すしいち2
こんにちは、こんばんは
エビシャコです
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すしいち2
前回も紹介したお寿司のコミックの続刊です
今回は将軍の食事を切り抜いてレビューします
・御膳所
どういう場所かと言うと、
シンプルに言うと江戸城で将軍に食事を作る所です
主人公の鯛介は、ここで働いていたそうです
・毒見役
将軍に出す食事を毒見する役目です
奴隷か死刑囚がやりそうなイメージがあるかと思いますが・・・
「膳奉行」という、武士がやっていたそうです
つまり、名誉職でもあったわけですね
・将軍に出される食事
さて、御膳所で作られた食事は長い廊下を渡ったり(すり足で歩かなければいけません)
毒見役による毒の有無の吟味、そして異物混入が無いかを
調べられたりして・・・
ようやく将軍の所に運ばれるそうです
もう料理が冷めきっているだろうことは想像に難くありません・・・
・実際
興味が涌いたので個人的に調べました
豪華な食事を想像しがちですが、実際は質素だったそうです
基本は一汁二菜か三菜で、血縁の忌日が多かったので月の大半は精進料理だったそうです
ただし、良質の素材を使った質素ながら上質の料理であった、と
そして食べる時も大変でした
一膳ずつ出されるのですが、肴に一箸つけるとその肴は下げられ、
新しいものと交換されて・・・更に一箸つけると、また新しいものと交換
そして、三膳目は作法により手がつけられなかったそうです
誰もが憧れる職業である「征夷大将軍」ですが、
実際になるとかなり大変な事が食事からでも分かりますね
ではまた