【加筆修正】【小説・ノベル感想】ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)(下) マイクル ・クライトン (著) 酒井 昭伸 (翻訳) 【レビュー】【ネタバレ注意】【書籍感想】 | 回廊蝦蛄日和

【加筆修正】【小説・ノベル感想】ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)(下) マイクル ・クライトン (著) 酒井 昭伸 (翻訳) 【レビュー】【ネタバレ注意】【書籍感想】

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【加筆修正】ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)(下)

原作小説ですが
映画とだいぶ違います

 

ロスト・ワールド ジュラシック・パーク2(上)(下)
あらすじと感想

【※この記事は加筆修正記事です】

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

前回に引き続き
恐竜パニックいっきま~~~す♪

レビューまいります

【※この記事は加筆修正記事です】

・恐竜の島へ再び

前作の舞台(イスラ・ヌブラル)とは別の島、イスラ・ソルナが舞台です
そこへ恐竜の調査に行って行方不明になった
古生物学者リチャード・レヴィンの捜索にイアン・マルコムらが向かいます
ですが、時を同じくして「恐竜の卵」を狙う者たちも
動き出していました

 

・密航者の誤算

どうしても恐竜の島に行きたい子供たち(ケリー・カーティスとアーヴィー・ベントン)
ソルナ島行の便へこっそり忍び込みますが・・・
忍び込んだ場所は完全に密閉されました
当然、そこにトイレなどなく・・・
子供たちは島について大人たちがどこかへ行くまでの間
じっと我慢をする羽目に・・・

jojo

漏らさなくてよかったですね♪

 

・人工的に作った結果

例に漏れず、このイスラ・ソルナもパークと同じ運命をたどった模様
ただし、ヴェロキラプトルに
「平気で共食いをする」「子育てをしない(というか、子供を食ってるっぽい)」などの
異様な習性が見られることから、
「失敗作ができた」か「性格調整しようとして失敗した」か・・・
一つ言えることは
パークよりもさらに悲惨な惨事に見舞われたであろうということですね

 

ちなみに、ヴェロキラプトルは当然のことながら肉食ですが
イアン・マルコム一行が持ち込んだ食料「パワーバー」を盗み出し
包みを開けて食べるという知能の高さを見せた上に
その味が気に入った模様

「パワーバー」欲しさにアメリカ本土に侵略とか
あり得ないとも言い切れないですかね?

・今回のベストオブおバカさん

ルイス・ドジスン一行は恐竜の卵を狙ってやってきました
邪魔なサラ・ハーディングを船から海に落とすなど
(結局それでサラ・ハーディングが
ソルナ島へ到着というマヌケな展開に)
かなりの凶悪さを発揮しますが・・・

馬鹿です

なんでかと言うと・・・
普通にいない隙に安全そうな卵狙っていけばいいのに、
よりによって
子育てしていティラノサウルス夫婦の卵を狙い
しかも夫婦の目の前で奪おうとします

もう一回言います

子育てしてるティラノサウルス夫婦の卵を狙い
しかも夫婦の目の前で奪おうとします

男塾

ティラノサウルスを舐めるにも程があるってものです

切り札として、
「ものすごい騒音で相手をひるませる装置」
を持っていきますが・・・

夫婦が「ただ音を出すだけ」と気づいたらその時点で
アウトでしょう

そうでなくても、まさか島を出るまで四六時中鳴らしっぱなしにでも
するつもりだったのでしょうか?
ティラノサウルスが諦めてくれるとでも?

たぶんドジスンらはそう思っていたのでしょうけど
実際はこの後で
サラたちが保護した子供を探しに巣から離れて
夫婦そろってやってきた場面がありまして・・・

つまり、卵なり子供なり持っていったら
延々追い回される羽目になっていたということです
匂い覚えられているので逃げ切ることもできません

ちなみに結局、彼らの試みは失敗しました
卵を取ってる途中で不注意でプラグが外れて音がやんじゃったので


当然、形勢逆転!!
ここから先はティラノサウルスのターンです!

 

まず、ジョージ・ベイゼルトンが犠牲に
彼の場合、かつてのパークのティラノサウルスの特徴
「動くものしか認識しない」
この島のティラノサウルスにも当てはめて判断したため・・・
小突かれて倒される→足で踏まれる
→子供に手出したお返しとばかりに少しづつ噛みちぎって食われる
という地獄コンボをかまされることに

jojo

親御さん的にはこんな心境でしょうね

命からがら逃げだしたドジスンはハワード・キングとはぐれ
(この間にハワード・キングは、草原でたまたま狩りをしていた
飢えたヴェロキラプトルの群れに遭遇して狩られます

最終的に、恐竜から逃げるために車の下に逃げたところで
同じ場所に居合わせたサラに車の下から押し出されます
しかもその時、来ていたのは子供たちのご飯&狩りを教えるための
生餌を探しに来ていたあの親ティラノサウルスで・・・
結局、ドジスンは親ティラノサウルスに「生きたまま」運ばれて行きました
(もちろん、子供たちにあんなことした人間を夫婦が忘れるはずもなく)

巣では子供たちが孵っており、親はそこに彼を放り込んで
「召し上がれ」

 

こうして「生きた餌」を敢えて与えることにより
幼少時からティラノサウルスは「狩り」を学び
やがて立派な「地上の覇者」に成長するのです

この夫婦の連携とか子供を助けに行くところとか
狩りを教える子煩悩っぷりは
一応群れで行動するものの、子供を含む他個体を
「餌」と認識しているっぽい
ヴェロキラプトルと対照的です

それと
一つ言えることは・・・
卵奪って逃げたとしても島から逃げる前に追いつかれて
ドジスン一行は壊滅していたでしょう

すべては「怒らせてはいけない人(恐竜?)を怒らせた結果」です

 

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・カメレオン?

今回、オリジナル色の強い恐竜が出ます
カルノタウルス
肉食恐竜で頭の目の上にある角状の突起が特徴ですが・・・
なんと、体の色を変化させて周囲に溶け込ませる
「光学迷彩」の能力持ちです
ヴェロキラプトルも彼らを恐れてか、
彼らの活動する夜は彼らのナワバリには来ませんでした

エビシャコが思うにですね・・・
こういう余計な能力を付け加えたりしたから
恐竜たちが逃げ出した時に
余計に甚大な被害が出る羽目になったのではないかと

ではまた

 

(追記)

前作のロケットランチャーに続き、今回は「猛毒弾」が登場
アンボイナ貝から抽出した強力な毒で恐竜を即死させるモノです
どうしてこんなものが必要かと言うと、前回と同じく
中枢神経が分散しているために普通に撃った程度で死ぬことはないから
だそうです

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