【まんが・コミック感想】ゴルゴ13 (54) 穀物戦争  さいとう たかを【レビュー】【ネタバレ注意】

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ゴルゴ13 (54) 穀物戦争

 

日本とアメリカの「米と麦の戦争」
エビシャコが好きなエピソードの1つです

 

 

ゴルゴ13 (54) 穀物戦争
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・穀物メジャーの思惑

 

時は昭和真っ只中の懐かしい1980年代

濡れ衣です!!;;


日本の減反政策が進み
反面、アメリカからの小麦=パンの普及が
盛んだったころです
いくつかの大企業が出ていますが
「穀物メジャー」という名前で一致している模様


減らせば不足し、増やせば今度は余る
その時の政策のツケを未来が支払う羽目になるのは
どこも変わらんな

前述のとおり当時アメリカはパン食を進めていました
日本にも
小学校では「パン給食」が推され
「先進国はみんなパン食」とアピール
逆にお米は「頭が悪くなる」などイメージダウンを図られる始末
・・・ですけど、「リゾット」の存在から分かるように
西洋でも米食文化はあるのですよ
それに「大麦粥」が古代ローマの胃袋を支えた史実があるように
パンだけが欧米の主食ではないのです

その話は長くなりそうだからいい加減に戻せ;

OK
そんな状況に危機感を覚えた日本企業「丸菱物産」の
ニューオリンズ支店長「藤堂伍一」
メジャーを出し抜き、大量の穀物の買取に成功
ゆくゆくは日本の休耕田も復活させ
米の飼料化も視野に入れた
「自給率回復とアップ」を目論みます

「米と麦の戦争」開戦初日に彼は同胞と
「日の丸弁当」で祝うのでした

 

そういうお前はどっち派だ?

気分次第?

唐突になにごと!?
そもそも、米か麦かの二択だけと言うのは
あまりにも選択肢が狭すぎます!!
日本も一昔前は農村は雑穀中心で都会にでも行かなければ
白い米は入手が難しかったのです
石高の少ない寒い地域や山の多い地域とかは・・・

ちょっとまて、
お前の言う「一昔前」は、いつの話だ?

戦国~江戸時代?

お前は相変わらず時間間隔がおかしい

 

・ゴルゴさん出撃(1回目)

 


穀物メジャーも黙ってはいません
「カーギル」「ブンゲ」「コンチネンタル」「ルイ・ドレフェス」
互いが「良い意味でのライバル」であり、誰も出し抜き行為をしていないことを再確認

「強敵(とも)」!!?

穀物メジャーが協力して事に当たったので
敵が日本の「丸菱物産」であり、その企業の仕業とあっさり突き止めます

さすがですね♪

ところでエビシャコ、穀物メジャーたちの言う「ジャップ(Jap)」とはなんだ?
お前らが言われる「未確認生命体」みたいなものか?


日本人(Japanese)や日系人(Japanese <国の名前>)の蔑称!
絶対に使っちゃダメですからね!
怒られます
ウルトラマンよりも偉い人たちに!!


わ、分った!


メタいぞお前たち;

あとエビシャコはコレ(JAP)に怒らないのか?

私の呼び名とか、特に気にしないので好きに呼んでいいのです

私の事だと分からないモノとかよほど変なのでない限り

別にお前の事を指しているわけじゃないと思うが?;

さて、動きを察知した穀物メジャーのは
手を打ちます
が、どれもこれも失敗ばかり
穀物輸送船を沈める→察知されてスパイが海に捨てられる
藤堂たちを襲う→空手で逆襲されて自分たちが鮫の餌に
と・・・

鮫は人間専門に食ってるわけではないからな

たまたま目の前に食えるものがあったから食っているだけで


そしてついに最終手段を発動させます
ゴルゴ13へ依頼をするのです


主人公ようやく出番か・・・


ゴルゴさんが主役張って体を張ったアクションをする回とかありますけど
大体はこんな感じで「事件の裏方に徹する」事が多め
秘密厳守で拷問をされても絶対に口を割らないのと
普段から無口なのでこの回のように
依頼人との仕事の上で必要な会話だけして
あとは一発撃ってどっかへ行く
というパターンが意外と多くの割合を占めています


主人公が表に出て中心になることが多い作品が多めなだけに
こういうパターンは珍しいな


あと、「秘密厳守で拷問をされても絶対に口を割らない」とは言いましたが
依頼人が裏切った場合も同じ
ただし、裏切った依頼人は100%確実にゴルゴさんに殺されます
彼の秘密を探ろうとした人間も同様

そのせいで「出生の秘密」すらも憶測飛び交っているからな
今もなお


話を戻します
カーギル本社の社長が「自分のところはちっぽけな会社」と述べると
カーギル社の流通や相場の情報をスラスラと述べ
「それが、ちっぽけな会社か?」と論破するゴルゴさん


なるほど、依頼人の素性も含めて下調べは入念にやっているのか・・・


「情報」は「有力な武器」にも「強い防具」にもなりますからね
あと、依頼人が万が一裏切って殺すことになった場合の
想定される敵戦力や依頼人の取る行動なんかも
頭の中に入れているでしょう

そこまで・・・!?

そして仕事の話に入ります
次の出番はゴルゴさんがその腕前を認めた銃器の職人デイブ・マッカートニーさんのお店
「また」無茶な注文をされましたが
デイブさんは今回もきっちりと仕事をしてくれました!


「また」・・・?

今回の「特殊弾頭の弾丸」はまだハードル低い方
「宇宙でも使えるように銃を改造しろ」とか
デイブさんは度々ゴルゴさんの仕事の現場に見合った銃の改造や
弾丸の作成・提供を依頼されてその都度してくれています
ゴルゴさんが仕事のたびに依頼された人間とか
仕事する地域とか問わず彼のところへ
ちょくちょく足を運んでいることから
彼以外にはできないだろう

ゴルゴさん自身が太鼓判を押している証明かと

 


あの「ゴルゴ13」に認められるというのは光栄だろうが
内容がハードル高めだな;


さて、今回は「特殊弾頭の弾丸」3つ
目的は日本企業「丸菱物産」の穀物貯蔵施設(エレベーター)の爆破

まて、弾丸で何をするのだ?
火薬庫ではないのだぞ?

そこは、「粉塵爆発」を利用するのです
小麦粉を含む大量の穀物が貯蔵されている施設は
火薬庫も同じ
たとえマッチ一本でも引火すれば
連鎖爆発で施設そのものが吹っ飛びます

だが、どうやって?

「弾丸が通過できる隙間」さえあれば問題ありません
デイブさんは練習用にと余分に2発も用意してくれました
ゴルゴさんは練習することもできたという事です


可能なのか?

結果は・・・
貯蔵庫は大爆発
内蔵されていた穀物も施設も吹き飛びました

どのようにしてゴルゴさんがこれを為したのかは
後述します

 

・逆襲の藤堂

さて、前回の案件で会社をクビになった藤堂さん
ですが仲間は彼を見捨てませんでした
今度は彼のチームが独自に動き
メジャーに一泡吹かせようとします


まて、会社を解雇されたのだろう?
個人で可能なのか?


家を抵当に入れたり借金したりして
どうにか金をかき集めたのですよ
彼の実家はあの「北海道」で農家!!
恐らく所有農地だけでも相当な面積になるでしょうね

それより、地平線が臨める広い大地は
いつ見ても素晴らしいものです

 

海底棲息生物とは思えない発言だな;


で、一泡吹かせた後はどうするんだ?


彼は、その後の人生を「農家」として生きる事を
すでに決意しています
国にも企業にも縛られることのない
独立した「農家」なのです

 

・ゴルゴさん出撃(2回目)

と、いうわけで今回のゴルゴさんの出番です


すっかり便利屋だな;


そういうお仕事なので
この人、人間ヘッドショットするイメージ強めですけど
人間以外を狙撃したり
時には情報の収集がお仕事の依頼だったりすることもあるのです

藤堂の攻撃目標は「メジャー」の「金塊」
列車で輸送される重要な資金源です


盗むのか?

いいえ、「台無し」にします

どうやって?
蒸発させようにも「沸点:2,856℃」などと言う温度は
地球上では怪獣でも呼ばぬ限り不可能だぞ?

「金」が溶けようが変形しようが
価値が変わらないことくらいはお前も知っているだろう?


そこは、列車が停止するように罠を張っておいた鉄橋に仕掛けた「特殊な爆弾」がキーポイント
この爆弾、「核物質」を搭載しています


!!?そうか!!
放射能で汚染するのだな!


たしかにそれなら、どんな物質であろうと
その価値を失う・・・
考えたな

もちろん、こんな重要物資を運搬するのに
保険をかけていないわけがないのですが・・・
その保険人サー・スクワイアを
あらかじめ誘拐して
保険の交渉そのものがうやむやになっていたため
保険は成立していませんでした

誘拐されたことを不快に思っていた
当のサー・スクワイア本人もこの事件を聞いて
「あいつらは救世主か?」と驚愕
事実、もし保険の交渉が成立していたら
この事件の保険金の支払いで彼は破産していました

谷底に落っことすならまだしも、放射能で全損だからな・・・

藤堂たちはあくまで穀物メジャーにだけ打撃を与えたかったのです
また、「保険金」のせいで
打撃の効果が薄まってしまうことをあらかじめ防いだ
とも言えるでしょう

 

・エピローグ、皮肉なめぐりあわせ

さて、ゴルゴさんのお仕事完遂
無事成功した藤堂チームですが
そのうちの一人で
かつて麻薬に溺れていたところを救われ
今では無二の親友になっている
「ウノ」は打ち上げの後で何やら考えていたことを
藤堂に気付かれ、考えを打ち明けます

それは、今回の件の発端ともいえる「貯蔵庫の爆発」について
その原因は検証の結果「換気口の隙間から撃ち込まれた一発の弾丸」と判明しました

あの「特殊な弾丸」か・・・


そう、そしてそんなことは普通なら
不可能
ですが、ウノは
「ゴルゴ13なら可能ではないか?」
と言う考えに至っていました


つまり、ゴルゴ13の弾丸で一度は計画を挫かれ
今回はゴルゴ13の弾丸で計画が成功したというわけか

ゴルゴさんは基本的に「敵味方」識別は
「自分に対してのみ」なので
時には
「殺しを依頼したら標的が死ぬ前に自分の殺しを依頼して
今度は自分がゴルゴ13に撃たれた」
という話もあったりします
ただし、彼は「二重依頼」は好まないので
たとえ標的が同一で二重に金を受け取ることができる機会だとしても
絶対にそれはしません
標的が同一と分かれば先に受けた依頼を優先し後の依頼は断ります
また、標的がすでに死んでいた場合も
調査の手数料だけもらってほとんどの仕事の代金を依頼人へ返金しています


なるほど、だから「信頼」「信用」がある
だからこそ誰もが彼への仕事を頼みたがる、というわけか

だがしかし、
それなら以来完遂後に抹殺しようとする奴もいるのではないか?


そういう事した人は全員あの世に行ってるんで
考えることそのものが無謀なことであるとだけ
言わせてもらいます


ではまた

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