【大幅加筆】【小説・ノベル感想】チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作 関口英子 訳【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【大幅加筆】【小説・ノベル感想】チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作   関口英子 訳【レビュー】【ネタバレ注意】

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チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作   関口英子 訳

玉ねぎ坊やのチポリーノのお父さんが牢屋に入れられてしまいました
チポリーノが悪党のトマト騎士やレモン大公らを相手に繰り広げる
ドタバタの大冒険です
登場人物はみんな野菜か果物か動物かです
ごくまれに木の切り株のような人もいます

※この記事は加筆修正記事です

 

チポリーノの冒険 ジャンニ・ロダーリ 作   関口英子 訳

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビュー参ります

・暗殺未遂(濡れ衣)

主人公は玉ねぎの少年チポリーノ

↑一緒に居るのが父親の「チポロ-ネ」です

ちなみにチポリーノは7人兄弟の長男だそうです

ミリエーヌですら5人姉妹だぞ・・・

「玉ねぎ」なのでその辺は大目に・・・

ある日、レモン大公↑が貧民街を通ることになりました

↑配下のプチレモン兵らは頭を抱えアレコレします

↑そしてレモン大公を見るべく群衆が来た時に悲劇は起きます

・・・クレス、さっきから私に拘束魔法かけているのはどうして?

食べに行きそうだから、以上!

しかし見事なまでに農作物ばかりを集めたな・・・

で、悲劇と言うのは何だ?

群衆に押されてエライ目に遭ったので「押すな」とチポローネが言った所
「反乱分子」とみなされプチレモン兵に望遠鏡で監視されます
そして今度は大公の命令で群衆が逆に押し出した結果・・・
チポローネはレモン大公の足を踏んでしまい
逮捕されました

貴族が威張っているのはどの世界も同じだな!

大丈夫、ピスコはすでに1瓶用意してあるのです

100%お前が飲みたいだけだろ呑兵衛?

【ピスコサワーの主な材料:ピスコ、レモン果汁】

(平常運転だな)

ちなみに、チポローネはこの罪で

牢屋に永遠に入れられることになりました
なお、墓地も収容施設の中にあるため文字通り「永遠に」です
死んでも出られません

貨幣流通させて街みたいなものを作るなり
労働環境整えて生産工場を設置したり
農場を作ってみたり色々と改善すべき余地は大いにあると思われます

お前は南米かどこかの刑務所でも再現するつもりなのか?

なお、レモン大公が国を治めるようになってから
彼に批判的だったり反乱分子とみなされた人ばかり
牢屋に入れられるようになったそうです

こっちでもそうなのか!

・・・攻め込みますか?

エビシャコ、お前は食い尽くしかねんから絶対にやめろ!

(←残念そう)

チポリーノはお父さんと牢屋の人々を助ける人間(玉葱?)になるため
旅に出ます
そして、ズッキーニじいさんブドウ親方らと出会います

ブドウ親方のところでは靴職人としての腕をメキメキ上げて行きますが・・・

ズッキーニじいさんのところでは、
トマト騎士という悪者と出会ってしまいました

美味しそうですね

(今更もう驚かないぞ?)

彼は「不法占拠」を主張してズッキーニ爺さんを追い出して
マスティフ犬マスティーノの小屋にしようとしていました

個人的には「チベタン・マスティフ」も捨てがたいですね

あたしはあんたほど詳しくないから違いが分からん

画像で紹介すると、こっちが↓マスティフ

フリーフォト様より

 

で、この↓毛玉ちゃんチベタン・マスティフ(東方神犬)

123RF様より

モッフモフなのです!

大きさ顔つきについてツッコミ入れていいかな?)

(あ、あれ・・・予想してた反応とだいぶちがうような?)

もう一人、チポリーノの味方を紹介
ナシノキ・ナシオ教授
半分に切った洋ナシをバイオリン代わりに弾く人です

カオスだな

 

・敵の増援

さてここで領主を紹介

父親のサクランボ伯爵亡き今、領土はこの二人
サクランボ令嬢のものになっています
姉がプリマ嬢、妹がセコンダ嬢です

お前がその令嬢の父親を食べたわけじゃないよな?

・・・

いいえ

(今の「」は?)

mimimimimimi・・・

さてではやってきた令嬢の亡き旦那の親類を紹介しましょう

暗示かけながら進めようとするな!
余計に怪しまれるぞ!?)

(仲いいな)

まずは姉の旦那の親類
四六時中食べてばかりのオレンジ男爵

かなり大きいです
ザボンくらいあるのではないかとエビシャコは推定します

続いて、妹の旦那の親類のミカン小公爵

「シャツがしっかりアイロンがけされていない」
「お菓子が食べられない」など不満点があると
食器棚の上など高い所にすぐに上り
飛び降りようとします

やらせておけそんな奴!
ただの脅しだ!
どうせ飛び降りる度胸も無いんだからな!

ええええええええええええ!!
小さいミカンは甘くて美味しいのですよ!?

あのな・・・お前けっこう本気で期待してたんだな
飛び降りる方に・・・

エビシャコの背後にジンの瓶が見えるんだが?

で、従者のドングリはどうする?

それはもう鍋で煮て水に漬けてアク抜きしてから
炒って砕いてパンに混ぜるなり

クッキーの生地に混ぜるなり・・・

どこに待機しているのかと我は聞いているのだが?

調理方法がポンポン出てくるのは流石だとだけ言っておこうか)

トマト騎士たちの他は
パセリ卿という常に鼻をかんでいる人物が登場

・・・「にんじん」っぽい見た目ですね?

確かに・・・葉っぱの部分がほとんど見えん?

そいつは「根パセリ」だ

根を食用とするパセリだな
ヨーロッパ、とくにスイスのあたりで流通しているぞ

さすが暴食担当、早いな!

誉めているつもりか?#

 

・サクランボ坊や

亡きサクランボ伯爵のサクランボ城に住む数少ない善人です

彼は城でずっと籠の中の鳥のような生活をしている上に
同居人のサクランボ令嬢にいじめられていました

なぁ、地球人の慣習で考えると
この少年は次期伯爵家当主ではないのか?

その通りなのです・・・
適当に媚を売るなり
きっちり育てるなりしそうなものなのですけどね
普通なら・・・

あとはやりたい事を自由に好きなようにやらせるだけやらせて
実権だけ握るという手も・・・

大怪獣バトル

本当に腹黒いなお前!?


さて、そんなサクランボ坊やはチポリーノたちと友達になります
サクランボ坊やチポリーノたちと出会うことで、
初めて「友達」ができました

が・・・・・・・・

そしてトマト騎士の妨害でチポリーノたちと離れ離れになり
初めて「孤独の寂しさ」を知ります

メイドのイチゴちゃんという子がいますが
彼女は味方

ですが、この後でサクランボ坊やが病気になってしまい
オロオロする羽目に

色々な医師が来ますが、最終的にクリ先生が「憂鬱」と診断
「友達と遊ばせてあげる」という治療方法を提案しますが
当然、サクランボ令嬢もトマト騎士も応じるはずもありませんでした

こいつらをまず排除すべき、だな

ではブランデーとウォッカを用意して置きます

・・・聴こうか?

まず、サクランボ
こちらはブランデーに漬けておくと良いでしょう
チェリーブランデーが出来上がります

次にトマト
こちらは様々な扱いが可能な野菜ではありますが
私はトマトジュースとウォッカのカクテルである
ブラッディ・メアリが好物なのです!

お前はこの記事を料理レシピで埋めるつもりか?

ところで、チポリーノたちが城へ向かったのは何故だ?
父親とは誓いをして別れたはずだろう?

それが・・・
マスティフ犬を眠らせてズッキーニじいさんの家を奪還し
家を引っ越しさせたことで
トマト騎士がレモン大公の許可を得て一斉検挙
村人を片っ端から捕まえて牢にぶち込んだためでした

ばか?

ですよね~
税金払ってくれる人もいない
農作物も納めてくれる人が居ない
遠からぬうち干からびるのは必至なのです

あたしを雇ってる闇の軍団だって略奪先を全滅はさせないぞ
略奪先の村は収穫が見込める村でもあるから
そこが無くなったら収穫ができない
ベングに来るゾラリアの兵士もそうだ
乱暴や脅しはしても、農村をむやみに焼き払う事はしない
そんな事したら来年の年貢まで見込みが無くなるからな!

暖を求めるあまり
果樹を切り倒し薪にするのは
愚行の極みよ

当然、そんな事をすれば次に食す果実を収穫できなくなる
他に食える物も無いなら、あとは飢えて死ぬだけだ

なお、この牢屋

ネズミ軍団が居て蝋燭を持って行ってしまおうとするので要注意でした

エビシャコ、確かお前病気の原因を特定する道具あったな?

ああ・・・・・・(検査中)
ペストノミは検出されなかったので安心して良いのですよ

助かる!

疫病はアルボアたちには死活問題だからな

あと惑星侵略に行った者たちの死因で意外と多いのが
「現地住人の抵抗に遭って」よりも
「現地の風邪で」だからな・・・
それこそ現地住民にはただの風邪でも
侵略者には「未知の病原」だ、バカにできん

・死刑制度

「閉じ込めて終わり」かと思ったらそうでもありませんでした

あるのか

一応、絞首刑だそうです

??????????

うん、まぁ私もそんな感じ・・・・・・・

↑「どこが首なの?」という住人が普通にいる世界なのですから・・・

そもそも呼吸血流もあるかどうかすら分からんだろう?

絞め殺すよりも乾燥させるのに重点を置いたものかもしれんぞ?

ドライフルーツを胃袋に入れる用意ならいつでもできているのです

お前に食べさせるために作っているわけでは無いだろう
そもそもそんな義理など、どこにもない!

なお死刑囚はこちら

囚人の脱走の件etcでレモン大公の怒りを買ってしまい
反乱の疑いをかけられたトマト騎士
そして大公から疑いをかけられ酷い扱いをされたため
「ズッキーニじいさんの家の隠し場所を言わなかった」
エンドウマメ弁護士です

お前はとりあえず消化液を口から駄々洩れしてるの先にどうにかしろ?

(床が溶けてるぞ・・・・・・・)

今度こそどうしようもないな

甘いのです!
エンドウマメを乾燥させたものは古来より使われてきました!
炒り豆煮豆、それに和菓子の鶯餡
もちろん豆スープの材料も可能!

乾燥トマトも旨味が凝縮した、言わば「トマトの乾貨」
ペペロンチーノをはじめとした
イタリア料理にも使われる立派な食材なのです!

いや、あのな・・・・・・・
「使い道」でなく「絞首刑を免れる方法」
論じているのだが?

おい、急に銀河未知領域の話を振られたかのような顔するな

なお、トマト騎士はエンドウマメ弁護士を騙して
「ズッキーニじいさんの家」の在処を聞き出したので
釈放されました

・・・・・・・・・・・・・うう・・・

(エンドウマメを憐れんでいるのでもなく
処刑されるべき悪人が解き放たれたことを嘆いているのでもなく
単に乾燥トマトを食べられない事を悔やんでいるだけだな、これ・・・)

本当に絞首刑にするのか・・・・・・

死なない場合はどうなるのだ?

説明から察するに
死ぬまで放置の模様

えぐいな、この世界の死刑制度!?

もちろん

チポリーノが味方に付けたモグラさんの協力もあって
エンドウマメの救出に成功しました

(お前の後ろにあるは何の用途で用意したのだ?)

 

・反撃開始

さてここからチポリーノたちのターンです
言うまでも無くレモン大公らの数々の横暴は
「反乱分子」を抑えるどころか
最初から存在しなかったそれらを自らの手で作った挙句に
次から次へ増やす行為に他なりませんでした

貴族どもにはよくある事だ

チポリーノの方は、トマト騎士に捕まったり
モグラさんの助けでブドウ親方たちと逃げ出したり
動物園に行ったり森でクマさんと出会ったりと
様々な出会いや体験をしています
そして皮肉にもレモン大公たちは彼の味方をどんどん増やしていました

レモン大公は逃げ隠れしている「反乱分子」を探すべく
ポインターを連れた探偵ミスター・キャロットを雇いましたが
逆に彼は捕まってしまい・・・

ついでにプチレモン兵らも戻らないため
レモン大公とサクランボ令嬢たちも捜索に出ます

結果・・・

お城に居るのはオレンジ男爵とミカン小公爵だけになりました

馬鹿なのか?
これなら師団を用いなくても最小規模の部隊だけで制圧できるぞ?

しかもオレンジ男爵はミカン小公爵と共にワインを求めて
城の地下に行ってしまいます

そしてワインを求めるうちに「脱出用通路」のドアを開けてしまいました

居たな、そういえば
城の内部に詳しいのが一人

はい、サクランボ坊やの案内で来た
チポリーノたちが通路から入ってきてしまい
お城は乗っ取られます

相手が素人でなければ終わっていたな、レモン大公

その頃、レモン大公はサクランボ令嬢を喜ばせるために
プチレモン兵に松明を持たせ大砲の弾に縛って
打ち上げ花火をしていました

一兵でも多く必要な状況下で何をしている!!?

全くなのです

そしてお前の手のピスコの瓶は何・・・・・・・
って、もう半分以上減ってるだと!!!?
いつの間に!!!!?

それはさておき

置くな!

(仲いいな・・・)

早速、奪還作戦を開始するレモン大公たちですが・・・
門が開け放たれた状態に疑心暗鬼になり罠を警戒
なるほどアタマはあるようですね

オレンジ男爵はと言うと・・・

坂道を転がされて将軍を20人ほど潰しました

そう言う使い方をするのか・・・

果汁がもったいない・・・

とりあえずお前はジンの瓶を置け

プチレモン兵はワインを浴びせられ多数が酔っぱらってダウン
うまく行っているように見えたのですが・・・・・

プチレモン兵士の一個師団がここで投入され
形勢不利と勝手に判断したエンドウマメ弁護士が裏切り
抜け道をレモン大公に教えたため
チポリーノとサクランボ坊やが捕まります

助けずに干しておくべきだったな

鍋と水と食塩と一緒に煮るべきでした

急に料理のグレードを下げるな

(いやアルボアお前は何を言っているのだ?)

 

しかしながら、レモン大公は恨みを買い過ぎていました

レモン大公の家臣に父親を殺されたクモのクモヨタ
モグラさんへの救援の手紙が託されます
クモヨタは雌鶏の襲撃で命を落としますが
途中で出会ったナナツハンが任務を引き継ぎました

さらにその間、レモナッチョという看守が
チポリーノに親切にしてくれます
彼には家族が居り、仕方なくレモン大公に従っている感じでした

レモンの中にもそう言うのが居るんだな

さて、モグラさんに手紙が届いたので・・・

囚人たちは運動の時間に脱走

レモン大公は勝利を確信して馬車レース大会を開いていましたが
チポリーノたちがそこに逃げてきたので・・・
結果的に奇襲の形になり
レモン高官たちは捕まり
レモン大公は逃げる途中で肥溜めに落下しました

さらに、クマさんたちチポリーノが旅先で出会った仲間たちも続々と集結
そうなってると知らずこのタイミングで
空気や雨や雹にまで税金をかけた上に
サクランボ令嬢の要求の倍の額をトマト騎士たちが決定
その上、これを決める法廷で態度の良くないと認定した村人から
罰金の徴収まで決定したため・・・

敵意を買うには最悪のタイミングだな

はい、「革命」が起きてしまいました
共和国の旗がサクランボ城に設置され
レモン大公とサクランボ令嬢、エンドウマメ弁護士は国外へ逃亡
逃げきれなかったオレンジ男爵は労働者になり
ミカン小公爵を養う立場になりました

お城の中には遊技場や学校が出来たので
チポリーノたちはそこに通います
パセリ卿は学校の用務員へ就職した模様
ちなみにトマト騎士はあれだけの事しでかしましたが
許されました
それで改心したのか、農民として暮らしています

まぁ、子供向けの話らしい結末だな
あたしだったら・・・

(ズズイ!)

・・・うん、トマト料理はまた今度な?

 

・この本を買った動機

最後に、エビシャコがこの本を買った動機についてお話します
トマト騎士がおいしそうだからです
・・・と言うのは冗談です

幼い頃にテレビでこの物語がアニメ絵本として放映されていまして
その時の面白さが忘れられず、ずっと探していました

かろうじて覚えていたのはトマト騎士とサクランボ坊やが出ている事だけで・・・

つい最近「トマト騎士 サクランボ坊や」で検索したら
あっさり見つかって、長年の探索は一体何だったのかと


orz しました

とても面白い作品なので、ぜひ読んでみてください

ではまた

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