【まんが・コミック感想】衛府の七忍 6 沖田総司編 山口貴由 【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【まんが・コミック感想】衛府の七忍 6 沖田総司編 山口貴由 【レビュー】【ネタバレ注意】

LINEで送る
[`google_buzz` not found]
[`yahoo_buzz` not found]

////////////////////////// //////////////////////////

【まんが・コミック感想】衛府の七忍 6 沖田総司編 山口貴由 【レビュー】【ネタバレ注意】

 

あの美少年剣士と名高い
沖田総司が参戦!!

 

 

衛府の七忍 6 沖田総司編 山口貴由
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・タイムスリップ

 

新選組の沖田総司
美少年であり肺病を患っていたことから
「病弱少年属性」が付与されていたり・・・ごにょごにょ

と、今現在もいろんな方面から引っ張りだこの彼が
なんと参戦
時代は「池田屋事件」の後

すいません、あなた方(B29)の出番まだかなり先なんですよ

仲間が彼にお土産(道すがら途中で狩った犬)を手に尋ねてきます
「精がつくぞ」と
薩摩の「えのころめし」と異なり、こっちは犬肉メインの様子
しかも鍋にして囲います

 

で・・・沖田少年はというと・・・
どこが病弱なのかと言うほどぴんぴんしてます

しかも、「池田屋で吐血した」というのは
「戦闘で喉が渇いたのでやむなく敵の血を啜ってのどを潤しただけ」だそうで
こっちの方が精が付きそうですけどね

それは規格外!

そしてこちらの新選組・・・すごいです
薩長の武士はとりあえず斬る、理由は後で考える
その他に、近藤さんの命令なら町人だろうと隊士だろうと斬る、と・・・

ぼっけもんですらそこまで狂ってませんでしたけど!!?

「だんだらごはん」の新選組とは全く別組織のよう・・・
・・・・・・・

こっちの新選組の方がゲゲルが面白くなりそう・・・

ですよね、鬼の代わりに来ますよねぇそりゃあ・・・!?

 

 

・傾奇者

 

唐突にタイムスリップしてきた沖田少年


当然、衛府の時代は幕末などでなく、むしろ逆
幕府は始まったばかり
秀忠公が江戸城にいて
家康公が孫かわいいおじいちゃんになった最大理由の
家光公もいます
史実でも
自分の幼名(竹千代)を与えてしまうあたり
どれだけ可愛がっていたかが推測できますね

で、家康おじいちゃんは駿府城にいます
江戸を守るため
まぁ実際は孫を守るためでしょうね

豊臣を自分の代で滅ぼしたのも
全ては孫に確実に将軍の地位が転がり込むようにするためだったと
考えると・・・
恐るべし、孫可愛いおじいちゃんパワー
です

ほぼ裸でタイムスリップした沖田少年の前に現れるのは
大柄な旗本3人
「新選組を知らない」と言う3人に対し
彼らを守るために死んだ仲間を思い
沖田少年ブチ切れます

当たり前ですが
タイムスリップ先は江戸時代初期なので
新選組は影も形もありません
理不尽極まりないですね!

そして・・・
まず一人目は右腕で殴り、二人目は刀の柄で
頭蓋骨を破壊


京都の路地で斬りつけられた経験から編み出した
咄嗟の対処法だそうです
「刀を抜くよりも叩いたほうが速い」と
完璧ですね

ただ叩くだけ、至ってシンプルですので
出そうと思えばすぐ出せます
何より「刀を持っている相手」が
それを抜かずに打撃メインで来るなど
襲う側はまず思いません

そして3人目、
すでに敵う相手ではないと確認するや・・・
相打ち狙いの戦法に打って出ました
刀を大上段に構えて待機
相手が体に刃を当てた瞬間=痛み(熱い)と感じた瞬間
刀を振り下ろして相打ち・・・と
捨て身ではありますが、相手が「攻撃の最中」という
絶対に回避できない瞬間を狙った戦法です
見た目ゴツイ脳筋さんですが
なかなか考えましたね・・・

ですが、相手が悪すぎました
沖田少年は
るろうに剣心の飛天御剣流もかくやという
神速の突きを喉・胸・鳩尾に見舞い瞬殺

あっさりやられたかのような3人ですが
沖田少年は彼らの強さを認め身震いします
「まるで会津か薩摩のような逞しさだ」と・・・

すいません
こっちの世界って会津の武士も
ぼっけもんなんですか!!?

となると、白虎隊のお兄様方は・・・・・・・

白虎隊で↑コレやられたら
今後どんな顔して白虎隊の悲劇を読んだらいいのか
分からなくなりますよ・・・

 

////////////////////////// //////////////////////////

・鬼と会う

 

沖田少年、「旗本狩り」の鬼「兒鬼」と出会います
が・・・
「江戸幕府はもう終わる」
「旗本は放っておけば勝手に滅ぶ」という
沖田少年の話を聞いた鬼の方が
表情は変えないものの明らかに困惑
まだ家康公が健在であることを告げて去っていきます・・・

彼のタイムスリップは
衛府の龍の仕業でしょうけど・・・
正直、さすがに彼と言えど「やってしまった」感が否めません
必要に駆られたやったのでしょうけど
恐らく「監視者」がいるだろう状況での無断での
「時間移動」と「歴史の改変」は
確実にペナルティを食らう羽目になります

そうでなくても、「衛府の龍」と同格、あるいは上の存在が
もしいたとしたら
これに気付かないとは思えません

ソレが人間に友好的ならまだいいのですが・・・

エビシャコの知る中には
「紙に書かれた名前を見ただけ」で
召喚条件成立して向こうから勝手に押しかけてきたり
召喚者を生贄に自分が強制的に出現するなどの
厄介すぎるモノがいないわけではないので

まぁ、一番厄介なのは
「存在そのものを見ただけでアウト」なモノでしょう

ではまた

 

 

ポチリとお願いします


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

 

 

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ