【完結】【まんが・コミック感想】死にたがり少女と食人鬼さん (4)【レビュー】【ネタバレ注意】【最終巻】

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死にたがり少女と食人鬼さん (4)

 

人間だけしか口にできない青年と
生まれつき白い髪と赤い目を持った少女
二人の世界の物語、ここに完結!!

 

死にたがり少女と食人鬼さん (4)
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・終わりの始まり

 

白ちゃんへ近づく謎の少年
彼はその大人しそうな外見とは裏腹に
殺人鬼でした

かつて色人の恩人の恋人をその手にかけ
恩人を間接的に死に追いやった彼は
白ちゃんを次の標的に定めました

目の前の相手が仇敵とは知らない色人でしたが
彼の異常さを理解
白ちゃんを殺させないようにするべく
白ちゃんと仲良し(恐らくそれすらも彼女を殺すための「遊び」)と知りつつ
彼をその手にかけます

この異常個体はこうするしかないだろうな

完全に快楽に溺れてもう止められない上に
当人に止める気がない、生きていくのに必要もないただ楽しみのためだけに殺す
生きているだけで他人を不幸にする存在だった

ですが彼を手にかけたことと
彼との会話で
色人は

自分が「生きていてはいけない存在」だと判断しました

この男は「殺し屋」ではなかったのか?
こういうことは「裏社会」で生きていれば
大体当たることがある程度には少なくないぞ?

彼はあくまで「食事」のために殺人を行っていたので
そういった「覚悟」がなかったのでしょうね


また「事故死に見せかける」という
双方に傷を残さない幕引きを考える狡猾さもなければ
「大事な人に近づく害虫を叩き潰しただけ」と割り切る非情さ
「やむを得ない事だった」と良心を慰め納得させる自己正当化すらも
できなかったのです
つまり、「優しすぎた」のでしょう

狡猾で時に非情で、自己正当化どころか悪い事ではない当たり前の事と思ってやらかすからなお前は

アイスデビモンもドン引きして止める側に回るわけだ

ちょっと~?

また、白ちゃんに本当のことを話して
怒らせた上で
「殺したければ追いかけてこい」をやる度胸もなかった、と

それだけはやめろ;

俗にいう「殺し愛」になるぞ;
倒錯すぎだ!;

 

・白ちゃんお姉ちゃん再び!

 

死を決意した色人は
白ちゃんと水族館デートへ

誘っておきながら「デート」と認識した途端に
顔真っ赤になってキョドって色人を見る白ちゃん
本当に可愛いです!!///

ubisi!!?

潰すべき害虫
ここにももう一匹いたか;

ひどい・・・

水族館を楽しむ白ちゃんたち
そんな二人のところに
白ちゃんより年下の少女がダッシュ!
前をよく見ていなかった彼女は
白ちゃんに顔面から激突!!

※画像はイメージ

↑オーバーすぎるぞ;

そんな激突だとしたら二人とも無事では済まん、というか死ぬ

白ちゃんはと言うと・・・初めての他人との
しかも年下の幼女との
激しいぶつかり合いに

お前の言い方はどこか変質者的な
キモさを感じる;

(スルー)戸惑う白ちゃんでしたが
幼女は白ちゃんを「キレイ」とべた褒め!!

夏祭りの時と言い、
白ちゃんは年下の子に好かれる傾向にあるようですね
偏見のない彼女たちの目には
「白い髪と赤い瞳のキレイなお姉ちゃん」と
映るのでしょう

お前は隙あらば「おねロリ」方面に持っていこうとするな;

昔からこういう奴だったぞ
成体になったらそれに拍車がかかっただけで・・・;

余計だめだろう;

 

 

・そして彼はいなくなった

翌日
色人はいなくなりました
彼の独白から「白ちゃん」へ当初抱いていた感情が
明らかになります
自分と同じ「祝福されない命」であることと「少しの優越感」を・・・

「優越感」か・・・
人間は「自分より下」がいると安心するからな

それだけなのでしょうかね?

どういうことだ?

「源氏物語絵巻」という平安時代の作品がありまして
そこで主人公の「光源氏」が「若紫」という・・・
後に「紫の上」として彼の妻の一人になる女性に
一目惚れして・・・
父親に引き取られるはずであった彼女を横から奪い
自分の理想の女性に育て上げるという・・・(※マジです)

なんだそれは!?
私もドン引きだぞ;

しかも当時の若紫はまだ10歳くらいで・・・

警察は!ウルトラマンどもは何をしている!!?

お前は「源氏物語絵巻」が苦手と言う割にはよく知っているな・・・;

学生時代に古典の授業で・・・というか中学校や高校で大体取り上げるかと
正直、ああいうドロドロしたもの
苦手なので勘弁してほしいのですけど・・・
昼ドラとか下手な怪談より怖いので
見ないようにしているのです
脱線したのですけど
私が言いたいのは、そういう事
つまり労せずしてリア充に・・・と

それが本当だとしたら闇が深すぎるぞ;

 

 

・白ちゃんの選択、そして・・・

白ちゃんはあちこち探し回りますが
色人は見つかりません
食事をせず色人の帰りを待つ白ちゃんのところへ
色人の遺言状と白ちゃんを保護し彼女の後見人になるべく
やってきた貴之さんの口から、
色人がいなくなり、二度と帰って来ない
その事実を知ります

白ちゃんは死を決意して包丁を首に刺そうとしますが
間一髪
貴之さんが止めました


遺言を受け取った白ちゃんは
「生きる」ことを選びます

 

そして、数年後・・・

あなたは寝てていいです!!

白ちゃんはすっかり大きくなりました

髪を肩のあたりで切った髪型の
アルビノの少女に成長した彼女の前に
3人の年下少年少女が通りすがります

そのうちの一人の末っ子少年は
白ちゃんを見ると涙を流し
2人から離れていきました
そして・・・

「はじめまして」

色人と白ちゃんの物語は終わりました

ですが、新しい生を受けた色人と彼女の物語は今から始まるのです

そういう、ことか

お前が良く文句を言う「転生の神」とやらも、たまには・・・

それがですね奥さん

誰が「奥さん」だ!!

彼の扱いについてはアッチでも
相当モメたみたいで・・・

殺人は悪行とはいえ
彼は人間しか口にできないため殺人は生存で必然な上に
そもそも善悪の区別ができる環境で育っていない
そして彼がいなかったら
白ちゃんは遠からず自殺していたでしょうし
彼女にも自分の死後生きていけるよう配慮もした
連続殺人鬼を討ち取って
殺人鬼の手にかかるはずだった多くの命を救い
白ちゃんに秘密を伝えることなくあの世に行って
彼女の身も心も守った
そういうわけで
天国に送ることもできず
かといって地獄送りにもできず・・・
「彼女に心の底から愛されていた」という
事実もあるんで・・・

なるほど、厳格なルール
それを忠実に守ろうとする
その性質が故に
「矛盾」や「例外」をうまく対応できなかったわけか

結局、出た結論は「輪廻転生」
あの様子からすると彼の恩人とその恋人も
先に転生して待ってくれてたようですね

白をそそのかそうとした殺人鬼はどうした?

アレはどうしようもないんで
地獄行き安定かと
あの時、色人が殺していなければ
白ちゃんを含む多くの人間を殺傷し続けていたでしょうから

 

 

(おまけ)肉食動物と草食動物について
カニバリズムについての考察

唐突に何を始めている!!?

色人を逮捕・収監した刑務官さんのセリフが気になった方も
おられると思うので
大学で生物学を専攻し学士の資格を持つ私
解説しようと思いました

ああ、たしか「人間には生存に必須栄養素が必要」
「だから色人は逮捕されなくてもすでに余命幾何も無い身体だった」だな?

そう、それです
彼は「人間だけを食べる事ができる」存在でした
つまり「人間専門の肉食動物」に分類されます

では、なぜ野生の肉食動物
例えばライオンや虎、チーターやヒョウなどは
生きていけるのでしょうか?
・・・という疑問に至った人は少なくないはず

なるほど、あいつらは肉しか食わんからな

答えは簡単、肉食動物はなぜ生きていけるのか
それは・・・
「ちゃんと植物も食べているから」!!

詳しく説明しろ

OK
まず、植物がその体内で栄養素を作ります
次に植物を食べる植物食の草食動物が植物を食べます
こうして草食動物の体内に植物由来の栄養が行きます
ここまではいいですね?

ああ、そこから先の話が主題だろう?

肉食動物がこの草食動物を食べる
特に内臓を食べる事によって
そこに蓄えられていた未消化の植物や
植物由来の栄養を
肉食動物もまた摂取することができるのです!

なるほど、「栄養のバトンリレー」だな

そう、そういう事になるのです
また、肉食動物の腸は草食動物の腸よりも短く
仮に彼らが植物を食べたとしても
草食動物ほどうまく栄養を取り込むことも
消化することもできないでしょう

植物の繊維を消化可能な酵素も彼らは持っていませんから

逆に、草食動物は肉食も可能です
カバが川で死んだ動物の死骸を食べるなど
草食動物が肉を食べたという例は
探せば結構出てきます

だが色人は人間を一体まんべんなく食っていた
骨すらも粉にして摂取していたぞ?

そう、ここでキーワードは「人間」
彼が人間以外の他の動物を摂取しなかったことにあります
と言うのは・・・
人間の栄養価は他の動物と比べて著しく低いのです
ウマ1頭に対し人間4~6人が相当、と言われるくらいに

人肉食の文化のある場所ですら、あくまで目的は「たんぱく質の摂取」という
動物質栄養の摂取を目的としたもの
または「殺した相手の力を取り込む」などの宗教・式的な物であり
そこに「必須栄養素の摂取」の目的はありません

さらに言うと色人もまた「人間」であるということ
これもまた彼の寿命を縮める要素の一つになりました
描写では脳を摂取したことで発病する
プリオンによるクロイツフェルト・ヤコブ病を発症していたかまでは分かりません
「ゴースト&ダークネス」という殺し屋コンビみたいな名前
「ツァボの人食いライオン」に代表される「人間を襲う動物」は
大体が大型です

そうか、体が大きいから人間を多く摂取可能ということか
だがまて、だとすると余計に多く人間が必要ではないか?

そこは野生で生きる肉食動物」ということ、これがキーワードなのです
彼らの狩りは常にうまくいくというわけではありません
むしろ失敗する回数の方が多く
そのため「食事にありつけない期間」の存在は日常茶飯事です
だから彼らは、狩りを行う事が可能な身体能力と同時に
長期の飢えに対応可能な身体構造をしています
中には蛇のように一回食事を摂れば
恐ろしく長い期間を何も食べずに過ごすことができる動物も
いないわけではありません
「野生で生きる」とは「飢餓との戦い」でもあるのです

こんな計算があります
トラ一頭が生存に必要なだけ人間を食べると仮定し
人間以外を食べない、人間だけで生存すると条件を付けた場合
1週間に1人の割合で食べ続けなくてはならないそうです
つまり、一週間に一人を狩ることができれば生存できる
毎日襲って毎日一人以上食べる必要はないのです

なるほど、色人は胃袋の大きさは人間並みでしかないから
それほど多くは摂取できない


まして週一回に一人の割合で人間がいなくなると
さすがに人間社会でウワサになってしまうから
狩りの回数も多くはできない、というわけだな

 

それに人間は毎日食事をしなければ飢えてしまう
「食い溜め」のできない生き物でもあります
「東京喰種」のグールでもない
身体構造がただの人間と変わらない色人は
遠からず栄養不足で死亡する運命だったという事でしょう

人間を襲う妖怪の場合は
人間の肉と同時に襲われる時に発する「感情」もまた
同時に食って力にするのが目的だからな

グロンギ族のメ・ビラン・ギも「好きだから襲っている」だけであって
リントを専門に食べているわけじゃないので

つくづく、専門に食うには向いていないのだな地球人は

でもまぁ

雛実ちゃんは可愛いですね///

お前はそのうち妖怪や喰種からすら
防犯ブザー鳴らされるようになるぞ?

そっちの意味での手配書で回るぞ?

なぜ!!?

ではまた

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