コラム<エビシャコの脱力小話>誰が風車小屋を焼いたのか【コラム】【無駄話】【駄文】

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コラム<エビシャコの脱力小話>誰が風車小屋を焼いたのか

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

今回はコラムです

 

 

コラム<エビシャコの脱力小話>誰が風車小屋を焼いたのか

 

妙なCMが流れたので
フランダースの犬について
色々考えてたことをこれを機会に
ぶっちゃけようと思います

 

・運命のシャッターポイント「風車小屋の火事」

 

ネロ少年の境遇と運命を決定的なものにした事件
それは、
村の風車小屋の火事でした

エビシャコが幼少時思ったことは
「誰か死んだわけじゃないんだからそんな大げさな」
ドライな幼稚園児でしたね、はい
当時他に見てたあのアニメとかあの話とかだと
家屋が丸ごと吹っ飛ぶとか当たり前で
仲間のドジで至近距離で爆発して一緒に空飛んでったりとか
そんなこと
チャメシインシデントだったので
小屋一個とかそれこそ被害としては
御の字なのですよ

ちなみに数年後、「焼夷弾や爆弾を跳ね返してB-29に反撃するのが防空頭巾」だから
空襲の際にみんな付けているのだというとんでも仮説を
国語の時間で展開します

っ餡蜜

まぁそれはさておき

すでに保護者であるおじいさんを亡くしていた彼は
コゼツの旦那の妨害や彼が広めた噂で仕事がなくなり
家賃も払えない状態に・・・

いくらコゼツの旦那がアロア可愛いバカ親さんでも

身寄りのない少年とその飼い犬が仕事なくして放り出されたらどういうことになるかとか容易に想像できそうなものですけどねぇ?

まして、豪雪地帯の冬とか

・・・計画殺人?

 

 

・証言と情報

 

前述したとおり、コゼツの旦那が噂を広めた張本人です
彼は火事のあった晩に
ネロが風車小屋付近にいたのを見たそうです

だったら声かけるなり注意するなりしても
よさそうなのですけどね?

当たり前ですがネロは犯行を否定しています

ちなみに、この火事でコゼツ氏が被った損害は
保険金が下りたことで全くありませんでした、皆無です

ついでに、原作だと
納屋と小麦が燃えただけで風車は無事でした

落ち着いてください

 

・エビシャコの推理

 

では、ここでおさらいしましょう
ここまでの情報から犯人像は

①事件のあった晩に風車小屋付近にいた人物
②風車小屋が火事になって得をする人物

③①をしても誰にも見とがめられない人物

つまり、考えられる犯人は・・・・・・

コゼツの旦那

あなたです

まず
①事件のあった晩に風車小屋付近にいた人物
これについては「ネロがいるのを見た」と
コゼツ氏は村に言いふらしていました
では逆に、彼はどうしてネロがそこにいたのを
目撃することができたのでしょうね?
また、彼はその時あそこで何をしていたのでしょう?
何の目的でそこにいたのでしょう?

次に
②風車小屋(納屋)が火事になって得をする人物

前述しましたが
保険金が下りました
あっさり燃えたことから小屋は相当老朽化が進んでいたと思われます
ですが、撤去には手間暇も費用が掛かります
燃えてしまえばきれいさっぱり
小麦も燃えれば保険金は確実に降ります
そういったこともあるのですけどね
「保険金が下りて損失はなかった」
どうにもひっかかるのですよ、これが
いくらなんでも、保険金ぴったりか
保険金の方がはるかに大きな利益になる量の小麦だけが
きっちりと火事で燃えた小屋のなかにあったなど

そんなうますぎる話がどこにあるのかと
誰かが操作しない限りこうはなりません
でなければコゼツ氏が宝くじ一等を連続で引き当てるほどの
幸運の持ち主としか

彼ならば③①をしても誰にも見とがめられない人物

これが可能なのです

で・・・動機ですが、「保険金」
と同時に「可愛い娘(アロア)に近づく虫(ネロ)を追い払うため」でしょう

さて、ここまではまだ「仮説」です
「決定的証拠」がまだです

では述べましょう

まず1つ目
執拗に村人にネロ犯人説を訴えていたこと
彼の発言力と権力はあの村ではかなりのもので
疑う人はいても口には出せません
彼に睨まれた人間を庇う人もいないでしょう

逆に言うと、村人は皆
ネロがあの晩風車小屋付近にいてコゼツ氏もその近辺にいたことを
情報として頭に入れています

ですが前述のとおり小屋も小麦粉もコゼツ氏のもの
前述の権力を差し引いても
そこに彼がいても疑う人はいないでしょう

2つ目
これだけのことを訴えながら何故か警察にも裁判にも言っていない事
どうしてでしょうね?
警察が乗り出せば風車小屋放火の犯人はすぐに分かるでしょう
プロですから
ネロ少年の潔白が証明されてしまうかもしれないだけなら
警察に訴え出た方が賢明であると思いますが?

3つ目何故か他には被害なし
さすがに、おかしいと思いました
小麦満載の小屋が燃えるなど
普通は他にも延焼、もしくは粉塵爆発で
もっと大きな被害が出たはずです
ですが消火のおかげとはいえ
小麦のあった小屋が焼けただけで他に被害はありません
母屋も無事
誰か何かしない限り、こうはならないでしょう

そして前述の「保険金が下りたので損失ゼロ」
これがまたここにかかってきます

4つ目、これはアニメからですが・・・
風車小屋の火事の原因は
整備不良により埃がたまり摩擦で発火して小麦粉に引火して火事が起きたこと
コゼツ氏の配下的立場のハンス氏のせいになってましたけど・・・
果たしてコゼツ氏が他人任せで整備点検を怠るなど
あり得るでしょうか?
火事になればどうなるか、分からぬ人ではないでしょう
まして大事な小麦満載の倉庫ともなれば

5つ目
他にできる人があの村にはいない事
これが決定打と言えるでしょう
もちろん物的証拠込みで

降りる保険金の金額と失われる小麦の量
そして小麦の相場を
正確に計算でもしない限りこうはなりません
偶然こうなったというのはかなり無理があります
さらに、火事の被害も操作されたものと見ていいでしょう
これは専門知識が必須です
物語当時の時代のあの村には
そんな知識や技術を持つ人間はかなり限られてきます

小屋の建設もしくは構造に携わりあるいは触れ、
小屋の設計図や構造を頭に入れた上で、どうなると火事が起きるか
どこで出火するとどうなるか
こういったことを計算できる人物でないと
この事件を起こすのは
この結果を導くのは不可能なのです

使用人を使って小麦を移動できる権限を持っているのも
小麦を管理しているのも
その量を相場をきちんと計算できるのも小屋の小麦の量を操作できるのも

あの小屋の付近をウロウロしていてそれを見られても誰も疑う者がいないのも

あの村には
コゼツ氏以外いません

つまり、これが事故でなく放火だとしたら
可能なのはコゼツ氏しか
いないのですよ・・・

仮にネロがやったとしたら
もっと大きな被害になるか
単なるボヤで済むか
いずれにせよ、あの結果になることはありません

素人が突発的にやった犯行では不可能と言うことです

 

・後味の悪すぎる結末

 

ご存知の通り、ネロもパトラッシュも死にました
ですがそれでも、コゼツ氏は警察に自首することもできません
これを墓まで持っていく以外ないのです
彼は独り身でなく妻子持ち
自分が犯人と分かったら
それまで築き上げた地位名誉資産を失うどころか、家族に待つのは迫害です
アロアがどんな目に遭わされるかを考えたら
彼はどこにも誰にも罪の告白などできません

まして
ネロもパトラッシュも死んだ以上
この結末に人々は皆悲しみ二人に同情的になっているのですから

かといって、彼が罰を受けていないわけではありません

ネロが彼の落した財布を一銭も損なうことなく届け
彼が償う前にネロもパトラッシュも死に
彼は自分のしたことを墓まで持っていく以外ない

(そもそもそんな大金落っことさないで欲しいものですが)
(あと財布に入る程度の金額で何を大げさなとか見てた幼少時思ってましたけど)
(2000フランて・・・なんでトランクに入れるなり頑丈な鞄にしまうなり
  対策しなかったのかと)

この先の一生涯を悔やみながら生きるという
地獄が彼を待っています
それは「死」よりつらいものでしょうが
彼には自殺も許されません
そんなことをすれば、遺産相続をめぐって
そして後釜を狙っての争いに妻子が巻き込まれます
さらに、たとえ遺書を残さなくても
「こういうことがあったのではないか?」と
考える人間が出てくる可能性があります

彼は天寿を全うするまで生きるしかないのです
そして、誰にも告白できないまま死ぬしかありません
たとえ臨終の床であろうとも

「天罰」とは、まさにこういうことを言うのでしょうね

ではまた

 

 

(おまけのツッコミ)

アニメのラストを見ていただくと分かるんですが
天使があれだけ来ておきながら
パトラッシュに手綱付けてネロが乗る荷車を曳かせてます

あなたたちは
曳かないのですか?

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