【まんが・コミック感想】シュヴァリエ 夢路 キリコ  冲方 丁 【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】シュヴァリエ 夢路 キリコ  冲方 丁 【レビュー】【ネタバレ注意】

あの冲方 丁先生原作、フランスのパリを舞台にした物語です

 

【まんが・コミック感想】シュヴァリエ 夢路 キリコ  冲方 丁 【レビュー】【ネタバレ注意】

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・主人公たちは実在の人物多め

まぁ主人公の時点ですでに「史実の人物」なわけですが

シュヴァリエ・デオン
生涯の後半を女性として生きました
ルイ15世の私的スパイ機関『ル・スクレ・デュ・ロワ』の一員
史実では王の密命でロシアの女帝エリザヴェータに謁見し、親フランス派と接触
後にリア・ド・ボーモンという女性になりすまし、女帝付きの女官となったそうです

なお普段は警官隊の一員として局長に怒られています

 

主人公からして、凄いな・・・

で、リア・ド・ボーモンは・・・・・・
彼の


「詩人」という怪異になった恋人に殺され

弟の体を借り女装して「詩人」を狩る密命を帯び活躍します

彼女自身も「詩人」です
武装は対詩人用の「詩情」を帯びた「トートの剣」

「トト神」様と「ニャルラトホテップ」様の双方の意を冠していると思われます

使い処間違えたら危ないものという事は分かった

 

こっちは従者か・・・・・・
ロベスピエールだと!!?

そうです、フランス革命で活躍し・・・・・・

恐怖政治やりすぎてクーデター招いて自分が断頭台に消える羽目になった人
この物語ではまだ少年で、怪物化した詩人=ガーゴイルが石化したものから
削りだした弾丸を武器に戦います

(あたしは上に立つ側じゃなく使われる側で、いいや・・・)

続いて、デオンたちの上司

ルイ15世

太陽王と呼ばれた偉大な先代ルイ14世
フランス革命を招いてしまった次代で孫のルイ16世の間に挟まれてる
影薄い王様です

孫のやらかしが酷すぎるな、おい・・・

なお、ルイ16世の子供=ルイ15世のひ孫軒並み早逝しており
唯一生き延びたのは長女
マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスのみです

ルイ17世に至っては革命で幽閉された挙句に衰弱死させられているな確か

・・・子でなく、孫?

はい、ルイ16世はルイ15世の孫で父親はルイ15世の息子
ルイ・フェルディナン・ド・フランス
息子のせいで父親よりももっと影薄いです

なお、ルイ15世自身も「ブルゴーニュ公ルイ」という
ルイ14世の孫の息子
王太子(ドーファン)であった父親含む家族が軒並み天然痘で死亡したので
生き残ったために王位が転がり込んできた、と言う経緯があります

ルイ14世の息子の大王太子(グラン・ドーファン)ルイ
父王から譲位される前に49歳で死去しています

・・・紛らわしいので自分と同じ名前を子供に付ける風習はどうかと思いま

そこか、そこツッコミ入れるのか!

 

ちなみにルイ15世は多くの愛人を持ち
最愛王(Bien-Aimé)と呼ばれたそうです
子供も確認されている範囲内ですが10人ほど・・・
その反動か、息子さんでルイ16世の父ルイ・フェルディナンは
敬虔で厳格な人物に育ちました・・・

そのせいか知りませんけど父であるルイ15世より先に死んでます

まぁ、その息子の息子が結局やらかすわけだがな

こちらの話題の人物は
ソフィー・フィリップ・エリザベート・ジュスティーヌ・ド・フランス
・・・ですが史実では彼と夫人の間に生まれた娘は
アレクサンドリーヌ=ジャンヌ・デティオール(9才で早逝)です

史実だと母親は
王妃マリー・レクザンスカ
なお、ソフィーちゃんはこの後の史実では
姉アデライード王女、ヴィクトワール王女と共に反デュ・バリー夫人派につき
マリー・アントワネット王太子妃を後ろ盾に
姉達とともに贅沢な生活を送ったそうです

可愛いから仕方ないですね

47歳没ってなってるけど・・・・・・?)

(ダース・ヴェイダーの鎧の中身が
9歳のアニー少年のままと認識しているような奴には
年齢の話を言っても無駄だと思うぞ・・・)

 

これが唯一話す言葉、か・・・・・

韻遊び・・・現代で言うところのラップみたいなものですね

そして彼女はそのボンパドール夫人
政治に関わろうとしない夫に代わって
政権を掌握
名言は「私の時代が来た」

それでいいのか、ルイ15世?

ちなみに・・・・・

猫舌

 

 

・詩人

この物語の中心になる人が変じた怪異です

「影法師(ローブル)」という先導者にスカウトされた者が変じます
彼らは血液に詩情を持つ乙女のを用いて
釘や針で詩を綴り続けることで
力を増します

外見は人間ではありますが・・・・・

「ガーゴイル化」という異形に変貌する能力を持っています

王族と敵対しているんだろうけど、共和制には賛同しそうにない・・・

いや、そもそも人間を喰うぞこいつら?

私には「感情豊かな生命体よりもより栄養価のある食事」なので
遭遇したら教えてくださいね

いたぞ天敵がここに!!?

では、御飯・・・詩人が発生しやすい場所の例を・・・・・

(こいつの「狩場」か、ようするに)

古い建物ですけど・・・・・・

本当に「歴代フランス王の通過儀礼」みたいな感じで
みんなで手を付けまくっています

ちなみに、世界的に有名な美術館である
ルーヴル美術館はこのに収容されています
・・・この事から、この宮殿の大きさが
察せられるでしょう

そしてこの時代

大変、美術品購入の梯子したくなる場所になっています

本当にお前ってこういうの好きだな・・・
作品に込められた感情を食らう目的もあるんだろうけど

・・・・・ダンジョン?

ビュッフェでは?

流石にお前でもこの数を一気食いしたら太るぞエビシャコ

で、一番手前の少女はなんだ?

上位階級の「詩人」です

この子は双子ちゃん、合体能力の他に

空間を操作して相手を閉じ込める等の能力を持つ
他の下位詩人とは一線を画した存在です

詩人には「位階」があり、

下から順番に

ケテル(Keter、王冠)、コクマー(Chokhmah、知恵)、ビナー(Binah、理解)
ケセド(Chesed、慈悲)、ゲブラー(Gevurah、峻厳)、ティファレト(Tiphereth、美)
ネツァク(Netzach、勝利)、ホド(Hod、栄光)、イェソド(Yesod、基礎)
マルクト(Malkuth、王国)

ちなみに、上位の詩人同士は仲が良いというわけではなく
詩を奪い合って争う仲でもあります
この画像のは最も争いが激しい上位位階「ゲブラー」の詩人たち

・・・なるほど、「セフィロト」

クレスは気付くと思っていました

エヴァンゲリオンに出てましたし

それはデジモンアドベンチャーだ!!
それに中央のも初号機ではなくそっちの世界の我だ!!

では続いて・・・・・・・・

肝心なのがこの「影法師(ローブル)」

詩人を増やし詩人を指導して上の位階へ昇る手助けをする謎の存在
目的は一切不明です
ぶっちゃけると
この作品自体が未完で終わってるので、なおさら

それは難儀だな・・・

私の推測ですが、彼の位階は恐らくダアト(Da’at、知識)

これはセフィロトの位階の中でも特殊「隠れたセフィラ」と呼ばれており
他のセフィラとは異なる次元の存在で、深淵(アビス)にあるものとされています

なるほど、上下の関係の無い特殊な位階という事か

 

・協力者

さて、ここからはまた歴史上の人物ラッシュです

ジャン・ル・ロン・ダランベール

自然哲学、数学、物理学、
流体力学といったあらゆる科学の権威
パリ大学で文学学士号を取得し、さらに法学や哲学、数学など多岐に渡って学んだ
フリードリヒ2世とも交流があった人物
18世紀フランスの哲学者、数学者、物理学者であり
ドゥニ・ディドロらと並び、百科全書派知識人の中心者
1743年に『動力学論』を刊行
「動力学」では「ダランベールの原理」を明らかにするなど
科学の発展に大いに貢献されました

科学における大人物が来たか・・・

で、これはどうなのだ?

それなんですけどね・・・

母はマダム・タンサンで父親は第4代アーレンベルク公爵レオポルド=フィリップとも
聖ラザロ騎士団員、フランス王国軍砲兵士官のルイ=カミュ・デトゥッシュとも
言われていて定かではない上に
生まれてすぐにノートルダム大聖堂の北側の
シテ島のサン=ジャン=ル=ロン教会の階段に捨てられていたそうです
そしてそれをデトゥッシュが知り孤児院から拾い上げて養父母に預け育てました
デトゥッシュは認知こそしなかったものの秘密裏に教育費等資金援助をし、
死後も彼に遺産を遺したそうです

複雑な事情がありそうだな・・・

こういった生い立ちからか、
ヴォルテールを訪問し親交を結んだり
1768年にはラプラスをパリの王立軍学校の数学教授職に就く助けをするなど
他の知識人を助ける活動もしていました

また、母親は『百科全書』編集にも貢献していたことからか
彼もまたそれに携わり『百科全書』の執筆責任編集者をやっていました

何かしら、母に思うところがあったのかもな

そして、この世界では「詩人の血族」か

私の御飯が!!!!!

(前から思ってたんだけど、美味しいのか?)

そして何をしている、このバカ殿#

さて、この時代における科学の権威の苦手は・・・

げっ歯類(ねずみ)

確かに、病気を媒介する奴だしペストノミを運んだりもするが・・・

もう一人紹介

あの影法師さんも警戒する人物です

ダグラス・マッケンジー

デオンと同じく「スクレ・ドゥ・ロワ」所属
スコットランド人亡命者で
デオンがロシア女帝に接触している間に
ロシアの財力や意図、軍備を探っていました

そんな彼の仕事ぶりは・・・

 

ウォッカをそんなことに!!!!!!!!!

どうどう、おちつけ~

(ドワーフが好きそうな度数の高さだな、この酒)

これが、武器か・・・

え、ちょ、それ本当に詩人用?
悪魔や妖魔とかの怪異用じゃないですよね?

ああそうか、理論上はお前らにも効くのか

 

サンジェルマン伯爵

スペイン王妃マリー=アンヌ・ド・ヌブール と
貴族メルガル伯爵との私生児と言われていますが
出生は定かではない人物です
化学のみならず、様々な分野の知識、音楽家としての一流の才
優れた画才をも示した人物ですが・・・・・・・

たぶん「ローゼンメイデンの作成者(お父様)」として
コミック界隈では有名ではないかなと・・・

ああ、あの錬金術師

死霊術師にも言える事ですけどね
だったら大人しく研究室に籠って一人でやっていなさい
他人を巻き込むから警戒されるんです

不用意に出歩くから巻き込まれるのです

こんな目立つ格好したら死ぬぞ?

それがですね、彼は「不死」に至ったわけで
死なないようなのです

ヴァンパイア説もほのめかされていますが・・・

「仙人」みたいな不死か?

完全な意味の「不死」です、彼は
仙道もディープ・ワンも妖怪も彼と異なり「殺せば死ぬ」のですよ
時間を置けばいずれ土からすら蘇る者もいるとはいえ・・・

(だからタナトスあたりの「」を管轄する存在からは
いい顔されんだろうな、こういう「不死」な奴は)

さて、レビューはここまで

本当に今回は概要の紹介で終わったな

面白いのに未完なのが残念極まりないのです

 

・おまけ:この時代のパリ食

では、ここからはお楽しみの時間です

・・・・・・なにか?

人間が食べても大丈夫なものを用意してあるのか?

あ~、そこからか、
その基礎中の基礎の普通の奴は指摘すらしないレベルの方から
始めなきゃならんのか

だ、大丈夫です
ちゃんとしたものですから

まずはワイン

ルイ15世が飲んでおられます
ちなみにボンパドール夫人からの贈り物だそうです

に関しては安心しているし信頼もしているからな

え、あ、はい、感謝します

(唯一、酒だけは、な・・・)

次は・・・パンか?

小麦粉が使われたパンです
焦げたので、この回に詩人になる店員さんは
売りに出さずに食べました

そうか、ライムギなどに比べて
小麦は高めか・・・

小麦のパンが食べられるのはパン屋さんの役得ですね
漁師さんの船上の漁師飯とかみたいな感じですか
あちらも市場に出回らないお魚が色々と・・・

・・・・・なぁ、このパンの焦げなんだけど・・・

そうだな、何かしらのがあるな
文字のようだが・・・

影法師さんの御手付き、食べれば詩人の力に目覚めるものです

安心させた次にこれか貴様!!!

言ったはずだぞ、
「人間が食べても大丈夫なものを用意しろ」と!!

ちょ、ま・・・・・・

【しばらくお待ちください】

ち~~~~~~~ん

・・・意外と、あたしでも勝てるものだね

お前の力じゃないぞ
我の助力無ければダメージ与える片っ端から
再生してるからなコレは

さて、毒耐性呪術耐性強いバカ舌は放っておいて話を進めよう

プディングにケーキにクッキーに・・・
菓子三昧だな

そう言えば、マリー・アントワネットの言葉に
「パンが無ければ菓子を食べればいい」と言うのがあるな

それなんだけど、エビシャコは
意味が違って広まったとか言っていたね

 

ああそうだ
原文は「Qu’ils mangent de la brioche 」
訳すと「ブリオッシュを食べればいい」だな
そもそも、これはマリー・アントワネットが言ったとは言われていない

なんだと?

言い出したのはルソーだが、その言述でも
「ある王女(身分の高い女性)」としかない
マリー・アントワネットとはどこにも無い上に
ルソーがその場で言い放っただけの言葉であって
この言葉自体が創作の可能性がかなり高いのだ

ちなみに当時はブリオッシュは高級な菓子パンでしたが
「バターと卵を使い牛乳で混ぜる贅沢品」というだけで
目玉が飛び出るほどの値段と言うわけではない上に
小麦の価格次第ではパンよりも安くなることもあるものでした

(復活、早いな・・・)

トリを飾るのは・・・

牢屋飯

●●みたいな粥じゃないのか?

この料理は、サンジェルマン伯爵に
尋問前に特別に出されたものです
もちろん普段出されるものではありません

↑他の囚人は、この食いつきです

普段から出せ!

待遇の悪さも牢屋が嫌われる要因の一つ、か・・・

【※エビシャコの「牢屋の粥」の感想は
「普通に美味しい」だった・・・(byアルボア)】

 

ではまた

 

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