【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(3) 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(3) 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

 

犯人たちのトリックを思いつく経緯や
劇中の心情が露になるコミック3巻
今回は「金田一少年の殺人」「仏蘭西銀貨殺人事件」の二本立てです

 

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(3) 天樹征丸 さとうふみや
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・※彼は一児の父です

 

まずは「金田一少年の殺人」の犯人・都築哲雄
自分の腎臓を提供して行った娘の腎臓手術が病院のミスで失敗し
やむなく医師の「前田」に乗せられ臓器密輸・臓器売買に手を貸したところ・・・
それを橘五柳というノンフィクションライターに嗅ぎつけられ
臓器密輸のノンフィクション書籍を出版すると言われ・・・
説得中に暴言を吐かれたので撲殺
(なおドラマだと「娘がどうなろうと知った事か」という
同情の余地なし&殺されても文句言えない暴言吐いて殺されてます)

ご存知の通り、犯行は「ついカッとなって」という短絡的かつ計画性皆無
金田一少年が犯人に仕立て上げられたのも「たまたま来たから」でしたが・・・

彼、職業が「テレビディレクター」でして
というわけで・・・
見てるこっちがドン引きするほどの
エンターテイナー魂を発揮します!

起きることすべてが彼にとっては「ドラマの演出」
ハプニングすらも彼のエンターテイナー魂の前では
「ドラマを盛り上げるための要素」でしかありません!

・・・見てた当時は生まじめな人と思ってたんですが・・・
娘さんがお父さん子というのも分かる気がします
あと、しっかり者に育ってる理由も納得しました

※しつこいようですが、彼は一児の父です

 

・のっけからつまづく

 

続いては「仏蘭西銀貨殺人事件」の犯人、
「葬送銀貨」こと鳥丸奈緒子さん
犯行を行いますが・・・このお話は「金田一少年の事件簿」
つまり、「トリック」はもはや必須!


ですが・・・
彼女は全く思いつきませんでした!

仕方なく布団に入ったところで
新人の高森ますみ の境遇が自分に似ていることに気が付きます
そこで・・・
「生い立ちが同じなら行動も同じだろう」という理屈から
彼女を脅して殺人の片棒を担がせ
犯人にしか手上げる作戦を思いつきます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな理屈がどこから生えた?
という突っ込みは不可避でしょう

そもそもこれ
高森ますみが全く想定外の行動をしたら
即破綻です

 

・PCは怖くない

 

運よく高森ますみが都合通りの行動をしてくれたので
次に彼女はトリックに使うドレスやタキシードを用意すべく
目的のメンバーの身体情報を会社のコンピュータから盗もうとします
が・・・・・
彼女は機械音痴でした!
他人の情報はおろか自分の情報を取り出すだけでも一苦労

この話が連載されていた当時はまだPCはそれほど普及しておらず
大きな箱のようなディスプレイに「フロッピー」も使われている時代
彼女のような人は珍しくなかったことを敢えて述べます
が、それをさし引いても
機械音痴なのになんでこんなトリックを採用したのか
はなはだ疑問です

ちなみに、彼女はどうにか情報を得ることに成功
衣類を作成します
劇中では「さえないデザイン」と酷評していましたが
心の中では
「超良いデザイン」と絶賛称賛

「自画自賛」という言葉をご存知でしょうか?

このようにただでさえ「運任せ」なトリックを使う彼女に
あらゆる推理作品で犯人・探偵・被害者の区別なく襲い掛かり
時に犯人のトリックすら破綻させてしまう恐ろしい事象
「ハプニング」「アクシデント」
容赦なく襲い掛かります

ライバル企業「六条」の妨害でショーに出す衣装を破壊されます

「まだますみが 人殺してる途中でしょうが!!」

トリックでいっぱいいっぱいの彼女でしたが
さすがはベテランデザイナー
テーブルクロスを咄嗟に衣装に仕立てます
が・・・
今度はキラキラしたビーズやスパンコールがないという
「ハプニング」「アクシデント」!!

しかしそれは金田一少年の機転で乗り越えます

この時ばかりは犯人の彼女も共闘

 

・最後まで「薄氷」

 

さて、この事件の仕上げは
「メインターゲットの君沢ユリエをますみが射殺する」
ですが・・・・・・

彼女がしたことは
桐山小夜子を殺して死体のある部屋にますみを入れて眠らせて銃を握らせ
室内にユリエの香水をばら撒く

これだけです
あとは「君沢ユリエをますみが射殺する」だけ
保証は「ますみと奈緒子が精神的双子」「似た生い立ち」

つまり、ぶっちゃけると
成功する保証などまったくありません

ますみが銃を捨ててユリエたちに「私は犯人じゃない!」と叫ぶ行動を選択したら
その時点でトリックは破綻します

犯人である彼女も不安でいっぱい

正直ですね・・・

ここまで運ゲーするなら他人を使わずに
自分でやった方が確実かつ安全ではないかと
思わざるを得ません

「地獄の傀儡師」「犯罪芸術家」高遠遙一さんに知れたら
酷評間違いなしでしょう

ではまた

 

(追記)
次回のゲストは
いよいよ「あの人」の登場だそうです

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