の傀儡子さんくらいでしょうね、大掛かりな手品じみたトリック試行錯誤して
なおかつ出費とか手間とか惜しまずに嬉々として実行するのって

「敗北=勝利と言うメインディッシュの前の苦いオードブル」と割り切る
メンタルも必要・・・と

ではまた

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