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【コラム】【無駄話】コラム<エビシャコの脱力小話>本当の「ヘイトスピーチ」とは【駄文】【まとめ】

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コラム<エビシャコの脱力小話>本当の「ヘイトスピーチ」とは

 

過去に作者の方が行ったヘイトスピーチが発見されたため
一つの作品がその生涯を閉じた件で
思うことがあったので、急遽書き上げました

 

 

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コラム<エビシャコの脱力小話>本当の「ヘイトスピーチ」とは

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

今回はコラムです

 

・事件のあらまし

 

5/31、「二度目の人生を異世界で」という作品とその作者について

<「日中戦争中に3000人を日本刀で斬り殺した」という主人公が異世界に転生して
また殺戮する内容の新アニメ『二度目の人生を異世界で』
作者はツイッターでも中国を「虫国」と蔑称で呼びヘイトスピーチ。
こんな作品がアニメ化されていいのか。
これを見た日本アニメ好きの中国人の心情を察して欲しい。>

とある人物によるこのツイートがきっかけでした

さらに、過去の作者さん(まいん氏)のツイートも掘り起こされました

6/5、作者の まいん氏がツイッター上で謝罪しましたが・・・
6/6にはアニメ「二度目の人生を異世界で」出演予定の声優へ殺害予告を行う中国国籍の人間が出現
結果、声優が全員降板を表明、公式サイトはアニメ制作中止を発表しました

さらに 「二度目の人生を異世界で」原作小説も出荷停止
まいん氏はweb掲載のものへの添削、そして出版されている書籍の訂正に動いています

なお、拡散した発端のユーザーツイッターのアカウントを消して
現在の行方は知れません

 

・「ヘイトスピーチ」とは

 

「ヘイトスピーチ」とは
人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康などの
「自分から主体的に変えることが困難な事柄」
また、
職業、所属国、文化、思想、収入、学歴などについて
それに所属する個人または集団に対して行われる
攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のこと・・・だそうです

※これは大変重要なことなので
記憶にとどめてから記事を読み進めてください

 

この問題の「問題点」

 

●ここまで重大な事態に陥った原因が「過去のツイート(ヘイトスピーチ)」

エビシャコとしては、これが最も重大な問題であると思います
というのは
作者の まいん氏
芸能人でも政治家でも、まして皇室関係者ですらありません
一般人に区分される小説作家
それだけです、一般人なのです

彼がしたことは決して褒められることではありませんでした
見た人を不快に思わせものでしょう

ですが、それだけです

人の命が失われたわけでも、作者さんが重大事故を起こしたわけでも
麻薬に手を染めたわけでもなく
さらに
実際に起きた悲惨な事件をダシにした無神経な発言ですらないのです

彼のツイートは軽率、とは思いますが
それだけです

一般人であり作家であるなら、それを左右するのは
彼の作品のファンたちの手に委ねるべきであって
彼の作品を買う買わないも彼らの自由であって
第三者が外から過剰に叩くのは果たしてどうなのかと、思うのです

アニメ化の中止や出版物の発行停止は
やりすぎではないかと

そもそも・・・ネットの環境の特性と言いますか
彼の発言よりもひどい発言はよく見かけますし
発言のみならず実際に手を出して人間をへし折ってしまう暴漢もいます
(もっと酷い発言してる人とか、人としてどうかと思う歴史持ってる人とか知っていますけど
言い出したら枚挙に暇ないくらい多すぎる&彼らのプライバシーのためここでは挙げません)
(まいん氏の例は彼らに比べれば子供の悪戯程度、そもそも発言は数年も前ですし)

エビシャコ自身もそういうのにファンコミュニティの場で遭遇したことがあります
こちらのコラムを参照してください

ですけど・・・どういうわけか彼らはのさばっています
エビシャコも酷すぎるものは見かけたらその場所の運営さんへ通報を行っていますが
どうなってるかはこのコラムを参照してください

で・・・・・・・
エビシャコとしては「ヘイトスピーチをツイートした人」が潰されているのに
「人に危害を加えて人やジャンルを潰した人間」が制裁もされず、のさばっているのは
一体どういう理屈なのか、と
疑問に思わざるを得ません

 

分かりやすく例えると
A「他国の人間への偏見に満ちたデモ行進」
B「人が大勢いる場所で実際に銃をぶっ放して暴れまわるギャング」
AとBの両方が視界の中にいたとして、
どっちを優先的に取り締まるべきか、です

エビシャコは後者Bを選びます

「ヘイトスピーチ」はその場限りでは「うるさい」で済ませられますが
「人を攻撃する暴徒」はそうはいきません、すでに人に直に手を出すという一線を越えた行動を実行しています
彼らは「相手を潰すこと・人を襲うこと」を目的としており、その上多くの動機面白半分、あるいは「暴徒当人が不快に思ったから」であるため
非常に悪質と言わざるを得ないのです
「対岸の火事」と侮っていたらいつの間にか自分の家まで延焼していた
傍観者していたら流れ弾が直撃した
ということはネット上では珍しくなくなりました

「ヘイトスピーチ」が問題視される理由の一つに、それに先導されて「実際に手を出す輩」が出現すること、が挙げられるはずですが

エビシャコが遭遇し通報した「実際に手を出した輩」は、どうなったでしょうか?

さらに突っ込んで言わせてもらうとですね
エビシャコが調べた限りですが・・・
「作品がつまらない」「なろう系は気に入らない」など
どうも、「作者がヘイトスピーチを行った」を口実に
作者さんとその作品、さらには「なろう系の小説の存在」そのものを標的に
バッシングが行われているように見えます
全部が全部ではないでしょうが、多くは上記のように見えました

さてここで冒頭の「ヘイトスピーチの定義」
思い出していただきたいのです

これは、
「ヘイトスピーチ」ではないでしょうか?

これは昨今のアニメなど「現実に事件が起きたら似た題材を扱っているというだけの理由で何故か規制を受けてしまう」作品分野にも言えます

逆に、そういった事件が現実に起きても規制を受けないドラマなどの作品分野があるため、アニメファンたちは不公平感を感じており、エビシャコも両者の間に「見えない壁」が存在しているように見えます

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・最後に

最後に言いたいのは
「人は変わることができる」「変わることがある」ということです
違う意見の人との出会いで、それまで嫌いだった「もの」の本質を知って、
また逆に、「それまで信じていたもの」が間違っていると悟って
考えを、心を、価値観を変えます

発言がされたのは2013年、現在は2018年
それだけの年月があれば
人ひとりの考えや価値観が変化していたとしても
なんら不思議ではありません

そもそも「人が変わるはずがない」なら刑務所とか要りません
収容所だけ作って一生閉じ込めるか、死刑台に送るかの二者選択に留まります
「人は変わる」からこそ、罪を償ったり教育をしたりする施設があるのです

(凶悪犯罪を繰り返す、頭の回線がいくつも焼き切れてるような人は別として)

なので、「重大犯罪の犯人しか知りえないような情報」とか
よほどのことでない限り
最近のものですらない、何年も前の「過去のつぶやき」は持ち出されても
「今現在のその人物の価値観や人格の表明の証拠にはなり得ない」
エビシャコは思うのです

対象とする人物の人格や価値観を判断するなら、
今、もしくは最近の
その人物の言動をこそ参考にすべき
これがエビシャコの考えです

ではまた

 

(追記)※コラムと全く関係ない、食い意地の張ったエビシャコの駄文です

 

飯テロでしかないので飛ばしていただいても構いません

問題のツイートで「厨国」という言葉を使われていたそうですね・・・

今でこそ「厨房」とは「ネットスラング」になっていますけど
そもそもは「調理室(料理を作る部屋)」のことです
誰が最初にこれをネットスラングに当て出したかは知りませんが
いい迷惑です
この言葉がネットスラングになっていなければ
「厨国」は別の意味で捉えられている言葉だったでしょう

 

なぜなら「中華料理」と一括りにしがちですが
中国には広大な土地が広がり、
四川に広東、北京などなど
各所で様々な独自の料理文化が息づいているからです
料理が生まれ料理は作られ人々に愛される
まさしくネットスラングでない本来の意味の「厨房」
「料理人が料理を作る場所」に他なりません

肥沃な穀倉地帯、生命を育む河川に森林に湖海
険しい山岳地帯にすら、様々な生命が適応し命をつないでいます

それぞれの環境で作られる「名物料理」
それはその地方を表す「顔」ともいえるでしょう

エビシャコは四川料理も好きですが
最近は壺スープも気になっています
「佛跳牆(ぶっちょうしょう)」というものがありまして
そのまんま
「(これを食べるために)修行僧が壁を飛び越えてまでやってくる」
という意味の福建料理の伝統的な料理です
まぁ、材料が「乾物」であり数日かけて調理する手間暇かかったものなので
お値段は推して知るべしかと


「高嶺の花」ですね(涙の川)
中華料理で「乾物」は「乾貨」と呼ばれます
まさしく「乾いた貨幣」その名にふさわしい高値がつけられ取引されています
これがですねまた(以下、延々と長い話が続くので省略)

 

関連リンク:「中華一番&真・中華一番」レビュー

 

 

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