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【小説・ノベル感想】【書籍感想】ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【レビュー】【ネタバレ注意】

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【小説・ノベル感想】【書籍感想】ジュラシック・ワールド/新たなる支配者~【レビュー】【ネタバレ注意】

恐竜パニックの金字塔、完結

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【小説・ノベル感想】【書籍感想】ジュラシック・ワールド/新たなる支配者~【レビュー】【ネタバレ注意】

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビュー参ります

・新しくなった世界

前回の騒動の結果、アメリカ中に恐竜は解き放たれました
モサさんは海で暴れまわっている模様です
当然ながら恐竜絡みのトラブルは激増
前作の騒動を生き延びたオーウェンら主人公一行は
恐竜と人間の橋渡し的な活動を行っていました

えらいな~橋渡しか~

なぜ、私を見ながら・・・?

(アルボア、お前も人のこと言えんぞ?)

ちなみに、ヴェロキラプトルのブルーさんは
子育て中
場所はオーウェンたちの住居の近くの森の中
違法な恐竜ハンターを厳しく取り締まるのが彼女の職務

メシ食ってるだけじゃね?)

前回保護されたメイジーちゃんはオーウェンたちと同居中

なお反抗期の真っ最中の模様

あ~、そうか
もうそんな年頃か、あの子

 

・謎のイナゴ

そんなパニックな世界の中で

イナゴの食害が世界を襲います

あたしさ、もうすでに嫌な予感してるんだよ
エビシャコが何を言い出すかについて主に!

(なんだエビシャコの今の一瞬の顔?)
イナゴの害など世界の各地で毎年起きていることだろう?

ただし、そのイナゴの大きさは異常でしてね
一抱えほどあるサイズなのですよ
まさに巨大昆虫です
これが穀物を食い荒らし群れを成して移動しています

食糧危機になるじゃねーか!
・・・・・・・じゃ、ねーんだろうなお前が言いたいのって?

もちろんです
作中でそれが指摘されていましたけれど
このイナゴを食用に回せば良いのではないかと私は考えました

(やっぱりいつものパターンかよ!)

だが待て、解き放たれたのは恐竜だけだ
そんな巨大な昆虫の報告は無いはずだぞ?
・・・あり得るとすれば
人為的に作り放った、そうだな?

その通り!
その調査にグラント博士とエリーが乗り出すことになります
イナゴの出どころは「バイオシン社」と割と早く判明しました

・・・何か、カラクリがあるのだろう?

イナゴはバイオシン社製品の種子は食べないという性質を持っていました

ジュラシック・パークの恐竜は
当初はパークのエサしか食べられないようになっていたが
その逆をやったわけか
・・・穀物市場の独占が狙いだな?

その前に飢饉が起きるだろ!

欲に目のくらんだ人間の中には
他人が何百万人、何億人死亡しようと知ったことでない奴もいるのだよ

・・・・・・で、エビシャコ
疑問があるなら一応聞くぞ

アルボアさん、通常サイズのイナゴならともかく
巨大イナゴなのですよ?

↑コレ、食用にするには十分すぎる大きさでしょ?

でかすぎる!!

今も議論が重ねられている昆虫食の利点の一つは
「わずかなエサで多く増えてくれる」事
もし、このイナゴにもそれが当てはまるとしたら?
このサイズなら多くを集めなくても数匹で
成人した人間一人当たりの一回の食事に事足りるでしょう

・・・あ~、なんかお前の言うことも一理あるような気がしてきた
飢饉になったらあるもの食うしかなくなるし

アルボア落ち着け~

 

基本的に群れで行動して、攻撃を受けたと認識すると
狂暴化して襲ってくる性質がありますが
その点を差し引いても食料として確保するには申し分ないかと

ちょっと待て、襲ってくるのかよ!?

鳥や爬虫類などの天敵対策でしょうね

つまり、地球上にイナゴを駆逐できる生物はいないということか

食べて減らす

本当にブレないよ、お前は・・・・・

 

・またなんか出ました

時を同じくして、反抗期真っただ中のメイジーちゃんが家出
→そのまま誘拐され
さらにブルーさんのお子さん「ベータ」まで誘拐されます
さすがにブチ切れ状態になったブルーさんを
オーウェンは説得、
必ず子供を救助することを約束します

言葉が通じなくても、分かり合えるんだな・・・

手掛かりを求めてオーウェン&クレアはマルタ共和国へ
そこの市場ではすでに恐竜の売り買いが行われて・・・

カルノタウルスやバリオニクスまで
鎖につないで販売していました

これはうちのカルノ、アルファ個体を強制テイムしました

バリオちゃんはこっちです

「ちーっす」

水の中では世話になった

あと、「水の上を走れるんじゃないか」とか勘違いした
うちの馬鹿の件は申し訳ない

←うちの馬鹿

どうもすいません

(「バジリスク」と間違えていたな、そういえば)

ところが、ここで「バイオシン社」は
飼いならしに成功した「アトロキラプトル」を放ちます
前作のインドラプトルと同じく
「赤いレーザーポインターを照射した標的を襲う」ように
訓練されていました

インドラプトルみたいなのを作るよりも
既存の個体を飼いならしたほうが遥かに安全だと
学習したか

なお、オーウェンのパラサウロロフスの群れを強盗したり
メイジーちゃん攫う手伝いしたりした
悪名高いデラコート
オーウェンに闘技場で助けられたリストロサウルスに噛みつかれ
身動き取れなくなったところでデラコート自身が発砲して
流れ弾で鎖を壊されたバリオニクスに御馳走様されました

うちのご主人の旦那に襲われるよりはマシな最期っすよ」

ご主人

たしかに

ご主人の旦那

今回も私の弁護士不在です

・調査と追跡

オーウェン一行はアトロキラプトルを振り切って
ケイラという女性が操縦する飛行機で
バイオシン社の敷地へ向かいます
が・・・・・・・
着陸許可が下りず
また「飛行生物を遠ざける」装置を向こうが切ったため
ケツァルコアトルスの襲撃を受けますが
私の所持している子とは別個体なので
私は無罪!

そういえば、移動拠点の作成に最近は凝っていたなお前?

今は「センター」MAPでケツァル拠点を作成中

ああ、楽しみにしているぜ

(アルボアも絡んでいるのか・・・)

オーウェンたちはクレアを逃がして飛行機を不時着させます
で、不時着先で「ピロラプトル」に追い回される羽目に・・・

どうやら敷地内は恐竜を放し飼いにしているようだな
確かに警備員としては優秀だろう

 

・企み

一方でグラント博士たちはメイジーちゃんと合流
さらに、バイオシン社のイナゴも見つけることに成功しました

証拠が揃ったな
あとは、国際社会の仕事だ
ふさわしい報いを与えることだろう

逆に、バイオシン社の種子だけを食べるように調整していれば
環境にやさしい家畜にできましたのに

コレ↓が「魅力的な食べ物」に見えるのはお前くらいだと思うよ?

そして今回、バイオシン社の内部にも協力者がいました
ラムジー、そしてイアン・マルコムです

マルコムも居たのか、今回本当にパークのオールキャストだな

なお、T-REXのレクシーさんも敷地内にいます
「映画を見ることができる広い駐車場」に行って
捕まったようで・・・

「ドライブインシアター」、な?
日本にはあまり馴染みのない施設かもしれんが
最近は日本国内にもいくつかできてきているぞ?

以前に海外ドラマで見て「行ってみたい」と思っていたのです

ティラノサウルスで乗り付けるなよ?

・・・・・・・?

あたしそんな変なこと言ってねーだろ!?

馬などの動物は道路交通法では
「軽車両」に該当するのですよ

【※絶対にマネしないで下さい】

そいつにティラノサウルスを当てはめるなボケ!!

メイジーはどんな様子だ?

ウー博士から出生の秘密を聞かされて
「自分も望まれて生まれた命」だと知って
不安を取り除かれた様子です

ウー博士といえば、インドミナスシリーズの作成にかかわった人物だったな

さて、用が済んだので会社を後にしようとしたグラント博士たちですが・・・
なんと、今回の黒幕ドッジスンの手によって
敷地内を安全に行き来するポッドが停止
やむなく外に出たところでディメトロドンに襲われます

ARKにも居た「暖かいやつ」か!

今回出る子は攻撃的なので
寄生虫の立場に収まることは困難なのです

ちぇー

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

お前らあの恐竜世界でどんな生活しているのだ!?

 

・例によって例のごとくこうなります

ディロフォサウルスに襲われていたクレアを救助したオーウェン一行も来ました
イアン・マルコムも合流したところで
敷地内にいたギガノトサウルスが襲来
同時刻、証拠隠滅を図ったドッジスンによって
イナゴの飼育施設に火が放たれて
なんと、イナゴが強靭すぎたために脱走

証拠隠滅なら証拠隠滅可能な装置を用意しておけ!!
かえってまき散らしているではないか!!

それよりクレス
空から降ってくるイナゴの丸焼き・・・

キュフフフフフフフフフ

あ~、お前には「御馳走の雨」に見えるのか
平常運転だよ本当に

ただ、ギガノトサウルスは熱々の丸焼きの直撃を受けまくって
激高しています

ラムジーは施設に残り恐竜たちを助けるべく中庭のゲートを操作していました

このお話でテイムしたうちの子です

苦労してテイムしただけの戦闘力はあるよ、うん

襲撃とイナゴの雨をかいくぐりながら
捕まっていたブルーさんのお子さん「ベータ」の救助に成功
さらにウー博士もドッジスンについて行けなくなって合流
彼はイナゴを世に放った罪滅ぼしをしたいとのことです
全員が合流したところで
ギガノトサウルスに餌を取られてばかりで
まったく楽しくない生活を強いられていたレクシーさんが来ます
オーウェンたちは身構えますが、レクシーさんは彼らを覚えていたのか
見るだけで襲おうとはしません
そして、自分のご飯を横取りしまくっていたギガノトサウルスが来ると
リベンジとばかりに襲い掛かります
ここで、ギガノトサウルスは
そばにいただけのテリジノサウルスへ襲い掛かるというミスをしました

右のほうの鳥っぽいのが、うちのテリジノです

ARKでも初心者キラーと名高いアレか・・・

ARKからの輸入なのか、「草を独り占めしたい」だけで
縄張り内に侵入したシカを殺害する程度に凶暴
【※シカはレクシーさんとギガノトが美味しくいただきました】

そういうわけで、レクシーさん&テリジノサウルスという
即席タッグが結成されます
レクシーさんは苦戦しますが、動きを抑えることには成功
テリジノサウルスが攻撃してギガノトサウルスの撃破に成功しました
互いの健闘を称えるかのように咆哮を上げ合う二体を尻目に
ヘリを調達したケイラによって一行は脱出します

あの、ドッジスンとかいうのはどうした?
あいつは逃がしたらいけない奴だろ?
ウーの奴は改心したからまだいいとしても

逃走しようとポッドに乗り込んだところで
オーウェン一行が飛行生物を寄せ付けないシステムを起動させるためノシステム
ADSへ送る電力を確保するために電力ケーブルを切断
それでポッドは停止して・・・・・・

ディロフォサウルスの群れが運悪くやってきたので
その餌食になりました

妥当だな

飼いならすと可愛い子たちなんですけどね
ディロフォサウルスって

・・・そうか?

「うちのご主人の旦那に襲われるよりはマシだと思う」

ギガノトにまで言われている

・戦い終わって

ウー博士は約束を守りました
メイジーちゃんの遺伝子を元に作成したイナゴを放って
巨大イナゴの繁殖をできないようにします
これで、世界を覆うはずの危機は回避されたのです

(なんで残念そうなんだよ、そんなに巨大イナゴ食いたいのかよ?)

(そいつは動物性たんぱく質が主食だから・・・)

オーウェンたちもブルーさんと約束を守ります
メイジーちゃんと友情を結んだベータちゃんは
母親のもとへ
二体とも平原の向こうに去っていきました

オーウェンがブルーと築いた関係を
奇しくも「娘」メイジーもまた
ブルーの娘ベータと築いたわけか

だが、恐竜があふれている現状は変わらずだな

今後のスピンオフに期待!

 

・(おまけ)物語の裏側で

ではでは、スピンオフ作品「サバイバルキャンプ」の
「スコルピオス・レックス」の紹介と参りましょう

 

あ~、お前がドハマリしてるアレな

ウー博士も良い仕事をするものです

あの件に関してすごく絶賛してたな、お前
「やればできるじゃないですか!」だのなんだの・・・

容姿の問題とか博士自身も襲われたりとかで
お蔵入り(冷凍保存)したのは残念ですけどね

(妥当な判断じゃね?)

で、お前が好きってことはどうせロクでもないんだろ?

いえいえいえ・・・説明聞いてから判断して?

登場作品:ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ
食性:肉食
体高:3.3~3.5m(1頭目)/2.4~2.6m(生まれたて2頭目)
体長:8m(1頭目)/6.1 m(生まれたて2頭目)
組成遺伝子:
主にティラノサウルス+ヴェロキラプトル+カエル+カサゴ(サバイバル・キャンプ)

小さな頭に長い手足という特徴的な身体をしていて
体の至る所に毒のトゲがあり、これによってブラキオサウルス等の
はるかに大きな獲物を仕留めることが可能
また、インドミナスレックスと同じインドミナスシリーズの「プロトタイプ」
楽しみのために恐竜を狩る残虐さと姉妹母子間でも殺しあう凶暴さを持ち
1分としてじっとしていられず、しばしば狂乱
「E750」という製造番号をあたえられていたものの
その性質で「制御不能」と判断されてお蔵入りされました

・・・・・・・あんたさ
今の説明で評価を挽回できるって本気で思ってるのか?

かわいいじゃないの

どこがだよ!?

 

ではまた

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