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【更新】【コラム】【駄文】コラム<エビシャコの脱力小話>リニア新幹線問題の静岡の立場・リニア中央新幹線問題【まとめ】【拡散希望】【許されざる暴挙】

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リニア新幹線問題の静岡の立場・リニア中央新幹線問題

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

今回はコラムです(2022/10/更新)

 

・JR金子社長の発言に対する意見

残念ながら、上記のため私はリニア工事に賛同することは完全にできなくなりました
理由は「JRとの信頼関係が完全に破綻した」これに尽きます

この結果に至った詳細を語りましょう
2022年9月、2年ぶりに川勝知事とJRの金子社長との間で
リニア問題についての話し合いが行われました
それは平行線のまま終わりました
が、そんな事は些事にすぎません

JRの金子社長が以前に
「静岡のおかげで工事が遅れている」という内容の発言をしたため、
静岡への批判はますます強まり
中には「日本のために喜んで犠牲になれ」と言わんばかりの意見まで出る始末でした
そのため、川勝県知事は金子社長に発言の撤回をこの会議で求めました
謝罪までは要求していません
「ただ撤回する」これだけでよかったのです
県知事から撤回の理由は説明されていました
ですが、金子社長は
撤回を拒否し、さらに同様の発言を繰り返しました
金子社長は意図的に
静岡へ風評被害を広める誹謗中傷をそれと知りながら行ったのです
このような汚い手段をとる取引相手を信用しろというのは不可能です
取引とは対等な関係信頼があって初めて成立するものです
こちらを見下し卑劣な方法を行う相手とは取引など成立するはずもありません

・台風15号被災時の「闇」

2022年9月、静岡は台風15号の上陸により多大な被害を受けました
エビシャコの居住地域をはじめとした各地が
断水や停電、土砂崩れなどの被害に遭いました
自衛隊派遣要請の遅れについてはこの際、百歩譲って置いておきますが
どういうわけか、この災害を報道する報道機関が発生当時
ほとんどと言って良いくらいにありませんでした
やむなく私を含む住人はSNSなどを駆使して情報発信を行い
現状を広めようとしましたが
その被災地の窮状を知りながらもそれを叩き潰すが出現しました
「自業自得」という声です

当然、まったく場違いであり理不尽であり、
この状況下では銃弾に等しい威力を持つ
人として許されない暴言ですが
それについて、リニア問題に絡めた発言が多々見られました
これはJRの金子社長の先の発言が大いに影響しているとみて
間違いは無いでしょう
あの時、撤回してくださっていれば
こんな事にはならなかったのです

これが「風評被害」「誹謗中傷」という言葉が持つ力なのです
社長という立場の人間がそれを知らないわけでもないはずです
それにもかかわらず、彼は公然と静岡への「風評被害」「誹謗中傷」を
促進する道を選びました

以上の理由から、リニア工事に反対の立場に回らざるを得なくなりました
賛成はイコール静岡県の奴隷化を認めることになりかねないので
あの発言の撤回さえして下さればここまで悪化はしなかったでしょう
非常に残念です

・・・本来は別の記事を書いていましたが
それどころではなくなったので
急遽書き上げました

・リニア中央新幹線について

 

「リニアモーターカー」と言う乗り物をご存知でしょうか?
「超電導リニア」の略で、電磁誘導方式 (EDS) の誘導反発方式により・・・
と書くと恐らくこの段階で多くの人が脱落すると思われるので
簡単に言うと電磁石の力で浮遊し加速させ高速移動を可能にした乗り物というものです

まだ試験段階ではありましたが
どうやら実用化の目途がついたようで、「リニア新幹線」の鉄道を通す工事計画が着工しています
予測される速度は時速500km
2027年に東京都品川から愛知県名古屋までを片道40分で行けるようになるとのことです

 

・リニア中央新幹線問題と大井川水系

もちろん、リニアの通り道は「新幹線や鉄道の線路を」とは行きません
別途に新しく作る必要が生じます
そのため、予定地の調整は難航を極め・・・
今現在、山梨県、静岡県、長野県、岐阜県、愛知県を通過する
まっすぐなトンネルを建設する段階です

問題なのは、このトンネルが「南アルプス」にあることです
静岡では大井川の水系の上流にトンネルが通る形になります
すでに山梨側では工事の結果
川の水が極端に減少し雨天の時などの増水時にしか
川が復活しないという状況になっている場所もあり
自然保護の観点からも
静岡県は流量減少対策をしっかり行い
環境への致命的な影響をなくしてからの着工を求めてきました

・「リニアは国策」

12日、JR東海の金子慎社長は名古屋市の定例記者会見で、
「国策と言えるような目的の下に進められている。早期開業への期待が大きい」と強調
国家事業への理解を県に求めました
金子社長は先月末の東京での記者会見でも
2027年の開業予定が遅れる可能性を示唆し
「着手できない状態が続けば、開業時期に影響する」と言及
県との対話には「今後も誠実に取り組む」としていますが、
「計画が円滑に進むよう主管庁に措置をしてもらえるならありがたい」と
国が協議の仲介に乗り出すことにも期待感を示しました
これを受け、石井啓一国土交通相は
「事業全体が円滑に進むよう調整や協議などを行いたい」と「介入」を示唆しています

「事前にリスク管理を」
この「言われるまでもない、ごくごく当たり前の基本事項」をきっちりやるように
常々言われ続けているのに明確な回答を示さないばかりか
強行とも取られかねない姿勢を鮮明にし始めているのは・・・

やはり、
静岡を舐めている
これに尽きるでしょう

さらに言うと
静岡がどうなろうと知った事ではない
こうとも受け取れます

水問題はかつては命のやり取りにまで発展することも珍しくなかった
重大な死活問題です


まして大井川の水系は自然環境のみならず
その周囲に暮らす人々にとっても「命の源」と言える
重要な存在です

・・・と言うようなことを前々から説明されているはずなのですが
この態度ということは
上記した二つの考えを持っているという事なのでしょう

さらに、これは工事の予定を絵にした画像ですが・・・


これが上から見た図(日本野鳥の会様より

さらに

調べていくうちに分かった「残土の置き場所」
中日新聞様より

静岡の川勝平太県知事はJR側の返答に対し妥協しない決意を語られました
当然です
一度壊れた自然は元に戻すことはできません
戻そうとしても長い年月がかかります
そして、無理な工事が起こした人災の数々は
日本に限定したとしても枚挙に暇がありません

しっかりした対策を講じないまま工事を強行することは
「死ね」
と言っているも同じなのです

これは決して大げさな表現ではありません
少なくない人命が失われます

静岡だけの問題ではありません
リニアを利用する乗客の安全面でも、です
時速500km
急には止まれません
止める事が出来たとしても中の人々がまず無事ではありません

仮に、トンネルが崩落して目の前に岩盤が・・・と言う状態で
時速500kmで激突したらどうなるか・・・
あるいは水が侵入して電気系統が故障し
トンネルの中で立ち往生
あるいは急に逆走したら?
効かなければならないブレーキが効かなかったら?

これらの問題を「面倒」と一蹴する事、それでも静岡包囲を続け工事の強行を推し進める事は
大量殺人を意図的に起こすものと
同じである
警告します

ではまた

 

 

 

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(追記20190729)この問題をめぐる愛知県知事とJR側の発言について

さて、静岡県の川勝県知事は問題発生当初より
上記した内容を繰り返し伝えているはずですが・・・
それを前提とした上で話を進めます

 

・JR東海の金子慎社長

 

まず、JR側の発言について
大井川の流量減少問題に関する静岡県の「中間意見書」へのJR側の回答案に、
静岡の県関係者から「ほぼゼロ回答」などの厳しい受け止めが出ていることへ
JR東海の金子慎社長は7月24日
「いきなり否定的な反応を出されるのはありえない」と
不快感を表明しました

一企業の社長が工事を行う土地の関係者に厳しい受け止めをされて
言う発言じゃないです
JR>静岡県
という図式が頭の中でできていないと
まず「言う」という発想すら出てきません

オフレコとか秘書との軽口でとかならともかく
彼は公式の会見の場で堂々と言ってのけました

これは、静岡が卑下されているこの上なく明白な証明になります

 

・大村愛知県知事の批判

 

また、7月29日、大村愛知県知事が静岡の姿勢を厳しく批判しました
エビシャコが記者会見の放送を見てまとめると
下記のとおりです
「静岡県のせいでリニアが止まっていいのか
今のままだと文句を言って、ただ文句があるから止めるんだという風にしか受け止められない」
「静岡県の対応は常識を逸脱している」
「リニアを止めてしまうというのが静岡県民の総意なのか?」

川勝県知事は以前より上記にある訴えをしており、それに加えてこの5日前の全国会議にて
静岡県の立場をしっかり説明されています
愛知県知事は途中参加で川勝県知事と会われなかったようですが
仮にも県知事と言う立場のはずですから
どういった内容の議論がされ
また訴えがされたかをしっかり頭に入れているはずです

その上で、この発言です

どういう意図があって言われているか、はこの際置きます
一静岡県民としての発言を受け止めた上での意見を述べます

まず、大村愛知県知事の意見を解釈した上で
大村愛知県知事がどう考えているか、ですが・・・

彼にとっては静岡県で災害が起きようと
県民の命がいくら失われようと
知った事ではなく
リニアの開通と愛知県がそれにより潤うことが最優先

そういうこと、でしょう

仮にそういった意図がなくとも
愛知県知事が言った事は、
そういう事
なのです

「静岡県のせいでリニアが止まっていいのか」
「リニアを止めてしまうというのが静岡県民の総意なのか」
これらについては論外も論外です
宣戦布告、としか受け止める事が不可能な
この上ない暴言であり
交渉の場では決して言ってはいけない発言です
ましてや「愛知県知事」と言う立場ですから、
なおさらです

これ以上静岡県を卑下し舐めた発言を繰り返すようなら
「穏便な対応」が不可能になります、
としか言えません

エビシャコとしては、静岡を通らないルートを
新たに作成することをお勧めします
もう、信頼関係の修復は不可能と言っても過言ではありません

静岡県民は温厚な気質かもしれませんが
「自分たちの利益のために喜んで死ね」と
堂々と言ってのける相手に譲歩するような
奴隷根性はないのですよ

ではまた

 

 

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(20200229追記)

 

自民党県連による川勝平太県知事降ろしが顕著なので
警告します
もしも県知事が辞職に追い込まれて
リニアが開通した場合
大井川水系に多大な影響、水害が起きた場合は
静岡県内に自民党の居場所は
もはやないものと思って頂きたい

メンツにこだわるのは勝手ですが
今の自民県連はメンツを守るための賭けに県民の命を勝手にチップにして机に乗せている状態だと
理解してください

 

 

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