【まんが・コミック感想】金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(6) 船津紳平 天樹征丸 さとうふみや 【レビュー】【ネタバレ注意】

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金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(6)

 

エビシャコがかつてドハマリしたエピソードも収録
そして今回で第一部完結です

 

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(6)
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・権力者の末路

 

まず先鋒は「赤髭のサンタクロース」こと「不破鳴美」
麻薬の禁断症状を克服し28歳という若さで警視にまで上り詰めたエリート
しかも自殺のために訪れた崖の上で先に自殺した人間が遺した
「他人と入れ代わるために必要な物」をまるっと入手するという運の良さ


ご都合主義にもほどがあるな!?

 


ネットゲームで引退する奴がリセット前にアイテム装備全部捨てて
「欲しい人は拾っていい」とメッセージ残して消えるみたいなものか


クレス、それは私も思ったのです;
そして彼女の恐ろしいところは「警察官でしかも警視」と言う点
「警察官」だから、まず殺人犯とは思われません
そして「警視」という権力と立場は
事件の解決に動く警察そのもの
事件現場そのものを支配するに足るパワーなのです


よくよく考えると、とんでもない事件だったなこれは


ところが、そんな彼女にも弱点はあります
それは「はっきりした証拠を押さえられたらどうしようもない」
そして「より強い権力には太刀打ちできない」
最初の誤算は、モブカメラ少年と思っていた佐木に
自分が書き込んでおいた第一の標的=万代鈴江の台本を
しっかりと撮られてしまったことでした
その上、「まさかバレないだろう」と思っていたら
しっかり気付かれていたという・・・


その後、佐木を殺害して金田一に罪を押し付けて
一時的に拘束したのだったな?

正直、最悪すぎる悪手と言わざるを得ません

「身内を殺される」という「コレやると主人公が確実にキレる」をやった上に
その容疑をかけて逮捕、その誤認逮捕を謝りもせず
その上に挑発をかけるという
山火事起きているところにジェット燃料注ぐ真似しでかします
その結果、金田一少年は事件解決のため「緊急手段」を発動

その手段とは?


警視庁の明智警視へ連絡を入れて剣持警部と一緒に来てもらいました


なるほど、さしもの犯人も手も足も出ない相手を呼んだのか

彼女は警察の人間、だからこそ
「より強い権力には太刀打ちできない」のです
力を振りかざして終始優位に立っていた彼女
皮肉にも「より強い力」で立場を逆転された上に
事件までも解決されてしまったのでした・・・


やはり「主人公を怒らせる」のは「死亡フラグ」でしかないな;

 

・何を見せられているのだ我々は?

次は「墓場島殺人事件」
その地で玉砕した日本兵の英霊の方々が眠る島で起きた事件です

(おや・・・エビシャコの機嫌が・・・)?

・・・正直
そんな神聖な不可侵の慰霊の場所でサバゲーしようとか言う時点で
祟り呪詛のフルコースを味わっていただくに値します

 

珍しくガチギレ寸前で怒っている);

たしかに、マナー違反この上ない連中ではあるな;


さて、犯人の「亡霊兵士」は大体が
「一人の犯人が体力に物言わせてトリックをあれこれやって事件を起こす」パターン
ほとんどの金田一少年の事件簿では珍しく、二人一組体制
「檜山達之」と「森下麗美」
事件の動機となった故郷の村を被害者になるサバゲーチームの火の不始末で焼き尽くされた
大火災の生き残りです
が・・・
見せつけてくれます
いちいちイチャつきます

 


ほんとうに・・・何を見せられているんだ、我々は?

下準備以外に一体何をしに来たこのバカップルども?

 


あと「骨になるまで愛す」を表現するために
この地で眠る日本兵士の方々の頭蓋骨を使うのは

やめなさい、パダギパ、キョバ、ギバギ(私は許可しない)

(ついに命令形かつグロンギ語混ざり!?相当キレている!?);

ただ一心同体かと言うとそうでもなく、演技を口裏合わせして
「森下麗美」が嫌がる→「檜山達之」がビンタ
を練習通りやった結果
やった後で檜山本人が「やばい強くしすぎた?」と・・・


ああ、力加減を間違えたのだな


フィジカルな演技での
あるあるだな


ちなみに森下さんは表面上はなんでもないように繕っていましたが
かなり根に持っていた模様

こわい・・・;

それでも二人の「愛」は揺るがず
萩本殺害の際に銃剣が喉を貫通し地面を深くえぐりました

あと被害者の体が大きく一回バウンドしました

オーバーキル!!?

首を斬り落とす勢いだな;

うまくいっているかのようですが、金田一少年が標的の一人「岩野」に扮し
丸田のダミー人形で檜山を欺いた上に
後ろから来た森下さんも相手が岩野と勘違いしたまま
首を絞めにかかったことで
その場から逃走に成功はしたものの
「犯人は二人以上いる」という確信を金田一少年に与える事になりました


二人が指摘する通り、主人公はまるで忍者だな;

しかも金田一少年
この後、全てを暴露されたために
森下さんを庇い岩野を殺そうとした檜山のナイフを
一瞬で動きを見切って刃と柄の間のあたりを掴んで止める
ということしてくれます

 


探偵も体力勝負か、このシリーズ;

ちなみに、先の事件で兄が死亡したので弟君の佐木2号こと「佐木竜二」が
ビデオカメラ係をしています
しかも理由が「天国の兄からのメッセージ」という・・・


化けて出てこないだけマシだな;

一家全員、飼い犬も含めて「カメラ小僧」だそうです
余談ですが「岩野渉」だけ生き残ったのは
彼の名前が読者からもらったものだから

ただし、「金田一少年を囮に助かろうとした」という劇中の行動によって
結局、その読者さんは周囲から弄られることになったそうです

 


そんなことになるだろうと、思ったぞ;


ドラマ版だと逃げようとして檜山を刺した挙句に金田一少年に殴り倒され
海中で爆発四散・・・

※画像はイメージです


爆発四散はしていないだろうたしか!?

 

エビシャコからの重要なお知らせ

 

※墓地及び慰霊の地での悪戯及び迷惑行為等は

絶対にやめましょう

 

・ラストバトル!!

ファイルシリーズ編最終章「速水玲香誘拐殺人事件」
ですが
「ケースシリーズ」へ続きます


懐かしい、お前と二人でハマったものだが・・・
被害者がクズ過ぎてまったく同情の余地がない事件だった
そして特に、あの男は・・・・・・!!!!

?詳しく聞かせろ;

犯人の「道化人形」=「安岡真奈美」に金田一少年の知人にして
幼馴染の七瀬美雪嬢と彼を取り合っているアイドル「速水玲香」が誘拐されます


あの少女が事件に巻き込まれるのは、これで何度目だ?

「名探偵の知り合い」と言う時点で
「事件に巻き込まれる」は
「回避不可」です

救いすらないのか・・・・・・・


標的はマネージャーの「安岡保之」


「安岡真奈美」を得るために暴漢に襲わせて
軌道に乗っていた人生を破壊
どん底にいたところで助け船を出してゲットするという
マッチポンプの極みみたいな奴だったぞ


それは宇宙でも極稀にみるクズだな


ついでに、鏑木プロダクション社長の「鏑木葉子」は
身代金一億円を「もったいない」と言う理由で出し渋るという事をしています

・・・そいつも殺すべきではないのか?


末期がんで余命いくばくもないという事で
標的から外されました
そもそも「安岡真奈美」は素人
一人殺すのと二人殺すのとではリスクが違います
何より、「体力勝負」はいつも通りなので


なるほど


困っている彼女の前に現れたのが
「地獄の傀儡子」高遠遙一さん
椅子に腰かけテーブルに肘をつき
左手には糸で操作する傀儡人形に黒いタキシードと言う姿で


この時点で怪しすぎるのだが?


彼はこの後でも金田一少年に勝負仕掛けたり
共闘したりするのですけどね
今回のような「勝負仕掛ける」場合
よりによって「確実に金田一少年を巻き込めるように仕向ける」という
一般犯人にはこの上なくハードルを上げる形をしてくれます

「一般犯人」とは何だ!?

本当にこの男は・・・
巻き込まれる犯人にとっては迷惑極まりないな
やはり処分するべきか?

?おい、クレス?

当たり前ですが彼の注文はどれもこれも無茶苦茶
身代金取引のコースですら
普通に考えれば「こんな行程を走破できる奴がいるか!」と言われかねない
ハードル高めの物
しかも最後に至っては「つり橋に切れ目を入れて落っことす」という
「この高校生死ぬんじゃないか?」と犯人もヒヤッとしたシロモノです
取引失敗させて安岡を殺す口実作るためとはいえ
しかもこれを「明日までに仕上げろ」
その日の恐らく午後に告げます・・・
ブラック企業も真っ青のノルマなのです

まて、犯人役も探偵役も相当数が
その時点で振るいから落とされるぞ!!?


ああ、金田一少年でなければ走破不可能だったでしょうね

走破した奴がいただと!!!?
なんなんだ主人公は!?
ウルトラマンでも憑いているのか!?


ですがこの
「金田一少年に贈る高遠スペシャルコース」には
欠点がありました


(また変な名前を勝手につけて);
その「欠点」とは?


最終ステージの「吊り橋」ですが
切れ目入れるまでもなく
老朽化していて男子高校生の体重を支えられるモノではなかったのです
犯人は金田一少年が「切れ目を入れた板から足を踏み外した」とばかりに
思い込んでいたため
墓穴を掘る羽目に


高遠のリサーチ不足だな
「地獄の傀儡子」が聞いてあきれるわ!

さっきからどうしたのだクレス?
お前はあいつに恨みでもあるのか?


聞きたいか?
当時あの世界にハマっていた
我とコレはあの後だな・・・!!

クレス、落ち着いて

・・・「コレ」

それよりその後どうなったのだ?;

謎はすべて解かれました


そもそも名探偵をあの場にわざわざ呼ぶ奴があるか!!
地雷原を走りたければ一人でやれ!!
他人を巻き込むな!!
人間の分際で!!!


・・・・・
エビシャコ、クレスがさっきから荒れてるのだが
なにかあったのか?


ジェラートはまだいなかったから知らないの当たり前ですけど・・・
あの後、地獄の傀儡子が砂糖に毒を混ぜて
犯人を口封じしたのです
当時、作品世界に入り込んでいた私たちは
犯人に心底同情したのもあって
他の「犯人サイド」についた人らと一緒に見守っていたのですが
「口封じ」のせいで連鎖反応的に「場」が崩壊
私もあの子も緊急離脱を余儀なくされました
で、慌てて逃げだしたら跳躍システムまで狂っていて他の人たちは無事でしたけど
宇宙空間に私たち二人だけ生身でワープアウトして・・・


危うく永遠に彷徨う所だった!!

あの男め!!
今度会ったら素粒子レベルに分解して
宇宙空間にばらまいてくれるわ!!!!!

とりあえず
落ちつけ;

(私はとっくの昔に「良い思い出」にしてますよ~?)
あの人もいちいち「金田一少年」を巻き込んだりしなければ
「迷宮入り事件」「未解決事件」を量産する
ホームズのモリアーティ教授の立場に
座ることもできたでしょうに、ね・・・

「天は二物を与えず」とは言ったものです

それはそうと、後の話になりますが・・・


彼が関わった事件の一つ「獄門塾殺人事件」での「勉強食」こと
あの寒天状のディナーがすごく美味しそうでした
他の食事もパワーバーに蕎麦茶と至れり尽くせり

↑ちなみに「勉強食」

リアルにすると、こう?

 


あの場所で食料がごっそり消えたら
まずお前の仕業を疑うのが上策だな、うん

!?

 

・「コナン」だったら死んでいた

本編は全部やり切ったので
短編集より「氷点下15度の殺意」です

さて、この事件ですが・・・
「鈴森笑美」は恋人の渋沢圭介のスキー板に細工をして怪我をさせたと
思い込んで
「白峰辰貴」を殺すつもりで「疑似スキー板」
背後から強く殴ります


・・・つまり、死んではいないのだな
で、「疑似スキー板」とは?


トリックでありがちな「天候・気候を利用したトリックあるいは凶器」
分類される今回の凶器
濡らしたタオルをスキー板の形にして屋外に放置すれば完成
「みんなも殺したい人がいる時に作ってみてね☆」だそうです

ですよね~

地球人種を殺すのにそんなものが必要なのは地球人だけだろう?;

それより「思い込んで」というのは・・・?

それは・・・・・・・・

(ゴクリ)

CM

渋沢圭介は白峰辰貴がチューニングしてくれたスキー用具を
自分で勝手にチューニング
その結果、事故って負傷したのでした

ちゃんちゃん♪


終わるなぁ!!!!!
それで済むと思っているのか!!!?


思わせぶりに振っておいてなんだそれは!!!?
そんなもの
病院でしっかり話をすれば済む話だろうが!!!?

渋沢圭介本人が
事件が起きた後まで「意識不明の重態」だったんで

なんということだ;

そんなことで殺されたら
死んでも死に切れんだろう・・・;

ですが、被害者の白峰辰貴は渋沢圭介には怒った物の
鈴森笑美には怒りを向ける事はなく
それどころか「この怪我は自分の不注意」と
彼女を庇います

いい奴だな、死ななくて良かった

一歩間違えたら誰もが不幸になるだけの後味の悪すぎる
大惨事になっているところだったぞ


「コナン」だったら死んでました
「日本のロアナプラ=米花町」の外であっても
「探偵と一緒にいる」だけで生存率が一桁以下になりますからね・・・


ラクーンシティの時みたいに
壁を作って隔離するべきではないか?;


「探偵が来る」だけで「事件現場」にされるのは
この作品も一緒なのです
この単行本のおまけコーナーでも
「オペラ座館」オーナーは嘆いておられました


立て続けに2度3度、
しかも自分が天寿全うした後までも
事件現場にされては、な・・・
うっかり死ぬこともできん、か・・・

アパートやマンションはもれなく「事故物件」確定
旅館や観光地も大幅イメージダウンは避けられません
一番の被害者は彼らかもしれませんね


ではまた

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