Monster Makers’ Conflict-第1部第1章第4話:ゾンビ襲来

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第1部リザレクションの序章

バトルフェイズです

第1章:エルセア聖女追放騒動

第4話:ゾンビ襲来

私はリュミール、吟遊詩人だ
今回はエミリオン姉さんの代役を務めさせてもらう
そして今、ゾンビの大群を前にしていた
「な、なんで!?まだ夜じゃないよ!?」
ベステラが驚いて声を上げる
「ゾンビの大群」がこっちに向かっているのだから無理もない
私は映画やゲームの話じゃない、こっちではこれが現実なのだと再認識する
それにしても、ベステラの言う通り
まだ、日暮れではないのに、どうして?
「日光だ、ここは木々が生い茂って薄暗い
だから、あいつらは日中でも活動可能なのだろう
・・・おかしいとは思っていた、墓地からエルセアまで距離が大分ある
あいつらが夜にすぐエルセアを襲えたのは、こういう事か!!」
ドーベルさんが説明してくれた
確かに、彼女の言う通りだ
エルセアまでの距離を考えると、日が暮れてから出発したら
エルセアへたどり着いた頃には夜明けが来てもおかしくない
夜中に襲い掛かるには、もっと早く出発しなければいけないけど
アンデッドには日光は猛毒だ
あのヴァンパイア・ノーブルですらその光に抗う事はできないと言う
でも、安全に行き来ができる通路があれば可能だ
こいつらは、ここを使ってエルセアまで移動していたんだろう
エルセア近辺までくれば、あとは夕方になるまで待っていればいい
そして、もちろんゾンビたちにこんな頭があるはずがない
確実に、死霊術師が背後にいる!
「ドミニク!!聖水を使って!!なるべく怪我しちゃだめだよ
あいつらと同じになりたくないんならね!!」
「え!!?こいつら感染するの!?」
言って良かった
やっぱりこの子は肝心かつ重要な情報を知らなかった
「ドミニクは素手だから危ない、私が盾になる!!」
ドブロヴォイ様が進み出てヘルムを被り、バイザーを下ろした
ベステラは・・・
「ドミニクお姉ちゃん!上の木の枝を狙って!!」
「うん!!」
ドミニクに石を渡して投擲してもらっていた
「あ」
私はベステラの狙いに気が付いた
「ドーベルさん、上の木の枝か葉っぱを取り除くだけなら
どのくらいかかりますか?」
「それは・・・1秒あれば十分だ!!」
ドーベルさんは上の枝葉めがけて風の魔術を放った
風の刃「カマイタチ」は枝葉を切り飛ばして
それらが遮っていた日光を道に入れる
ゾンビたちは、たちまち煙を上げて倒れ始めた
「やった!」
ドミニクが勝利を確信する
「ついでに、ここらの木を切ってしまおう
ゾンビたちがエルセアに辿り着く手段を無くしてしまうのだ!」
ドブロヴォイ様、それはお一人でどうぞ
私たちには剣の一撃で木を切り倒す膂力なんて無いんで
「・・・・・・・」
あ、ドーベルさんたちも呆気に取られて硬直している
「せ、先輩・・・戦わなくて良かったですね」
「そ、そうだな、うん・・・」
そう言えばゾンビのおかげでうやむやだったけど
ついさっきまで一触即発だったっけ
*
*
*
墓地
「おい、ちょっと話あるんだがいいか?」
「・・・なぁに?」
隻眼の男—ジシュカがトゥレーヌに声をかけた
トゥレーヌはジロリと声をかけた相手を睨む
ちょうど向かわせたゾンビ軍団が全滅したのを感じ取ったところなので
彼女の機嫌は芳しくない
「どなたですか?」
トゥレーヌと一緒にいる黒いネズミが人語を話した
それも、共通語だ
「オレはジシュカ、”タカ”の大将に使われている男だと言えば分かってくれるか?」
トゥレーヌとネズミの目が大きく見開かれた
「・・・用件は何? 私はモンドール様の言う事しか聞かないわよ」
「待てトゥレーヌ、あの男の事だ
不測の事態が起きたのを知らせに来たかもしれん」
『まさか、ネクロマンサーとヴァンパイアにも名が知れた男とはな』
ジシュカは言葉に出さずに思った
目の前の少女が死霊術の使い手で
ネズミがヴァンパイアの使い魔であることをタカから聞かされていたが
経験上、こいつらがまともに人間の話を事を聞いてくれると思ってはいなかった
一応それを言ってみたところ
「オレの名を出せばいい、それで解決する」と言われたのだが・・・
半信半疑ながらやってみたら、結果は御覧の通りである
「あ~、そのモンドールからの伝言らしいんだが・・・」
ジシュカは『タカ』から渡された書状を差し出した
そこにある紋章にトゥレーヌは目を見開いた

(つづく)

 

解説

解説:ヴァンパイア
ヴァンパイア・ノーブルです
トゥレーヌと組んでエルセアを自分の領土にしようと企んでいましたが
モンドール様に見抜かれてしまいました
トゥレーヌに中止命令が出されたので
彼の今回の計画はとん挫します

 

ではまた

 

 

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