【小説・ノベル感想】魔法少女育成計画 restart  遠藤浅蜊 マルイノ【書籍感想】【レビュー】【ネタバレ注意】

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魔法少女育成計画restart  遠藤浅蜊 マルイノ

 

あのN市でのデスゲームから約一年後
狂った魔法少女によるデスゲームが再び・・・!

 

魔法少女育成計画restart  遠藤浅蜊 マルイノ
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・スノーホワイトのその後

「魔法少女育成計画」のデスゲームを生き延びた一人で
前作主人公です

というか、「消極的に動きすぎて争い避け続けた結果」だな

争いに積極的だった奴が軒並み死んでいったからな

現実でも「オウムガイ」という生物がいるのですが・・・

ああ、生存競争に負けて深海に追いやられた結果
それまで住んでいた浅瀬が環境の激変に遭って
追いやったライバルの方が逆に死滅絶滅の憂き目に遭って
追いやられたはずのコイツが生き延びる事に成功したという・・・

強い奴=優先的に生き延びる事ができる、とは限らないのが
自然界の興味深い点だ

そんな彼女はもう一人の「リップル」と共に生き残りました


デスゲーム主催者である試験監督官「クラムベリー」の死
そしてマスコット妖精「ファヴ」の消滅で
それまでファヴが隠蔽していた全情報が「魔法の国」へ流出

生き残った「スノーホワイト」「リップル」には
頭を下げに下げて正式な魔法少女として認定するだけでなく
「魔法の国」の「永久名誉住人」の資格を与えるという大盤振る舞いをすることで
「反省している」「謝罪もした」「我々は何も知らなかった」を
内外へアピールしました

・・・くさいな

それまでの試験で生き残った魔法少女がいる時点で
その魔法少女の口から漏れ出ていても不思議ではないのでは?

その点については後述しますが
「スノーホワイト」は消極的な魔法少女から一転
デスゲームで死んだラ・ピュセルやハードゴア・アリスに
顔向けできる魔法少女となるべく
「正義の魔法少女」として活躍
悪事を働く政治家を捕縛したり
時には「スイムスイム」の持っていた魔法の国の武器「ルーラ」を振るい戦ったりしています
この物語の時点で炎使い「フレイム・フレイミィ」を含む
二人の魔法少女を捕縛しています
ついたあだ名は「魔法少女狩り」

「フレイム・フレイミィ」との戦闘が壮絶だな
相手も、まさか「消火器」で火を消した挙句に自分の顔にまでそれを向けてきて
怯んだところで「消火器」で殴ってくるなどと言う戦法を
使う奴がいるなど、まず思うまい

その上、従来の能力「困っている人の声が聞こえるよ」が進化
「困った声が聞こえるよ」になっています
具体的に言うと、「今からこういう攻撃するけど、こういう避け方されたらまずい」とかの
本人が全く意識すらしていない無意識のつぶやきを拾う事が可能と言う・・・

そんなの相手にできるか!!
空間に閉じ込めて空間ごと破壊するわ!!

 

クレス、それ思った時点で相手に届いてるのですよ;

 

・「クラムベリー」という魔法少女

強大な魔法少女「魔王パム」主催の実力主義魔法少女養成所「魔王塾」卒業生
あの「魔王パム」に一撃を入れて卒業したという強者であると同時に
N市における魔法少女選抜試験の試験官
・・・でしたが、過去において正式な魔法少女になる最終試験の際に
ミスで召喚された悪魔の暴走で「平和的な魔法少女」の世界は壊滅
顔見知りや友人たちが無残な肉の塊へと成り果てる中でただ一人生き残り
マスコットキャラクター妖精「ファヴ」のマスターになりましたが
その時点で彼女の精神は均衡を完全に崩していました

元々「生ぬるい魔法少女の友情ごっこ」に嫌気がさしていたファヴと意気投合し
魔法少女たちの殺し合いで正式な魔法少女を決定するデスゲームを
幾度となく開催


ファヴの情報操作によって死者が出たとしてももみ消されていました
が、
「魔法少女育成計画」での本編デスゲームにおいて「脱落=死」
「キャンディを獲得しなくても魔法少女が一人死ねばその週の脱落者は出ない」という
絡繰りを用意したこととそれを知らしめてしまった事が裏目に出て
生き残りのルーラチームの襲撃を受ける事に

そして「スイムスイム」の正体を知った動揺とその一瞬の隙を突いた
全く視野へ入れていなかった弱者「たま」の一撃で死亡します


ファヴは「マスター」がいなくなったことで
生き残りの魔法少女の中から新たに「マスター」を選ぼうとします
「スイムスイム」を不適格と断じ「リップル」と殺し合うよう仕向け
「スノーホワイト」をマスターにしようとしました
が・・・
「スノーホワイト」本人はその気は全くなく
それどころか「ファヴ」の本性をその心の声から知り
破壊を決意します
そして「リップル」が生きていたことと
「スノーホワイト」を説得するためトップスピードをあざ笑う発言をした事
「リップル」が「マスター端末」を破壊可能な
魔法の国の武器「ルーラ」を手にしていたことで止めを刺されました
前述のとおり、ファヴが破壊されたことでファヴがせき止めていた
全情報が「魔法の国」へ漏洩

「魔法の国」は当然ながら大慌てで対処に乗り出す羽目になりました
彼女の試験を生き延びた少女たちは「クラムベリーの子供たち」として
「魔法の国」はひそかにマーク
この際に「クラムベリー」が合格者に記憶操作を施し
自分の意に沿う者以外は「普通に試験をパスして合格した」と装って
デスゲームを隠蔽していたことも分かっていました
「合格者」の中には「クラムベリー」の考えに共鳴
もしくは彼女を師と崇めたり彼女を目標にしたりする魔法少女もいましたが
それらには「悪事に加担した」として魔法少女の資格を剥奪
(ただし殺すことなく変身能力を封じただけ)
これらの事後処理によりデスゲームは二度と起きないはずでした・・・

ですが、魔法の国のこの姿勢を気に食わない魔法少女「キーク」
試験官としての立場を利用して
「クラムベリーの子供たち」を集め
「ゲーム」を開催することを決意
マスコット妖精「ファル」との協力で
RPGの世界を電脳空間に作り上げ
魔法少女たちを放り込みました

ちなみに「キーク」の能力は
「電脳空間で自由自在に行動できるよ」
なので電脳空間においては無敵です
魔法少女たちの生殺与奪も思いのまま

攻殻機動隊やニンジャスレイヤーの「ハッカー」みたいなものか

軍の攻性防壁で焼けばいいと思うかもですけど
「自由自在に行動できるよ」なので
「その場で別の通路を作ってそこに逃げ込む」なんてことも
できると推測されます

デジモンで対抗するしかないな

お前ら、「サイバースルゥース」のやりすぎだ;

 

・集められた魔法少女たち&デスゲームの開始

「新しいゲームのプレオープン」
そんな謳い文句で始まったゲームですが
ベテランであり看板娘の「マジカルデイジー(必殺のデイジービームを撃てるよ)」が
自身の放った「デイジービーム」を敵モブに反射されて死亡

「音楽家」への殺意を隠さない「アカネ(見えているものならなんでも斬れるよ)」の暴走に加え
何者かによる「マスクド・ワンダー(いろんなものの重さを変えられるよ)」殺害
そしてゲームでの死=現実世界での死と言う事実が発覚し
RPGのテストはデスゲームへ雪崩れ込みます

もちろん「マスクド・ワンダー」を殺した犯人の排除を
魔法少女たちは優先しましたが・・・
容疑者魔法少女「アカネ」が暴走し「夢ノ島ジェノサイ子(魔法のスーツでどんな攻撃でもへいきだよ)」が殺され
@娘々の反撃で「アカネ」自身も崩落した建物の下敷きになったことで
事件は解決・・・したかに見えました

ちょっとまて、「魔法のスーツでどんな攻撃でもへいきだよ」をどうやって攻略したのだ?

それは・・・スタンド「アヌビス神」の能力と同じです


「アヌビス神」は「物体を透過して斬りたい相手を攻撃できる」スタンドでした
「アカネ」も同様、「見えているものならなんでも斬れるよ」は、
「視界にあるものを限定して攻撃対象に選ぶ」事もできるので
「魔法のスーツの中の魔法少女を斬る」ことができたのです

それだけ厄介な能力の持ち主の最期にしては呆気ないな
で、「したかに見えた」という事は解決していないのだな?

魔法少女「プフレ(猛スピードで走る魔法の車椅子を使うよ)」と
「シャドウゲール(機械を改造してパワーアップできるよ)」
お嬢様と護衛少女の主従コンビは独自に調査をしていました
そのキーポイントはゲーム内で唯一のアイテムである「マジカルコイン」
「死んだ魔法少女の持ち物」は「剥ぎ取り」が可能
また誰も剥ぎ取りをしない場合は「ショップ」へ戻るという仕組みのため
「誰かが持っていれば流通量は変化しない」のです
彼女たちが調べた結果、「コイン」の流通は変化していませんでした
つまり、「犯人はまだ生きている」ことになります

その調査方法は後に
「チェルナー・マウス(ものすごく大きくなれるよ)」が
「マジカルキャンディー保有数最下位=脱落」で死亡した際
容疑者候補最有力だった「@娘々(お札の中にものを閉じこめられるよ)」が
グレートドラゴンのブレスに
何故か生きていた(?)「夢ノ島ジェノサイ子」に妨害を受けて
道連れで焼き殺された時も発揮
当初「コインを符の中にしまっているのでは?」と思われていたのですが
「流通量変化せず」で「犯人は別にいるのでは?」となります

しかし、このプフレとやら
自分たちが生き延びるためだけにやっているわけではなさそうだな

彼女たちの目的は
同じパーティー=身内だった「マスクド・ワンダー」を殺した者への「制裁」
プフレ=人小路 庚江は「人小路家」という名家のお嬢様で
シャドウゲール=魚山 護はその人生を彼女の護衛に捧げるよう教育されていました
「プフレ」は尊大な物言いをする一方で他者や部下たちを思いやる心も持っており
そのため身内に手を出されると激怒するという事を
シャドウゲール=魚山 護も知っています

なるほど、「器」を持ち合わせている「本物」の「お嬢様」と言うわけか

ちなみに「アカネ = 不破 茜」、「マスクド・ワンダー=三田好」、「夢ノ島ジェノサイ子=園田 かりん」
「@娘々=棚橋 陽真理」「マジカルデイジー=八雲 菊」となっています
なお、マジカルデイジーは中学生の時の魔法少女になった現役大学生で
将来の仕事などで悩んでいた模様
魔法少女育成計画の「ルーラ」や「クラムベリー」のように
「生活すべてorほとんどを魔法少女にシフトさせて生き抜く」という事まで考えは及ばないようです

 

・マスター「キーク」の謎と「ファル」

 

魔法少女「キーク」は「正しい魔法少女こそ魔法少女であるべき」と言う考えの持ち主でした
そのため、「クラムベリー」の試験をパスした
「クラムベリーの子供たち」の存在を認められず
彼女たちに自分で試験を用意してふるいにかける決心をしました
「ファル」はあの狂った妖精「ファヴ」と酷似していますが
中身はまとも
そのため死者が出た「ゲーム」の続行を反対したり
全責任を自分が被って「キーク」を庇おうとしました
が、それでもゲームを続ける「キーク」にとうとう愛想を尽かし
魔法の国へ全てを暴露
魔法少女たちにも「キーク」が許す範囲内でヒントを与えに行くなど
一人でも多くの魔法少女が生き延びるように奔走します

一言いいか?
コイツ(キーク)は頭がおかしい

自分がやっていることがその「クラムベリー」と
大差ないことだというのにな

魔法の国は「スノーホワイト」の派遣を決定
「スノーホワイト」が「キーク」の元へ送られますが
彼女にだけは憧れと崇拝に近い敬意を抱いていた「キーク」は
お茶を勧めたり席を用意したり
「スノーホワイト」をもてなします

すでに死者出ている時点で「スノーホワイト」に嫌われこそすれ
好かれることは全くないと思うぞ;

「スノーホワイト」は当然ながらゲームの中止を要求しますが
「キーク」はそれを拒否
「スノーホワイト」は部屋から出ていきます
恐らくこの時点で彼女は「キーク」の説得を諦め
「キーク」を排除してのゲーム終了を決意したと思われます

口で言っても分からないバカは
強制的に排除する以外ないからな

で、「策」はなんだ?

それは後述します

 

・「ペチカ」の悩み

 

本名「建原智香」
衣装はコックがモチーフ
クランテイル、リオネッタ、御世方那子とパーティーを組んでいます
能力は「とても美味しい料理を作れるよ」です
そのため、戦闘向きではなく
戦闘時は他のパーティメンバーに守ってもらい
自分は震えて身を守っているだけ
主な役割は「食事の用意」で魔法少女の能力で
どんな材料でも手を触れるだけで美味しい料理に変えることができるので
食材を持ち歩く必要がなく
例えばそのへんの石ころや雑草を彼女が5分間触れるだけで
高級レストランのフルコースを作ったりといった事も可能
ただし、食器の方はさすがに作れないので用意が必要な模様

トニオさんのところに弟子入りしてレストランを開いてほしいところです

 

元々も平凡な少女であり特技もこれと言って無く
彼女は戦闘に参加できない自分がいつか追い出されるのではないかと
危惧していましたが・・・

彼女は自分の価値を過小評価しすぎだと思われます
「料理ができる能力」というだけでも
魔法少女に限らず引く手数多でしょう

 

そういえば、古代中国の斉国の桓公の易牙とかいう料理人がいたな
あいつは悪逆非道な行いで知られていたが
「料理が上手い」という点だけで異例の出世をしていた

一度失脚したのですけど
彼が追われたら「食事が美味しくなくなった」ので
また呼び戻されて宮仕えに返り咲いたそうです

・・・おい、地球のネットワークから情報拾ったんだが
「自分の息子(赤ん坊)を殺し、蒸し焼きにして桓公へと献上した」
「桓公は易牙を褒めた」ってあるぞ・・・

姜子牙さんは子孫の教育には失敗なされたようですね
妲己様よりひどいレベルにまで落ちてます
もしあのリントどもが私の目の前に居たら二人まとめて
物理的に首から上をこの手で・・・

お、おちつけ、
それで、どうなんだ?
(子供が犠牲になると聞くといつもこれだコイツは;)

現代でも「食事が美味い」
人間の生活でかなり重要な要素なのです
特に潜水艦や船乗りのような
長期間閉鎖空間での生活を余儀なくされる人々にとって
食事は「数少ない楽しみの一つ」でもあるので
あと刑務所とかでも

「壊す」「殺す」はできる奴は少なくないが
「料理ができる」を必要事項に当てはめた途端に
数が激減するからな

あの有名な「戦艦ポチョムキンの反乱」のきっかけもまた
「食事に痛んだ肉を使われたこと」と
「上官がそれでも食べるように強制した事」なので
「食」は最も重要であると言えるでしょう
だから彼女はもっと堂々としてていいと思うのですよ
十分すぎるくらい役に立ってますし
彼女を追い出すとかとんでもないです

戦場のような極限状態の中でも「美味い食事」
精神面の安定に一役買っているからな
「のっこちゃん」とかいう魔法少女の負担も
相当軽くなっているだろう

冒頭で小さい子の風船を取ってあげて感謝されて
「お姉ちゃん綺麗だね」とまで言われているので
魔法少女としての人格も十分
「子供好きの魔法少女に悪い奴はいない」のです!

(では我々の目の前にいるお前はなんだろうな?);

ゲームが進むにつれて一緒に行動する魔法少女も多くなり
誰もが彼女の料理に束の間癒されていました
恐らく彼女の料理と
「のっこちゃん」の魔法がなければ
精神的にかなりきつい事になっていたでしょう
(「のっこちゃん」については後述します)

「白米を思う存分食えるから」と言う理由で兵士になる人間が
昭和まで絶えなかった事実もあるからな

それでも「ペチカ」はずっと「役に立たない自分」を申し訳なく思っていました
そしてそれは「記憶回復装置」によって理由が発覚します
「御世方 那子= アンナ・サリザエ(どんな動物とも友達になれるよ)」の死亡後

(魔王の部屋に辿り着いたことで強力化した敵mobにより惨殺)

探偵魔法少女「ディティック・ベル=氷岡 忍(たてものとお話できるよ)」の
身を挺した「ダイイングメッセージ=記憶回復装置」の存在の指摘により
「魔王の城」の中にあったそれは「クラムベリーの試験」の記憶を
プレイヤー全員へ戻しました

「探偵」だと・・・!

どうどう・・・!

「ペチカ」はかつて友人の魔法少女と組んで行動していましたが
彼女は「ペチカ」を守るために「クラムベリー」と戦い殺害されました
その時ファヴから「合格者がまたいないとなるとさすがに怪しまれる」と助言された
クラムベリーは、震えて見ているしかなかったペチカを「合格者」とすることで
その回のデスゲームに幕を引いたのです

また、「プフレ」は「シャドウゲール」を合格者にするためにクラムベリーと取引をし
他の魔法少女たちを犠牲にしました

「のっこちゃん 」は身寄りのない母の為死ぬわけにいかず
デスゲームに積極的に加担していました

相当数死んでないか、この「クラムベリー」とやらの試験は?

だな、それで情報秘匿されただけで気付かぬ魔法の国とやらは
相当な無能だな

あるいは「腹黒」

!・・・なるほど、そういう可能性もある、か

この事態に焦った魔法少女がいました
それは「メルヴィル」です

 

・メルヴィルと言う魔法少女

 

キークにより魔法少女能力を戻されていた、引っ掻き回し役の魔法少女
それが彼女でした
かつての「クラムベリー」と似た容姿
それは偶然ではなく
「クラムベリーに憧れていた」ためにその姿になった
いわゆる必然でした
元々は野山で自作の弓矢で獣を追いかける生活をしていた彼女は
クラムベリーと遭遇し、その強さを目にして
彼女を目標にすると決意

 

そしてそれは「クラムベリー」の本性を知っても折れず
むしろそれは崇拝に近いものに変化
追いつくために彼女は修行を重ね
本来の「色を自由に変えられるよ」の他
気配を消し音もなく移動する術などを身に付けたり
クラムベリーの認める「強い魔法少女」を
ひたすら目指しました
ですが・・・
彼女が「クラムベリー」に追いつく前に
「クラムベリー」はスイムスイムチームの襲撃により死亡
さらにファヴが破壊されたことで悪事が露見し
クラムベリーに加担していた魔法少女たちは資格を剥奪されました

おい、こいつ「グロンギ族」かその血を引いているのではないか?

かもしれませんね
リントが最近は「似てきた」とはいえ、
彼女の性質は明らかに突出しています

メルヴィルはその能力「色を自在に変える事ができるよ」で
「マスクド・ワンダー」や「ディティック・ベル」を殺害
同じチームではあるものの
敵に回ったら手に余る「チェルナー・マウス」のキャンディーをごまかして排除したりしました

また「リオネッタ=九条 李緒(人形を思い通りに操ることができるよ)」を脅迫して
死体を操らせるなど協力者にしていましたが・・・

「魔王を倒せばゲームは終わる」「魔王は魔法少女の中にいる」と言う情報に加え
「記憶回復装置」のおかげで魔法少女たちが記憶を取り戻したことで
隠れていることができなくなりました
彼女は「魔王」ではありませんでしたが
これまでの犯行が可能な魔法少女は彼女くらいしか生き残っておらず
「@娘々」の時のように都合のいいスケープゴートになりそうな魔法少女はいません

まして「クラムベリーに酷似した姿」の彼女がどんな人物か・・・推して知るべし
そのため彼女は正面から魔法少女の排除に動きます


なにより仲間想いの「クランテイル」や「ラピス・ラズリーヌ」を本気で怒らせてしまった事が
彼女が強硬手段へ打って出ざるを得なくしました
(特に「ラピス・ラズリーヌ」はメルヴィルの訛りの強い言語を翻訳する程度には仲が良く
彼女の裏切りに一番ショックを受けていました)
まず「ペチカ」を人質にし、痛めつける事で他の魔法少女の動きを封じました
ところが、この人選が最悪の結果をもたらします
「ペチカ」が「5分間モノに触れていないと料理にできない」という能力を持っていることを知っているものの
彼女の葛藤を知りませんでした
脅して痛めつければ震えているだけと思っていました
「クラムベリー」が「たま」にあっさり殺された時のように
「自分へ発動されること」を注意すればいいと思っていました
何よりペチカの能力「料理を作る」を甘く見ていました

結果、まず彼女の料理に惚れ込んでいた「リオネッタ」が離反
これを返り討ちにしたことでペチカが本気になってしまい
話を長引かせての時間稼ぎを仕掛けられます
完全に油断していたメルヴィルはこれにひっかかり
地面を「冷製スープ」に変化させられます
姿勢を崩したところにペチカがつかみかかり
一緒にスープの中へ

メルヴィルの誤算は続きます
地面の下は地底湖につながっており
二人はもつれながらその中へ落下
そして、この時点でペチカはメルヴィルを道連れにする決意を固めていたため
自分が溺死するのも構わない勢いでメルヴィルにしがみつき続けました
当たり前ですがクランテイルはこの隙に二人を追いかけてきます
メルヴィルはやむなく人質を捨てる事を決断
ペチカに致命傷にならない程度の傷を負わせ放り捨てます

なるほど、「スナイパーの論理」だな
死んでいる奴は放り捨てられることもあるが
生きている負傷した兵士を見捨てる事はできない
そして兵士の救助と治療に陰々と物資がより割かれることになる

ところが、さらに誤算は続きます
思惑通りクランテイルはペチカの救助を優先させました
そこを狙った結果
攻撃がクランテイルを庇ったペチカを直撃
クランテイルを仕留めそこなった上に
「人質を殺してしまう」というとんでもない結果を招きます

「人質を殺す」はこの場合、
一番やってはいけないことだぞ
交渉の相手=この場合はクランテイルが
本気で殺しに来る

その事を分かっているメルヴィルは岸に上がる前にクランテイルを始末しようとしますが
あらかじめ「宝石」を渡していた「ラピス・ラズリーヌ(宝石を使ってテレポートできるよ)」が
クランテイルに合流しました
彼女の実力はメルヴィルも認めており
クランテイルと彼女との同時攻撃は捌ききれないことも理解していました
そして彼女の誤算、ラピス・ラズリーヌは現実世界で
ディティック・ベルと交流があり、
その事がメルヴィルへの彼女の怒りをよりかき立てる事に・・・
そのため、メルヴィルは足場の悪い洞窟を出るか相手を倒すか選択しますが
クランテイルがペチカの遺体を陸に上げる事を優先しだしたため
ラピス・ラズリーヌの排除を決断します
そしてまだまだ誤算は続きます
ラピス・ラズリーヌは強く、クランテイルがペチカの遺体を抱えて
陸地に上がる時間を稼ぎました
倒すどころか、その時点でラピス・ラズリーヌはほぼ無傷
そして完全にキレたクランテイルはペチカを安置すると
メルヴィルを睨みつけ、咆哮を上げます

メルヴィルは生き残るための思考をします
出た結論は「ラピス・ラズリーヌをまず始末し、クランテイルを始末する」
「二人が合流しないうちに」でした

ここで、最後の誤算が発動

格闘戦の末にどうにかラピス・ラズリーヌを倒しましたが
その時、「一対一なら何とかなる」はずのクランテイルはすでに「準備」を終え
メルヴィルの前で「変身」していました
彼女の能力は「自分の下半身を生き物の首から下に変身させる」
クランテイルが選んだのは、ゲームの中で最強の強さを誇った
「グレートドラゴン」

考えた末に回避しようとしますが、絶命したはずのラピス・ラズリーヌの手がメルヴィルの足を掴みます
さすがのメルヴィルもこれにはどうしようもできず、
「グレートドラゴン」の一撃でバラバラに刻まれて死亡しました

選択肢は悪くはないが、油断しすぎて
想定外の事に応戦できないことが致命的だったな

それより、だ
「ペチカ」は「真の強者」に推挙しても良い活躍をしたと思わんか?

それについて異議はない

私も同意


では彼女「魔法少女ペチカ」
「魔法少女」としても子供たちの「綺麗なお姉ちゃん」としても
「戦士」としても
どこに出ても恥ずかしくない立派な少女であったと
誰よりも強い戦士であったと
この場にて
全員一致で決を採りましょう

ちなみに、作者の遠藤浅蜊先生は絵を担当しておられるマルイノ先生
「ペチカを踏みつけるメルヴィル」が
この巻で一番のお気に入りだそうです

おい!!!!?

 

・のっこちゃんの決意とデスゲームの終わり

「魔王を倒せばゲームは終わる」
ですがメルヴィルは「魔王」ではありませんでした

メルヴィルとペチカ、ラピス・ラズリーヌの埋葬を終えた
クランテイル
そしてプフレ&シャドウゲールのコンビと戦闘が起きます
「のっこちゃん」は端末を持った手首と黒焦げの死体があったため
死亡と思われました

ところが
プフレが「違和感」に気付きました
「噴水から離れると気持ちが薄らぐ」
そうして、三人で噴水を掘り起こした結果・・・
中にスコップを持った「のっこちゃん」がいました

彼女は端末を持った手首を切り落とし、埋葬された「@娘々」の死体を火炎放射器で焼いて死を偽装、隠れていたのです

そうして全員すべてを悟りました
「のっこちゃん = 野々原 紀子(まわりの人の気分を変えられるよ)」
彼女の能力なら、気分を操作して相手を殺し合わせることもできます
そしてそれは過去に「試験」で彼女が生き延びる事に使われました

「魔王」は「のっこちゃん」でした
これが「メルヴィル」のように
「自らの意志で進んで殺し合いに参加した」ならともかく
「キークに指名されて強制的にやらされた」事
そして彼女には身寄りのない母を養うという
「どうしても生きなければならない事情」があったのです

魔法少女たちは全員、彼女に手を出せませんでした
弁舌を振るっていたプフレですら
彼女を前にしたら手を出すこともせず
それどころか、彼女を殺さずにゲームを終わらせる方法を
考えていました

つまり、とっくに許していた
そういう事か

キークの思い通りと言うのも業腹だ
敢えて殺さないでおいて
意趣返しするのもまた一興だと思うが?

クレス、意見が合うな

ですが、ただ一人「のっこちゃん」を許せない魔法少女がいました
それは・・・
他ならぬ「のっこちゃん」自身
「クラムベリーの試験」においても
生き残るため進んで殺し合いに参加し
今回もまた生き延びるために魔法少女たちを犠牲にしようとした自分を
彼女は許すことはできませんでした

彼女は魔法を発動させ、全員が「自分に手出しできない気持ち」にします
隠れるために使ったスコップを構え
「取引」を持ちかけました

内容は母親のところに「報酬」を届ける事
そしてそれを拒否する暇も与えず
彼女は自害しゲームを終わらせました


ちなみに彼女は魔法少女歴6年のベテラン
名前の由来は名前を決めるときに自分の事を言われていると勘違いして
「のっこちゃん!」と家族友人が自分を言う呼び名を言ってしまったため
決定したという悲しい過去が・・・


そして10歳の小学4年生ですが姿かたちが大差ないため
魔法少女の姿で堂々と登校し学校生活を送ることもある
猛者でした

度胸ありすぎるだろう!?
肝も据わりすぎだ!!
本当に10歳か!?

お前のところの・・・
メフィラス星人だったか?
そいつが地球の子供に野望を挫かれたことがあっただろう?
我も他の暗黒デジモンたちも「選ばれし子供たち」に
痛い目を見ている
「子供だから」覚悟が据わっていない
強い決意がないとは言えんわけだ

ですよね

 

最初っから我々のような存在に興味持って接近した挙句に
完全にこっち側に来たお前は例外中の例外だぞ?;

 

・キークの最期

さて、元凶の「キーク」はというと・・・
スノーホワイトと対峙していました

さぁ、懺悔の時間ですよ?

最下位の知性すらないアメーバ以下のこいつが
どんな最期を迎えるか、見ものだな

 

せいぜい無様に死ね
人間未満のクズめ

 

(二人とも珍しく本気で怒っている);
最後の説得に当たるスノーホワイト
ですがやはりキークは考えを変えません
そしてここで、キークすら知らなかった情報がもたらされます
参加者の一人「ラピス・ラズリーヌ」
彼女は「クラムベリーの子供」ではなく
「クラムベリーの試験をパスして魔法少女になった
先代ラピス・ラズリーヌから引退前にその名を受け継いだ
彼女の弟子」だったのです

つまり、キークは全く無関係の魔法少女を巻き込んだ挙句に
殺してしまったわけか

無様だな
こういった汚点はこの手の完璧主義者には効くだろう

ところが、その情報をもたらされてもキークはケロッとしていました
「クラムベリーの子供」に教えを受けた魔法少女だから
「準参加者」でいい、とのことで

おい、それを適用したら
デスゲームの参加資格者数が一気に跳ね上がるぞ?

こいつはもう「クラムベリー」を越えた

「クラムベリーの子供たちは危険」
「殺し合いの試験で選ばれた魔法少女は自分勝手で我儘」
「思い通りにならないと暴力で解決しようとする」
「魔法の国に逆らうこともある」
と、持論を展開しますが


はい
これ、よく覚えといてくださいね

・・・ほぉ?

・・・ふ
お前がそういう時は大抵
心地よい大逆転が待っている時だ

そう
そして「魔王が死んでゲームが終わった」ことで

スノーホワイトは堪忍袋の緒を切ります

彼女が差し出したのは書類の束
それは「とある魔法少女」の記録でした
管理している魔法少女が出し渋り
スノーホワイトがパスワードを能力で盗み見てでも
引き出したかった情報
「キーク」へ確実にトドメを刺せるアイテムです

まず、キークの師匠「ピティ・フレデリカ」
「クラムベリー」に共鳴して「理想の魔法少女」を作り出すために
殺し合いの試験を行っていました
そして、スノーホワイトが捕まえた一人目の魔法少女です
つまり「もう一人のクラムベリー」と言っても過言ではありません

さて、おさらいしましょうか
「クラムベリーの子供たちは危険」
「殺し合いの試験で選ばれた魔法少女は自分勝手で我儘」
「思い通りにならないと暴力で解決しようとする」
「魔法の国に逆らうこともある」
・・・さて、

この場の誰を指しているでしょう?

 

銀の弾丸どころか
攻城砲台みたいなのが来たな

キークの記憶から「ピティ・フレデリカ」は消されていました
だから彼女は「自分が殺し合いの試験に合格して魔法少女になった事」を
プレイヤーたち同様忘却していたのです

書類から記憶を思い出したキークですが
それを受け止めきれず精神が崩壊
自身の電脳空間と運命を共にしました

・・・・・・・・

二人とも、満足したのは分かるから
口に出さないで
問題発言で伏字だらけになるから
もしくは地球人に理解できない言語で
しゃべるなり笑うなりして


「おうさまのみみはろばのみみ」の穴用意しとくから!

さて
生き残った三人
「プフレ」「シャドウゲール」「クランテイル」は
現実世界で元の姿で合流しました

目的は「墓参り」
デスゲームの犠牲になった魔法少女たちのお墓に供養をしたり
遺族に報酬を渡したりと言った役目です
「メルヴィル」も「のっこちゃん」も含まれています

魔法の国に言われたわけでもなく
彼女たちが自身で考え決めた事でした

こうして、今回の物語は幕を閉じます

マスコット妖精「ファル」は「スノーホワイト」を新たなマスターとし
彼女へついていくことに

 

(おまけコラム)魔法の国の考察

・・・さて、これでたぶん終わりではないでしょう

どういう事だ?

スノーホワイトの行動への
魔法の国の対応を思い出してくれれば
分かるかと

ああ、機密保持やらなにやらで
塩対応だったな

・・・本当にN市「魔法少女たちのデスゲーム」を
「知らなかった」「反省した」なら
絶対にそういう態度や対応はできないはずなのですよ
謝罪も反省も口だけ
魔法少女が暴走して求める事ができないという
無能を内外に晒すようなものですから

本当に反省しているのなら
心の底から申し訳ないと思っているのなら
この「デスゲーム」に積極的に動いて
身を粉にしたとしても止めに入るはず
いいえ、止めに入らずにはいられないのです
たとえ・・・

やめろ!!!!!;

お前は時折そういう事言い出したりするから
アイスデビモンにすらドン引きされて
止める側に回られるのだ!!!;

言いたいことは伝わったかと?

つまり、反省は全くしていない
すでに犠牲者が出ている段階と言う情報は
ファルからだけでなく
スノーホワイトからもたらされているはずなので
N市の時のような「知らなかった」も通じない
そうだな?

なるほど
つまり今回のキークの暴走を
知った上で敢えて放置した、とも見える
そういうことか

そう
「中止命令」が無視されたなら
なぜ「スノーホワイトに依頼して止めに行ってもらう」なんて
「時間がかかりそうな成功するかどうかも分からない手段」を選んだのでしょうか?
普通なら命令無視する部隊がいたら敵と認定して粛清するなり
その部隊を捕まえるための部隊を新たに派遣するなりします

その段階で魔法の国上層部からキークの資格はく奪なり
能力無効化の対抗馬になるベテランなりを
送り込んででも止めなかったのは何故でしょうね?
魔法の国の武器「ルーラ」でファヴをあっさり破壊できたように
魔法の国が武器なりアイテムなりスノーホワイトに与えただけでも
「止めようと思えばすぐに止められた」はずなのですよ
早い段階で止める事が出来ていれば犠牲者はキーク一人で済んでいたでしょう

でもそれはしなかった
たしかに「融通が利かない」というだけで片づけるのには
余りにも不自然すぎる

私の推論ですが・・・
魔法の国は「厄介な魔法少女」を一人でも多く
減らしたかったのでしょう

スノーホワイトがキークをどうにかした時
すでにゲームは決していました
生存者は3人
私が思うに、魔法の国は今回の生存者を
極力少なくしたかったのではないでしょうか?

つまり、このデスゲームを放っておけば
「クラムベリーの子供たち」という「厄介な魔法少女」を
キークが勝手に減らしてくれる
しかもキークは「魔法の国の中止命令を無視して
ゲームを強行していた」という事実があるから
全責任を転嫁する「悪党」とするに申し分ない存在です

魔法の国は「ファル」からの報告でゲームの内容は知っていたでしょう
だから仮に「のっこちゃん」一人が生き残ったとしても
「キークに加担した」として資格を剥奪することができたわけです
キークはもちろん、命令無視かつ大量の死者を出した罪を問われて
刺客を送っての抹殺も可能

だから、「3人の生存者」は魔法の国にとってはむしろ「誤算」になるでしょう

それが本当だとしたら最悪だな

「魔法少女育成計画」の
N市の試験のついても疑惑が生まれますね
ひょっとしたら、早い段階で気付いていたのではないか、と

そもそも不自然すぎるはずなのですよ
試験の時期の度に死者数・行方不明者数が跳ね上がるとか
クラムベリー一派は隠し通したつもりでも
勘の鋭い人は違和感を覚えていたはずです
が、それを指摘する者はいませんでした
クラムベリーとファヴが死ぬまで

つまり、ずっと知ってて黙認していた
ファヴの消滅で応報隠ぺいが利かなくなったから
慌てて「今知ったふり」をして
クラムベリーとファヴにすべての罪をかぶせて
幕引きを図った、ということか?

あくまで推測ですけどね
今後の展開で明らかになるでしょう

 

ではまた

 

 

追記20190706

書ききれなかった&書き忘れたものをまとめます

 

・ゲームの中での死

キークの主催した今回のデスゲーム
ゲームの中での死が現実での死になりますが

ゲームの中でどんな酷い死に方をしても
現実世界では全員一律で「心臓麻痺」です
「魔法少女育成計画」のキャンディー獲得数による脱落と同じですね


まぁ、いきなりバラバラだったり黒焦げだったりしたら
警察が首をかしげるだろう
ましてメルヴィルの死因は
「巨大な爬虫類型の生物に爪で薙ぎ払われてバラバラに切り刻まれた」
怪獣にでも襲われたのでない限り
こんな死に方はせん

 

 

・ディティック・ベルの素性

 

彼女は本物の探偵です
厳密には「本物の探偵」の弟子をやっていました

ただ、仕事内容は雑用がほとんど
所長としては「下積み」をさせているのでしょうが
彼女は本物の事件の捜査をしたくてたまらないようです


作品で有名な職業は大体実際の職務は地味なことが多いぞ?


王様とか神様とかも
実際かなり面倒くさいですからね
ただ・・・次あたり「所長」が動く可能性あるかと


?なぜだ?


彼が「本物」だとしたら
下積みをさせていたのは本当に経験を積ませるだけでなく
浮気調査のような世間一般の以来に紛れて入ってくる
「本当に危険な案件」から遠ざけるためではないかと
まぁ、ゆくゆくは事務所を継がせるつもりだったかもしれませんけどね
あの可愛がりようからすると
・・・で、そんな彼が弟子の不意の死を何も疑問に思うはずがないのです
ましてや、死の直前に無断休暇を二度も取って
あちこち嗅ぎまわっていたとか
あからさまに「自分に内緒で危険な事件へ首突っ込んだ」としか
思わないでしょう

 


ああ、ハードボイルド系の探偵ものでありがちなオープニングだな

ああいう「一見温厚そうな老爺」は
本気になるとかなり恐ろしい相手になるのがセオリー
たとえ魔法の国と言えど
尻尾を掴まれて色々引きずり出されるでしょう
何より彼が「ただの人間」だからこそ
その利点を活かした暗躍が可能
それに、魔法少女があふれている世界なんで
彼にも魔法少女関連のコネがあるかもしれません

ひょっとしたら今後も出てくるかもしれんな
それも人間サイドから魔法少女を捜査する者として

 

・二宮君

ペチカが惚れている男子です
サッカー部所属
ペチカの料理は部の間でも評判との事

胃袋を掴まれた
しかも弁当シェアでもしたらしいな
あの様子だと

運動部系はカロリー消費するのと
体をでかくしようとするから多く食うからな

たしかに・・・アルボアさんとか
他の冒険者の人たちとか結構な量食べますね
中には「食い溜め」しようとかしてた人もいましたけど


いつの時代もどこの世界でもこういうのは変わらんという事だ


なるほど

仕方ないですよね

・・・言っておくが、その惑星に料理目当てで行ったり
ハットのところで働いていた
元料理人スカウトしようとしたりしてたの
たぶんお前だけだぞ?

 

・ファルとデータ

今回の元凶ともいうべき魔法少女「キーク」
マスコット妖精「ファル」をお供にしていた彼女は
電脳世界において「神」に等しい実力を持つ
魔法少女でした

彼女がスノーホワイトを勧誘する際に出した取引条件の一つに
「N市での試験に参加した魔法少女のデータ」がありました


さすがの我もアレには驚いた
イグドラシルでもなしに、ただの一魔法少女が
かような芸当を可能にするなど・・・


「魔法の国」から盗んだクラムベリーの最後の試験の参加者のデータ
キークはそれさえあれば「すべての魔法少女の再現が可能」なのです
「魔法の国」のデータなので、恐らく魂のデータもそのまんまあるでしょう
キークの作業は「ただ再現する」それだけです
そしてそれはキークにしかできません

と言うお話なのですが・・・
たぶん、魔法の国がその気になればキークなしでも可能でしょうね
N市のクラムベリーの試験どころか、データにある
これまで死亡したすべての魔法少女たちの電脳世界での蘇生

だがな、こういうのは嫌う奴はものすごく嫌うぞ?
「命を弄ぶ行為」とか「死者を愚弄する」とかで
だからあのウルトラマンたちですら
完全に死んだ同胞をすら復活させなかった

「倒すのに成功した」怪獣はいても
「完全に殺した」まで行ったのはエンペラ星人だけ
私の手持ちのエンペラ星人に聞いても
適当にはぐらかして教えてくれませんし

「大人の事情」と言う奴だ仕方ない

またしてもメタいな;
それより、この情報が今後のカギになる可能性はあるか?

今回の件でファルがスノーホワイトに鞍替えしたことが
大きなカギでしょうね
恐らく例のデータもファルがキークから持ち出していったかと

データの一部だけを流用構築した魔王の城の敵キャラクター
「魔王の道化(マジカロイド44)」と「魔王の騎士(ラ・ピュセル)」
自律行動が可能でしたし
魂のデータもある可能性はかなり高いですね
恐らく自我と記憶を奪って別のプログラムを当てはめた敵mobだったのでしょうけど
もし、完全再現した魔法少女を配備しようと思えば
可能だったでしょう

基本不死身のハードゴア・アリスが配置されていたら悪夢でしかないぞ
別の意味でな!!
善人なのは認めるが・・・

 

本当に、極度のコミュ障&人見知りであと表情作るの苦手なだけの子なんで・・・

凄くいい子ですよ!!

 

 

・グレートドラゴンの使い方

 

RPGとかでたぶんやる人多いのではないかと思うプレイ
「稼ぎ」


経験値の多く取れる、もしくはレアアイテムを落とす敵が出るダンジョンなどで
クリアを先延ばしにして居座り続けるというものです

計算高い狡猾なお前はそういうの得意だったな

ラスボスを上から踏みつぶす外道プレイが本当に好きだからな

二人とも言い方に悪意しか感じないのですよ!?
今回はプレイヤーの一人「シャドウゲール」がやっていました
対象は最強のモンスター「グレートドラゴン」
巨体を誇る上にブレスも爪も当たれば即死の強大な
「ドラゴン」の名を冠するにふさわしいドラゴンです

そんな彼にも弱点があります
まず、キークが定めた「赤い線」の範囲内でしか行動ができません
攻撃もその中でのみ有効です
たとえドラゴンブレスでもその線を越える事はできません
次に、「竜殺し」という、一見短剣のようでありながら
ドラゴンを即死させるアイテムがあります
グレートドラゴンもその例外ではありません

キークはそのようなアイテムを用意しながら
さすがにグレートドラゴンをラスボスに持っていくほど
マヌケではなかったな


道中ザコに苦戦しないように用意したものが
ラスボスを即死させるとか、ありがちですね
使用回数に制限あっても温存すればいいだけですし
そういうわけなので「グレートドラゴン」の簡単攻略法は
「発射装置」を作って「赤い線の外」から
「竜殺し」を打ち込めば
誰でも倒せます
グレートドラゴンが即死です

仮にリップル(百発百中能力)がいたら、かなり楽に稼げただろうな;


そしてグレートドラゴンは「竜の盾」というレアアイテムを落とします
ショップで売るとかなりの高額で売れる上に
「ドロップアイテムの消失」という事象により
グレートドラゴンが復活して再度同じ場所に降臨するのです

お前みたいな「稼ぎ屋」には
この上ない狩場だな;


これを利用してプフレ主従は
流通アイテムを全て買い占めて
犯人と魔王を炙り出すという作戦を実行しました

こいつらもお前と同類だろう!?
特にプフレ!

 

・ピティ・フレデリカ

キークの師匠の魔法少女です
今、「スノーホワイト育成計画」という短編を読んでいるのですが
「ヤバイ」の一言しか今のところ出てきません

前述のように「理想の魔法少女」として
スノーホワイトを教育しようとした人物であり
スノーホワイトが最初に捕まえた魔法少女です

これを放置していたという時点で
魔法の国の無能さがうかがえるでしょう

お前がそこまで言うって相当だな;

 

ではまた

 

 

 

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