【コラム】【無駄話】【駄文】コラム<エビシャコの脱力小話>文化が死ぬとき

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【コラム】【無駄話】【駄文】コラム<エビシャコの脱力小話>文化が死ぬとき

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

今回はコラムです

 

コラム<エビシャコの脱力小話>文化が死ぬとき

 

さすがに、我慢の限界といいますか
ここまでアレと思いませんでした

辛抱もここまで

 

・違法ダウンロード法案の了承

 

2020年2月25日コロナウイルス「COVID-19」による感染の拡大で
世界中が恐々とする中で
自民党政権はかねてから問題視され
提出されるその都度猛反発を受けて退けられてきた
「ダウンロード規制法案」を了承しました

この法案は今回が初めてではなく、
幾度も提出されてきている上に
過去に提出された法案に至っては
スクリーンショットまでも違法にするなどの
範囲拡大が盛り込まれたことで猛反発を受けていました

今回、国民の視線がコロナウイルスに向いている間に
重大法案がろくに審議されることなく
人々の意見を聞くこともなく通った事になります

 

・JASRACの勝訴

どさくさ紛れは規制強化案だけではありません
音楽教室に著作権料の支払いを求めるという
日本音楽著作権協会JASRACの異例の要求に対し
ヤマハ音楽振興会らが著作権に基づく請求権がないことの確認を求めて
JASRACを訴えた訴訟の判決が28日に出ました

東京地方裁判所は「使用料を請求できる」という判断を示し、
音楽教室側の訴えを退けました

2019年07月にはJASRACが証拠集めのために音楽教室へ職員を約2年間通わせる
「潜入調査」をしていた事が発覚
職員は「主婦を名乗り」潜入して通っていたそうです
そしてその件をJASRACは「調査自体は違法ではないという認識だ」と回答していました

「違法ではない」とする回答が相次いでいますが・・・
法律を齧ったことのある私としては「身分を偽って入会した」という点が
どうにも引っ掛かります
また、いつぞやの試合のような
「違法でなければ何をしてもいい」などということが横行するようになれば
誰もが互いを疑う疑心暗鬼の社会になる危険性が高いと思われますが
裁判の判決はこの問題点に触れた様子はありません

つまり、「JASRACは潜入捜査をしても許される」と
司法がお墨付きを与えたのです

 

・これまでの経過

まず、「ダウンロード規制」についてですが
こちらはあの東日本震災前から提出されては却下されを
繰り返してきました
それほどの悪法でしたが、当時政権を担う与党であり
のちに「希望の党」へ「トロイの木馬」を仕掛け食いつぶした
「民主党」「動画のダウンロード規制法案」を可決してしまいました

「蟻の一穴天下の破れ」という諺があります
ほんの些細な事でも「突破口」となるものであれば、
大きな堤防であろうと太平の世であろうと
崩壊するきっかけになるということです
この「動画のダウンロード規制法案」はまさにそれでした
民主党政権崩壊後、与党に返り咲いた自民党政権はこれを踏襲
静画にまで規制範囲を広くした規制法案を提出するようになりました

こちらの記事で書いた通り
この法案の掲げる「海賊版の対策」という効力を法案は持っておらず
逆に通報者が逮捕されかねない危険なものが過去に提出されていました
また肝心の著作権者や出版社も文化衰退への危惧や
「そこまでは望んでいない」といった声を上げる事態になり
今までは可決されることなく退けられていました
理由は簡単、「知らないもの・興味ないものを買う人間はいない」からです
ある程度の情報は「広告」となり「購買意欲の刺激」となり
購入を人々に促す潤滑油の役割を果たすのです
さらに、名作の場合は「ネタバレを見てなお購入する」という動きもあります
こちらに関しては友人からの勧めや人々の動きに追随したい欲求なども
多少働いていることは否めませんが
「物を買う」という行為を人間が行うに関し
「その物の情報」は必要不可欠であると言えます

JASRACについては、今の日本社会を見れば
その功罪は一目でわかるでしょう
音楽の著作権を守る組織であるはずのJASRACでしたが
彼らは学校の発表会や果ては喫茶店などで流す音楽にまで
使用料を要求し勝訴するということを繰り返しました
その結果、音楽は社会から消えました

喫茶店もデパートも床屋も本屋も、音楽を流すことはないか洋楽のみ流すようになりました
誰もが委縮し音楽を避けるようになったからです
そして音楽のCDの売り上げも減少しました
「知らないもの」「興味のないもの」に金を出す人間などいないからです
事実、アニメやドラマのテーマソング、有名アイドルの歌う歌といった
人々が触れる機会の多い音楽は売り上げは顕著です
というより、上位を独占しています
理由は簡単、「知っているから・興味があるから買う」ということです

ですが、今回の音楽教室側の敗訴により
日本出身の音楽いずれなくなるでしょう
「音楽教室」という「音楽に興味を持つ場所」が
なくなるか受講料を高くするかしかなくなるのですから
音楽に触れる場所は著しく減少していくことは目に見えています

日本から有名作曲家や楽曲が生まれるのは
今だけになるかもしれません

さらに今回の裁判でまた「演奏」「利権」の解釈が変わり
その範囲はより広くなりました
以前「そのうち鼻歌を歌うだけで逮捕される時が来る」という書き込みを目にしたことがあります
さすがにそれはないだろうと当時は思っていましたが
この裁判の結果を見るにエビシャコの思い違いを認めざるを得ません

 

・オリジナルで「音楽」ならばJASRACのもの

こんな話もあります
喫茶店で音楽を流していました
そこへJASRACが介入し著作権を管理する楽曲を無断で使用したとして、
楽曲の利用禁止と著作権料に当たる約6万円の損害賠償を求めて地裁に提訴しました

ところが
この音楽はJASRACの管轄外の喫茶店が独自に作った全くオリジナルの楽曲でした
対して、「権利曲が含まれない完全オリジナル曲オンリーなんて存在しない」というのが
JASRACの考えであり、「インスピレーションを受けたらその原曲の著作権料が発生する」というのが
その主張の根拠です
つまり、音楽を作ってもそれが音楽なら必ず著作権料が発生するということです

もはや言いがかりに等しい暴論ですが、なぜかそれが通ってしまうのが現実です

自分で作った曲を使おうとしたのにJASRACに使用を認められなかったためライブで使えなくなったという問題も生じており

もはや誰のための著作権の存在、誰のために規約があるのかも分からない状態です

こちらの方も被害に遭われている様子です

ジャズ喫茶スワン様
http://www.jazzswan.sakura.ne.jp/jasrac01.html

 

・娯楽がない国の末路

幾度か「コミック・アニメ・ゲームの扱い」に触れたことがありますが
改めて触れましょう
アニメが放送中止などになると猛反発が起きるのは
何も「楽しみにしていたから」だけではありません
「明確な差別を受けたから」という理由が恐らく過半数以上を占めると思われます
実際に、今やアニメは規制だらけで過激なものなどは深夜に追いやられており
そこですらも苦情が入る始末です
ゲームにもまた、事件などでやり玉にあげられたり社会問題で悪者にされたりといった
憂き目に遭っています
コミックもまた「有害図書指定」と言った物が存在し例外とは言えません

ですが、「ドラマ」はそうではありません
役者が演じるというより現実に近いものでありながら
殺人などでもノーカット
最近も「ドラマに影響された」と供述した犯人がいながら
規制が講じられなかったことで猛反発を生みました

さらに深く掘り下げると、「コミック・アニメ・ゲーム」などを好む人間を
「オタク」として差別し嘲笑する風潮もまた問題と言えます
言うまでもなく、報道機関が作り上げたこの風潮ですが
その「オタク」が金を出すから今の経済は回っているのですよ、現実は
彼らがいなくなれば、日本経済は大打撃を受けることは
火を見るより明らかと言えます
金を出す人間がいなくなる=物が売れない、という
ごく単純な解です

さらに言うと、かつては「小説」も弾圧対象にされていました
つまり、歴史を経るにつれ
「小説」から「コミック」へ
そして「ゲーム」「アニメ」に範囲が移っていったということです

つまりこういったことは歴史上常に起きてきたということですが
「やりすぎた事例」がないわけではありません

 

「やりすぎた事例」天保の改革

 

江戸時代に老中「水野忠邦」が行ったことで有名ですね
質素倹約や「人返し令」などがありますが
顕著だったことは「出版物・娯楽等への弾圧」でした
「贅沢過ぎる」という理由で歌舞伎役者が処罰されたり
寄席の制限が行われたり、
浮世絵なども弾圧対象にされました

その結果
ただでさえ少ない娯楽を根こそぎ奪われる形になった
庶民の不満が激増
さらに「株仲間」といった業者が組織していた組合を
解散させたことで経済の混乱に拍車をかける形になりました
貨幣の質を落として数を増やす策がトドメとなり
水野忠邦は将軍の不興を買い失脚
天保の改革は失敗に終わりました

 

・最後に

娯楽がなくなっても
「娯楽を求める人々」がいなくなるわけではありません
ストレスのはけ口などはいつの世も必要です
ない場合は作るしかない・他へ走るしかないのですが・・・・・
私が危惧するのはそれが危険なことであったり
違法性のあるものであったり他者に危害を加えたりといったものへ
人々が走る可能性です
例えば「麻薬」「ギャンブル」「危ないゲーム」など
「危ないゲーム」というのは海外で有名になっているものですが
例えば「ブルーホエール」という「自殺ゲーム」や
「スカイウォーク」という「高い所へ上りはしゃぐ」ものなどがあります

「ノックアウトゲーム」という「通りすがりの人間をすれ違いざまに一撃でKOするゲーム」に至っては言うまでもなく論外です
上記全て実際に死者がいるので絶対に真似しないでください

長々と書きましたが
人間社会の秩序の維持のためには
娯楽は必須である
ということです

人間が感情のある生き物である以上は
当然であるともいえるでしょう

ではまた

 

・(追記20200310)ダウンロード違法化、閣議決定

3月10日、ダウンロード違法化が閣議決定されました

「全著作物を対象に、無断掲載されたと知りつつダウンロードする行為を違法とする」そうです

漫画や雑誌、論文なども対象になっており

施行日は2021年1月1日を目指すそうです

最終的に、先の猛反発で見送られた「スクリーンショットを含むすべて」が対象となる

大幅拡大されたものが作り上げられ施行されるでしょう

こんなどさくさ紛れを平気で行うのです、今賛同している人々すら反対するような拡大

こっそり付け加えた上で施行するなど平気で行うでしょう

今、賛同する人々がそれを知るのは施行後になり、その時に慌てて反対に回っても後の祭りでしょう

「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」という言葉があります

「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった(ニーメラー財団による詩、日本語訳)」
狡猾な者はいきなりすべてをやろうとはしません

段階を踏みながら少しずつ通していき、最終的にすべてを通し尽くすのです

すでに蟻の一穴は穿たれ、そして今回拡大されました

文化という堤防の崩壊は現実味を帯びています、そしてそれは時間の問題でしょう

 

 

 

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