【小説・ノベル感想】ジュラシック・ワールド/炎の王国  マイケル・クライトン  坂野 徳隆  スティーヴン・スピルバーグ 【書籍感想】【レビュー】【ネタバレ注意】

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ジュラシック・ワールド/炎の王国

 

シリーズ史上最悪のバカ組織ここに登場!!

 

 

ジュラシック・ワールド/炎の王国
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・楽園の終わり

 

ジュラシック・パークのあった島「イスラ・ヌブラル」は恐竜たちの楽園と化していました
が・・・火山活動が活発化
主人公オーウェン・グレイディたちが来たときはすでに限界に達し・・・
彼らの前で噴火が起きます


肉食草食問わず一斉に逃げ惑う恐竜たち
狩りなどしている場合ではないのです当たり前ですが
なのに主人公たちを狩ろうとしたカルノタウルスもいましたが
駆けつけたチャンピオンのティラノサウルスさんに一撃で轟沈されます
一声咆哮し去っていくティラノサウルスさん
「とっとと逃げろ」とでも言いたげに
彼女は気づいていたいたのでしょう
島が終わることを

オーウェンたちは「恐竜救助チーム」の船にかろうじて乗り込み
難を逃れますが
泳げない恐竜たちは大噴火で火砕流に飲まれる島と運命を共にしました
海に一歩も踏み出せなかったブラキオサウルスは
船に向かって「置いて行かないでくれ」と鳴き声を上げながら
火砕流に飲まれていきます

ここで、エビシャコ含む古い恐竜図鑑を見て育った人は
きっとこう思うことでしょう
「泳げ!!」
実はですね、「ブラキオサウルスは水中で生活していた」ていうのは
とっくに捨てられた仮説なのです


今は陸上で生活していたとするのが定説です
水中生活説を支えていた頭のてっぺんにある鼻の穴
水面に顔を出して息をするためではなく
食事中も呼吸ができるように進化したため、とされています

ブラキオサウルスに限らず
昔の図鑑で書かれていた内容は今はもう
ほとんどが消え去って
新しい説に塗り替えられていますね
恐竜も緑か茶色かの地味な体色ではなく
羽毛があったりカラフルだったり
あと恐竜の子孫が鳥類という説もあったり

科学は常に日進月歩と言うことでしょう

 

モサさん再び!!

ロックウッド財団という組織が動きます
彼らはモサっちさん(モササウルス)のいるプールにやってきます
目的は「インドミナスレックスの骨の回収」

ある目的のためにそれが必要になったので拾いに来たのです
まず潜水艇で骨を回収しようとします
が・・・
久しぶりのご飯を彼女が逃すはずもなく
容赦なくモサ・バイト!!(勝手に命名)潜水艇ごと捕食

周囲のワックスごとエダムチーズ食べたことあるので言いますけど
ソレ(潜水艇)は吐いた方がいいですよ?
食べられませんよ、あなたでも

それはモッツァレラですね

その後、どうにか骨を回収しましたが
後ろから彼らにティラノサウルスさんが襲い掛かります
メンバーの一人ジャックはヘリから垂れる梯子にどうにかつかまりますが
ティラノサウルスさんは梯子に噛みつき振り回します
が・・・
彼女のありすぎパワーが災いして梯子は食いちぎられました
ジャックは「助かった」と思いましたが・・・
ティラノサウルスさんが追跡を中断して引き返したことに疑問を持つべきでした
なぜ追跡を中止したかと言うと
そこから先、大きなプールは
別の恐竜の縄張りであり狩場であるからです
そう、あのビッグマウス・モササウルス」さん


当たり前ですが、パーク健在時はマグロを一口で食べる芸で
メシを食っていたモサ様が「ヘリから垂らされた梯子」など
食いつくのに朝飯前なことは言うまでもなく
ジャックは久々炸裂のモサジャンプ!で捕食されました

そしてこの時、彼らが開け放ったゲートは開きっぱなしでした
モサっさんのいるプールの水中ゲートをも含めて、です

生まれて初めて未知の領域「外海」へ泳いでいくモサさん
幸運にも、彼女はこれにより島の壊滅から免れ
生き延びることができたのでした

あなたの新たな旅に
幸運を!

 

・インドラプトル

 

バイオハザードに「アンブレラ」という会社が出ます
世界規模の大手製薬企業ですが、一方でハンターなどの
「生体兵器」の開発にも着手
「タイラント」をはじめとした人間をベースにした兵器を作る等
タブーを次々犯しましたが・・・
こういうお話のテンプレ通り「生命を弄んだ報い」は訪れました

ジュラシックパークを作った人たちも似たようなものですけど
少なくとも「兵器利用しよう」とまでは考えていませんでした
前作で大暴れした「インドミナスレックス」も兵器ではなく
どっちかというと「パークへの客寄せパンダ」的な意味合いが強いものでした


が・・・
今回登場するロックウッド財団は「アンブレラ」に近い物でした
彼らはパークの建設ではなく「恐竜の兵器化・販売」を目的として
恐竜を集めていたのです


ティラノサウルスさんもこの時捕まっていたため
災害を生き延びましたが
狭い檻に閉じ込められた彼女は怒りを燃やし
ヤギを頬張りながら屈辱に震えつつ復讐を決意するのでした

そして、組織は「新しい恐竜の開発」という
インドミナスレックスでやらかした愚行をまたやらかします

結果がこちら
「インドラプトル」、正式名称「インドミナス・ラプトル」
珍しく雄性の恐竜として誕生します
今度はヴェロキラプトルを濃く反映させ作られました
当たり前ですが知能はインドミナスレベルに高く器用で・・・
「だます」という行為に長けています
麻酔を打たれ眠らされる・・・ふりをして
入ってきた人間を捕食したりなど
(最初の犠牲者の頭蓋骨は彼のお気に入りのボール)
映画では、カメラに向かって「寝てませんよ」アピールしたり
人間を逃がして苛立たし気に叩きつけた尻尾が
エレベーターのスイッチを破壊してドアオープン
→とりあえず開いたドアの前にいた人間を捕食など
かなりコミカルかつ感情豊かだったり
主人公たちに銃を向ける敵の傭兵を
真横の通路から暴走特急よろしく突進してまとめて捕食するなど大暴れ
(「銃から発せられる赤色レーザー照準の先にある目標を優先的で認識し
音を聞いた後で攻撃を開始する」という習性があるので
現地で兵士との共闘を意識して作られたと思われますが
彼が「餌」の言う事をいつまで聞いているかはまったく不明)

何よりも「中型恐竜サイズ」という大きさがより脅威を増します
全長7.3mと言う大きさは
「人間が使用している建物や中の通路を移動可能」な
大きさでもあり
前作のインドミナスレックスがその巨体のために人間を襲うためには
わざわざ隠れて檻を開けさせたり、
自分を狩りに誘い出したりなど
「建物の外に出てきてもらう必要があった」のに対し
インドラプトルはその必要がありません
彼は建物の中に入り廊下を移動することができるのです
ジュラシック・パークのヴェロキラプトルですら
「ドアノブを操作してドアを開ける」という知能を持っていたのですから
当然、彼もそれが可能です
下手すると、暗証番号ロックであっても目の前で人間がそれを操作すれば
「どのボタンをどの順番で押せばドアが開くか」を学習してしまうでしょう

それ以前に、彼は絶対に映画のスクリーンを見ている観客を
意識しているでしょう
終始カメラ目線だったりと明らかにカメラ意識してる動きが
多々見られるので

 

・お約束

 

トップのベンジャミン・ロックウッドを殺してナンバー1に輝いたイーライ・ミルズは
ロックウッド財団を実質的にその手に握ります
そして前述のインドラプトルを作るのですが・・・
当たり前ですがパニック映画でそんな試みがうまくいくはずもなく
隙を突かれてインドラプトルが脱走
しかもVIPを招いた会場で事が起きたため
大パニックに

主人公たちも巻き込まれますが
(彼らにかまっている場合じゃないのにインドラプトルそっちのけで
追いかけるイーライたちは正直どうかと思います)
(前作のインドミナス同様、彼もまた「もう恐竜ではない」存在なので
主人公を捨て置いてでも最優先で排除すべきなのですが)
皮肉にも、要所要所でインドラプトルが暴れてくれたり
襲ってきた敵を食べてくれたりしてくれたおかげで
窮地を脱します

それにしてもインドラプトルは相当燃費悪いような気がします

短時間で多数の人間を捕食してまだ足りない状態なんで、

彼が満腹になるには相当な量の肉が必要でしょう

 

 

・最強の狩人決定戦

 

主人公たちは囚われていた前作のもう一人の主人公である
ヴェロキラプトル・ブルーを開放
(傭兵により重傷を負った彼女は戦友ティラノサウルスさんの
血液を輸血され一命を取り留めていました)
共にインドラプトルを倒すため共闘します
主人公たちはインドラプトルの習性を利用し戦います
彼らのピンチにブルーもまた参戦
ヴェロキラプトルとインドラプトル
シリーズきっての狩猟種族と
人工的に作られたハンターの
最強決定戦が始まります

最初はブルーを叩きのめしていたインドラプトルでしたが
オーウェンらの策にはまり高所から落下しかけます
が、踏みとどまったところにブルーが飛び掛かり
一緒に落下
ブルーは無事でしたが彼は運悪く
下に展示してあったトリケラトプスの骨のツノが刺さり絶命しました

「私と同じ、クローンだけどみんな生きてる」
ベンジャミン・ロックウッドの孫娘であり、クローン技術でよみがえった存在でもある
メイジー・ロックウッドにより恐竜たちは外に開放され
ここに、ジュラシックワールドは
「一つの島」から「アメリカ本土」へその舞台を大きく広げます

 

ちなみに逃げ出した恐竜たちはその際に
同じくインドミナスの骨を持って逃げようとしたイーライ一行を蹂躙
(たまたま通り道にイーライたちがいたために起きた事故)
(意図的に報復したのはプテラノドンとティラノさんだけ)

↑コレの進路上に居合わせたようなものですので

 

 

・エキシビションマッチ

 

 

逃げ出した恐竜たちの通り過ぎたところは
めちゃくちゃでした
踏みつぶされた人間が転がり車はスクラップ同然


コンピーたちがご飯を食べに来ているのが清涼剤です

が・・・車の下に潜り込んだイーライは生き延びていました
今度こそ「骨」のサンプルを持って逃げようとしますが
ティラノサウルスさんが自分を捕まえてオモチャにしようとした
連中を許すはずもなく、真後ろから襲い掛かりガブリ!
しかしそこに、もう一つの影が現れます
それは・・・
「かつて最強を欲しいままにした種族」でした
「ジュラ紀の虎」の異名を持ち自分より大型の恐竜すら屠る
獰猛な「元祖」最強肉食恐竜アロサウルス!!
この新たな挑戦者はエモノに噛みつき引っ張り合って
真っ二つにすることでティラノサウルスさんを挑発!
「女王の座をよこせ!」と凄む新参に
女王ティラノサウルスさんは挑戦を受けて立ちます
映画をご覧になられるとお分かりいただけますが・・・
アロサウルスはワンパンで転倒させられ逃走しました

ティラノサウルスさんの伝説、揺るがず!!!

「貴様ごときに女王の座は渡さん!」と言いたげに
彼女は勝利の咆哮を上げるとその場を去りました
ブルーもまたオーウェンたちの誘いを断り
暗闇へと去っていきます

こうして・・・人の手から解放された恐竜たちは
アメリカ大陸へとその生息域を広げていくのでした

ではまた

 

(おまけ)

モサっちゃんは海で悠々生活しています
サーファーに襲い掛かっていましたけど
座礁しないかどうかが心配なところです
実際に、アシカを追ってシャチが浜辺に座礁して
そのまま死亡って事故がないわけではないんで

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