【小説・ノベル感想】エイリアン―地球殲滅 (角川ホラー文庫) スティーブ ペリー 布施由紀子・訳【書籍感想】【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【小説・ノベル感想】エイリアン―地球殲滅 (角川ホラー文庫) スティーブ ペリー 布施由紀子・訳【書籍感想】【レビュー】【ネタバレ注意】

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エイリアン―地球殲滅 (角川ホラー文庫)

 

ゼノモーフ大活躍!  エビシャコのホラー好き人生を決定した
有名すぎる映画のスピンオフ!!

エイリアン大勝利!!
クイーン万歳!!

 

 

エイリアン―地球殲滅 (角川ホラー文庫)
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

ここ数日個人的事情でバタバタしたため
レビュー記事を書けませんでした
大変申し訳ありません

では、数日ぶりの
レビューまいります

 

・もう一つの未来、可能性の一つ

 

毎回毎回、「これが人類のいるところに来たら」とか
「これが地球やコロニーに行ったら」とか危惧されるゼノモーフ(エイリアン)たち

じゃあ本当にそれ実現したらどうなるか、というのが
この物語です

なので・・・
主人公チームが宇宙に行ってエイリアンに占拠された惑星でドンパチしてる間に
エイリアン本編でリプリーさんらがえらい目に遭ってる間に
地球で何が起きたか、を主に述べます

 

・エイリアン捕獲成功

 

「ユタニ」、通称「会社」
毎度毎度エイリアンを兵器利用しようと捕獲を試みては
リプリーたちに妨害されて失敗したりしてますが・・・
今回、企業の一つがエイリアンを秘密裏に地球に輸送し
兵器利用の研究を始めます

リプリーたちが絶対に阻止しようとした「悪夢」
その、始まりになるとも知らずに

 

 

・悪夢の始まり

 

南米の研究施設でエイリアンの繁殖は行われました
が・・・その施設にエイリアンを「救世主」と崇める集団テロを実行

・・・・・・・・崇めます?

大変失礼しました

 

結果、施設は大破しエイリアンは壊滅・・・したかに見えました

侵入し生還逃走した狂信者の何人かがフェイスハガーに憑りつかれ
体内に「幼体」を宿した状態で逃げ出したことが分かるまでは

これを知った政府のオロナが企業の代表の幹部たちと面会します
当初はエイリアンの研究と飼育を非難されると思っていた彼らはしかし・・・
オロナが全く別の事を

逃げ出したエイリアンが全員女王個体になると仮定して
どれだけの期間で地球全土に蔓延る事になるかを

述べ出したことで

やっと事の重大さを理解するのでした

まず、地球上に「エイリアン」の天敵はいません
次に、「エイリアン」は「1」~「4」劇中で確認されている限りですが
犬以上の大きさの生物さえいれば繁殖可能です
「1」の設定である「生命体のエッグ化」を為されれば、可能性はもっと広がるでしょう

そして・・・彼らはどの環境でも適応して生存が可能です
「1」と「3」では女王個体を守る強力な兵士を出し
「2」「AVP」「4」では連携し戦闘を行う兵士を
「4」では水中に適応した個体までも出現しました

そして「AVP」でスカープレデターが提案したように
彼等は彼らの血液「強酸」で侵されることはありません
溶岩の中などでもない限り、強酸の温泉地帯ですら人類には安全ではないのです

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・地球殲滅

 

彼等の危惧は、リプリーたちが実現阻止をしようとした「悪夢」
現実となって人々を・・・地球の人類を襲います
「AVP2」みたいなことが地球規模で起きた、と考えていただくと
分かりやすいかもしれません

最初は家畜や下っ端農夫の行方不明
場所が南米だったこともあり、被害が報告された時は

すでに手遅れでした

そしてエイリアンは人類が考えている以上に知能が高く、狡猾でした
大規模な単体型の巣を破壊されると、今度は小規模の巣を複数作成する方向にシフト
海は艀を使って渡るなど、あらゆる脅威に対応しつつ生息域を拡大していきます

やがて人類は壁の中に引きこもらねばならなくなりました
ですが、それでも安全ではありません
「感情」を「色」として視覚化する能力を持つ相手に
感情の坩堝と言える「心」を持つ人間の居場所を察知するなど造作もない事で・・・
その上、壁の中でも「感染者」が見つかるのに時間はかかりませんでした

やがて次々と壁に囲まれた安全地帯は陥落していき・・・人類は、地球を捨てて宇宙へ逃げざるを得なくなります

宇宙へ行きエイリアンに占拠されたコロニー惑星を特殊核で焼いて生還した主人公たちは
エイリアンに占拠されたかつての母星
もはや人類をはじめとした生物にとって魔の星と化した地球を目の当たりにすることに
なるのでした・・・

この物語が正史としてカウントされるかは定かではないですが
(そもそも地球壊滅してますし)
エイリアン・ゼノモーフが好きと言うのなら
確実に手にするべきです!

ではまた

(追記)あの象さんたちもチラリと出ます

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