【まんが・コミック感想】中華一番!極(2) 小川 悦司【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【まんが・コミック感想】中華一番!極(2)  小川 悦司【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】中華一番!極(2)  小川 悦司【レビュー】【ネタバレ注意】

 

マオたちに襲い掛かるのは、意外なあの人

 

【まんが・コミック感想】中華一番!極(2)  小川 悦司【レビュー】【ネタバレ注意】
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

・「七流星のシャン」再び!

 

父マリウの手掛かりを探るべく
マオ一行は卵仙人さんの住む山へ向かう旅へ

落ち着いていますよ、この上なく

 

その一行を狙い、前作でも出てきたあの人物が再び襲い掛かります
それは「七流星のシャン」!
海上の船での料理勝負で登場しましたが・・・
負けた料理人への制裁や
名包丁を打った職人を殺害するなどしていた彼女
その勝負後、裏料理界の上級幹部「五虎星」の面々の下働き(時には勝負の審判役)などで
ちょこちょこ出ていました(なお御多分例にもれずイロモノ系のギャグ強めのキャラに・・・)
五虎星筆頭のカイユ自らが王城での料理試合へ連れてきていることから
五虎星に及ばずとも相応の実力は持つことが伺えます
カイユの死亡により裏料理界はその幕を下ろし
彼女も去っていった・・・はずでした

が、今回再びマオ一行の敵として参戦
「アルニャン」というゆるふわ系の姉貴分とともに
立ちはだかります

 

・魔芋(こんにゃく芋)

 

マオ一行は二人の用意した家屋へそれと知らぬまま誘いこまれます
そこで歓待を受けるのですが
彼女たちはそこに生息している魔芋(こんにゃく芋)を使った
「こんにゃく料理」を振る舞って
マオたちを油断させます

そこで、普通の料理と共に「擦り下ろしただけのこんにゃく芋」
出しますが・・・
さすがにマオにバレて二人は正体を現します

ただですね・・・一言よろしいでしょうか?
生のこんにゃく芋にはたしかに毒性ありますけどね・・・
エグみが強すぎて100人中100人が舐めただけで吐き出しますから!!

むしろ普通に料理に毒でも混ぜていた方が
まだ成功率は高いでしょう
つまり、マオが止めるの失敗してシロウが口にしていても
確実に致死量食べる前に一口で吐き出します

一族の中でも変わった物ばかり好んで食べることでなぜか有名な
エビシャコですら生のこんにゃく芋は
ちょっと舐めただけでエグすぎて唾液と一緒に排出しました

レイブラッド:いい加減に自覚しろ;

 

なお、毒性に耐性を持つエビシャコだから大丈夫なわけですので
絶対にマネしないでください

 

・山の入口へ

 

一行は仙人の住む「青兆山」へ入るために手土産の巨大な「岩塩」を持っていきますが・・・
シャンたちによってそれは巨大な魔芋(こんにゃく芋)に
すり替えられていました


・・・あのですね
「してやったり」て顔してる場合じゃないですよ
マオ一行も「しまった」じゃなくてですね
魔芋(こんにゃく芋)が
この大きさに育つまでどれだけの年月が必要だと思っているのですか?
下手すると岩塩と等価交換どころか
マオ一行に金塊渡すのと大差ないことしでかしてるのですけど・・・


案内人で門番の「アマン」の提案で
料理勝負をすることになるのですが
思い出すのは前作で「妨害工作のついでに大ヒント与えて足元すくわれる」を
散々やらかしていたシャン

今回もまたやらかしてしまいました

よりによって魔芋(こんにゃく芋)を渡したりするから・・・
岩でも偽装して渡す方がよほど手間要らずでしょうに・・・

しかもこの前に
マオに家屋の裏手で咲く魔芋(こんにゃく芋)の花を見られた時
怪しまれるとまずいと思ったのか
魔芋(こんにゃく芋)の正体からコンニャクへの加工方法などなど
魔芋(こんにゃく芋)に関する知識を披露して
マオにレクチャーまでしてしまっていました
料理に関して人一倍貪欲なこの少年料理人が
それを吸収しないはずがなく・・・

エビシャコは
彼女がわざとやってるのではないかと
思わざるを得ませんでした

ちなみにこの「青兆山」
「アマン」の案内なしで入るともれなく死ぬ程度には
危険な山
入り口には空中葬の棺が崖の壁面に所狭しと
並べられています
霊気のこもった霊山で遺体を土に返すどころか
しっかり保存して霊気浴びせ続ける真似したら
アンデッド以外に、もれなく白骨の精など「人の遺体から変じた妖怪」が発生するのですけどね

つまり

・・・私に弟か妹ができるのですね・・・

レイブラッド:どうしてそういう発想になる!?;

それだけでなく、パンダが生息しているのもまた
危険と言えるでしょう
外見が可愛いだけで「クマ」なことに変わりないですからね

嘘だと思われるなら試しに茶色か黒で着色してみてください
どう見ても「クマ」です

「笹や竹だけしか食べない」と言うのも実は迷信でして・・・
パンダは「雑食」です
肉が手に入る機会があればそれを食べたりもします
過去に羊が襲われて食べられたという事件もあります

また、エビシャコは昔にある記事で
「中国の山中の山小屋で一泊したお話」を読んだこともあります
一泊した一行のその山小屋に外から中に入ろうとする動物がいました
ガイドさんは「アレはパンダだよ」と言い一行は和みましたが・・・
「ここには肉がたくさんあるからな」とガイドさんは付け加えました

 

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・<おまけ>魔芋(こんにゃく芋)の花

 

はい、ここで
エビシャコの母方の実家の畑に自生していた
魔芋(こんにゃく芋)について

こんな花を咲かせます

芋はこうです

表面に変わった模様のある茎があり独特の葉っぱを伸ばし
傷つくと黄色っぽい汁を出します
暖かい時期に葉っぱを出して光合成を行い養分を蓄え
寒くなってくると養分を芋へ送って膨らませます
冬は芋の状態で越冬し、また暖かくなったら茎をのばして光合成を行います
その繰り返しで芋は大きくなっていきます

収穫するのにも3~4年ほどかかるので
私の一族は地上に茎があるうちに目印に黒い棒を土に突き刺して
どの場所に芋があるかを忘れないようにしていました

レイブラッド:考えたな

なお、魔芋(こんにゃく芋)の花は
エビシャコは見事で美しい花と思っていますが
他の親類には「不気味」と不評の模様・・・

ご存知の通り、魔芋(こんにゃく芋)の毒性を無くし
食用に適した状態「コンニャク」にするには
かなりの手間がかかります

逆に言うとですね
これが考案された当時は
そういう手間のかかる物であっても食べる事ができれば
それに越したことがない程度には食糧事情は悪かったと
いうことが伺えます
今でこそ「飽食」と言われていますが
昔は「飢饉」はそれこそ死活問題レベルで起きていましたので

ではまた

 

紹介:レイブラッド星人ジェラートX

今回初登場のツッコミ役。

この姿はアバターメーカーで作られた「擬人化」の姿(エビシャコ作)。

元々は「ドラゴンボールヒーローズ」のサポートロボの中に入れられてた「手持ち」。

エビシャコに関しては常に想定の斜め上の最悪の結果を予測して自分にだけは被害が及ばないようにしている。

 

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