【大幅加筆修正】【まんが・コミック感想】鬼役 8 橋本孤蔵 坂岡真 【レビュー】【ネタバレ注意】
【大幅加筆修正】【まんが・コミック感想】鬼役 8 橋本孤蔵 坂岡真 【レビュー】【ネタバレ注意】
落とし文から始まった騒動に
主人公・矢背蔵人介が巻き込まれていきます・・・
今回のお話、前巻の偽金鋳造のお話の続編です
たぶん今回で偽金話は完結
おくさん怖い・・・
【※この記事は加筆修正記事です】
【大幅加筆修正】【まんが・コミック感想】鬼役 8 橋本孤蔵 坂岡真 【レビュー】【ネタバレ注意】
こんにちは、こんばんは
エビシャコです
レビュー参ります
【※この記事は加筆修正記事です】
・絶対に怒らせてはいけない人 鬼役最強伝説
帰宅した主人公・矢背蔵人介が着替えていると、
袖から手紙(落とし文)が・・・
果たし状ですね!
そうかな?
あ、あの、お役目で買った恨みなのですから
そこまで怒らずとも・・・
絶対にそっちの理由じゃないと思う
お前が言う内容は、
むしろ「身に覚えがないと言えない」理由だぞ?
確かに、エビシャコが言う理由を持ち出されたら
文句言えんからな・・・
現時点で悪党限定とはいえ
斬った人数は相当数で中には妻子がいるのもいたのも事実だ
斬った相手の妻か娘さんでしょうかね?
お前がさっきから言っている内容が
重すぎ&殺伐すぎるのだが?;
これは、浮気を疑われているのじゃよ
え?
あのなエビシャコ、世の中「命のやり取り」だけがトラブルじゃねーんだよ
むしろ「男女間のトラブル」のほうが圧倒的に多いんだよ!
上司の橘様にめちゃくちゃ叱責されてもしないだろう
ものすごいおびえ方です
行った先で待っていたのはこちらの方々
良かったですね
刺客ですよ!
いいのか?
いやまぁ浮気を肯定する女と出くわすよりはマシだろうけど・・・
あとは一人残して斬って
拷問で情報を吐き出してから斬って
黒幕のところに殴り込んで斬るだけなのだから
だいぶ楽!
鎌倉武士さんよぉ
戦国時代は、とっくの昔に終わってるぜ?;
だって、男女間のどろどろとか
私、すごく苦手!
【こちらの記事参照】
あ、ああそうか
お前ってそれ苦手だったな!
(エビシャコ、本当に何があった?)
(「当人の感性の問題」としか、言えんな);
「死体は情報を吐かない」と私も部下たちに教えているのです
急に活き活きしてきたよ、この子は!?
あっさり雇い主を吐いたね
いいでしょう、降伏の証とみなし
命は助けましょう
プライベートでも交戦規程を守るのなお前;
なんと、刺客は人違いで襲った事が発覚
(プロとしてあるまじき粛清ものの大失態)
「まぁいいか、大義に犠牲はつきものだ」で済ますヤツ多いからな!
あなたを間違って狙ってその言葉を吐いた奴は
組織丸ごと消すので安心してほしい
(やはりエビシャコは「関わっちゃいけない」系の怪異だな);
ゴルゴさんならお仕事でなくても動く案件
やらかした奴らが全員消される流れだぞ、それ;
で、雇い主当人の家に赴いたか
まだ子供といっても差し支えない年齢ですね
・・・気が進まないので理由つけて見逃しましょう
なんでもう「始末する」前提でいるんだよ!?
強そうですね
まてまてまて、まだ「狩る対象」と決まったわけじゃない!
ほら、な(最適解を選んでくれて本当に良かった!!);
敵意なし誠意あり、手打ちにしましょう
(切り替えの早い性格で本当に助かる);
いいやつだ、あたしでも許すぞ!
私も許した!
その心を信じましょう!
証として無料で名前を騙って刺客を出した奴を屠って差し上げます!
一番最後に昭和臭のする&一番物騒なのが来たな;
エビシャコなりに秋吉左門之丞の身の安全も考えているのだろう
(この中で一番付き合いが長いだけあって理解力高いな);
ではでは
最重要項目を・・・
それ最重要か?
コロン・・・
実は今回、いつもの「毒見」がないので・・・
(あ、これ本気でショック受けてる・・・);
・贋金再び
下手人が分かっているのなら、やることは一つですね!
カチコミはNGな!!;
なんでやられた側が厳罰なんだよ!?
ですよね、これ絶対に裏がありますよね?
・・・・・ああ、そういうことか
結局、エビシャコが言った「代わって黒幕どもを始末しておく」が
最も適した正解だったねぇ
あんたはそいつをあまり甘やかすな#
「贋金」の話は、まだ終わっていなかったか!
その下手人と背後の黒幕の首
それらを墓前に供えましょう!
血なまぐさいよ!
どこの赤穂藩の家臣団の討ち入りだよ!?
いろは茶屋とは
料理がメインだった茶屋です
だった・・・・・?
え~とですね
次第に女性、遊女を抱える茶屋となっていったそうで・・・・・
ああ、そういうことか
私は普通に食事したいだけなのに
なんで人間が妖怪変化のお前に合わせなきゃいけねーんだよ?
アルボア、お前さんソッチ側でいいのかい?;
おおお、秋吉左門之丞の長男が仇討ちに来たか!
さすがに敵わなかったようですが
強者を狩りに行く、その心意気は高く評価できます!
「仇討ち」だよ、ハントに行ったわけじゃねーよ!
逃げるが勝ちだな!
追いかけてきたところで角を曲がって
死角ですぐに壁に張り付いて
相手が追い抜いたところで背後から急襲しましょう
これだから忍者を敵に回したくないんだよ!
家が広いんだね
だいぶ多くの人間が関与しているようだな、この事件
で、行った先でこれか
強いですね
そうだな、手を出すなよ?;
前の続きの話か、つまり
ほぉ?
まぁまて仔細を聞こう
そうだな
あたしなら「そういうことか」で済ませるんだけどさ・・・
初対面で「試す」とは、何様のつもりで・・・
おちつけ<首に腕を回して締め上げる>
ああうん、やはりそうなるか;
エビシャコ相手だとこっちだけが最適解だな・・・
解説頼むわ<OFFにしてたスイッチをON>
はい解説です!
「天保通宝」とは、
江戸時代末期~明治前半という長い期間にわたり流通した貨幣です!
銅や鉛や錫などによる合金で、100文の価値で流通する
はずでした
「はず」ってのは・・・?
質がそれほど良くない貨幣なので、
実質的には80文以下の価値の貨幣として流通
厳しいねぇ・・・
でも、そんな質の低い貨幣の偽造なんて・・・
それが、偽造が相次いだことでも有名な貨幣でして
輪にかけてダメではないかな?
あの上司がすでに一枚も二枚も噛んでいたか
その面白い発案の↓結果
味わう必要のない恐怖を味わうことに・・・
たぶん、シリーズ通して今のところ一番のピンチだったのではないか?;
もう動いたのか!
橘様の周囲に内通者がいる可能性が高いですね
情報もそこから漏れているかと
なるほど
ただ、これな・・・
「潰す」系の武器が相手だとあまり意味ないし
重さで動きが制限されるから
あたしは付けていない
お前さんは半裸がユニフォームだね;
・刺客のお替り
「仇討ち」か!
先ほどアルボアさんが言ったっとおり
鈍器には意味を為さないでしょうね
また矢弾どころか刺突で貫通可能なので・・・
なので・・・・・・・・・・・・・・
あ、あの、え?
ま、まぁ「守られていない部分」を狙うのも正解だよ、うん
はい、この通り「刺突」が有効!!
よかったな、解説を拾ってもらえて;
一方そのころ・・・
・・・おとなしく別の貨幣に切り替えたほうがいいと思いますよ?
そうだな~、こいつら、やってる内容がな・・・;
エビシャコ、あんただけだよ~
あたしの代わりなんていないって言ってくれるのは~!
(カードの国の転生者なうえに
オーソドックスな「女雑魚」だしねぇ);
<アルボアさんを、よしよし頭なでなで>
大丈夫
そういうこと言うやつは私が全員”消す”から
おい泣きつく相手考えろアルボア
えらく物騒なこと言っているぞそいつ;
・・・・・Zzz・・・
「夏眠」するな、起きろ#
飲んだくれて登城していい場所じゃないだろ、ここ!?
城の長が私だったら、重罰に処していた
迎え酒か?
いや、よく見ろ
水だ
考えたな
(なんだこのやり取り?);
それが理由で美食に走るのです?
ほざけイカモノ食い
あうあうあう
(泣きついといて、用済みになったらこれか);
(お前も大概ひどいな、アルボアよ);
いろいろ知っているみたいだぜ?
この場で始末するかい?
だめです
江戸城内での抜刀は固く禁じられているのです
忠臣蔵で有名な浅野内匠頭様のように
大名ですら厳しく罰せられます
唯一、幕府の頂点に立つ将軍のみが
城内で抜刀を許可されています
返す返す厳しい掟だな
さて、続きか
出回るのか、あの粗悪品?
言いたいことは分かるのですけど史実なのです
地球人は本当に非効率的なことが好きだな・・・
さっきも述べた通り、贋金が横行したことで有名な貨幣・・・
氷山の一角だろうな、この事件も
しかし・・・・・
戦慄のバハムート
今度はどこから何を受信しているんだ、エビシャコは?;
おいしそうなお酒ですね
今回「毒見」がない分、余計にそっちに目が行っているな;
酒を飲むと強くなるタイプのようだな、この侍
オニク・・・・・
まてまてまて、いつものノリで人間に食いつこうとするな!!
食べるために狩ったわけじゃねーだろ!?
(とりあえずエビシャコは抑えておこう)
危うく死体まで消えるところだった(物理的に);
私ですね、時代劇を見て日本酒にハマったのですよ
今する話か、それ?;
やっぱこうなるか
表沙汰になっても、厳罰必至だけどね;
ちなみに、この娘には
このような事情があった
育てもらった恩というわけですね
一子相伝の意味を勘違いして
弟子と子供全員へ奥義を伝授した
どこかの誰かとは大違いだな
【動画参照】
えう・・・
↑この人です
殺害許可証が発行されました
ここで、変わった刺客が出ます
筋肉質&上半身裸の刺客
エビシャコ、お前のところのお仲間か?
違うと思うぞ
こいつ妖怪側でかつ道士たちと仲悪いし
それにあの髪型は「辮髪」
満州等の大陸北部の民族の髪型だ!
まぁ、道士や敵対的な仙人ではないようなので・・・
個人的には伊賀忍者を出して欲しかったですけど
本当にお前は好きだな、忍者;
あと、エビシャコが好きなのは女性であって
筋肉質でも男はノーセンキュー・・・
知ってるよ!
そんなに強くはないんだ
ザコ枠じゃろ
・・・長、なんで、あたしを見ながら言うんだ?
ところで、仕掛けられていたこれは?
時限爆弾
タイマーも発火装置も無い時代なので
導火線の長さと燃焼速度で時間を調節
ドヤる機械の神
これもまた、立派な装置よ!
これ、さては船の中に火薬を敷き詰めていましたね?
しかし、あやつらだけ食い止めても、なぁ・・・・・;
考えることはみな同じ、か
現代の紙幣の透かし等のような偽造防止技術も無いですし
まして本物の「型」を使われたら・・・・・
経済がたがただな;
自分たちを餌に偽の情報でおびき寄せたのか!
なかなかやるね、今回の敵方
一方で
今回の敵さんたちは・・・
あのさぁ・・・・・#
失礼、こっちですこっち
もっと味わって飲みましょうよ
良いお酒なのでしょう?
(味が好きで飲んでいる奴だったな、そういえば)
・本拠地は海の上
つかまっちまったか?
いや・・・・・
連絡をよこしたぞ
あの、そのやり方でこの前ひと悶着起きたばかりでしょう?
すごく、怖かったです・・・;;
移動拠点って結構便利ですし
お前「ARK」世界で作りまくっていたなそういえば
パラケラだのティタノだのに
船も考えたのですけどね
何しても巨大魚に壊されるみたいなので
あ~、建物で覆っても貫通するからな
あのリードシクティスは
解説しましょう
樽廻船とは、江戸ー大阪間を行き来した大型の輸送船であり
お酒の輸送を主な目的とした船です
お前が主犯格じゃねーだろうな?
史実なのです信じて!
ちなみに菱垣廻船というもう一種類の船がありまして
こっちはお酒以外にも油や紙などの品物を輸送
また日本海側では「北前船」という輸送船が活躍しました
鎖国の影響で、大型船はこのくらいだったからな当時は
なんでだ?
海外との貿易は長崎の出島に限られていた
さらに、
すべての日本人の海外渡航と帰国が全面的に禁止されていた
さらに大型の軍船も建造を禁じられていたのだ!
なるほど、な
独自の文化が育つ土壌ができるね、それは
ちなみにこれが
樽廻船
こんなにでかいのに海を渡れないのか?
あくまで日本の近海を経由しての輸送が主だからな
日本の沿岸を行くことが前提だ
荒れた外洋に出れば難破するだけよ
おそらく密貿易にも使われていた北前船は大丈夫かもしれんがな
あの~、今からでも計画変更して
小判あたりに切り替えませんか?
そっか、こいつらは企みが成功しても
大失敗に終わるの確定しているんだったな;
私だったら、エビシャコ以外からこんな粗悪品を送られたら
逆に怒るよ!
・・・あいつからなら、いいのか?
あの子の価値観とかは大体把握しているからねぇ
コレクションを分けてくれること自体すでに
下心のない好意だから、さ
ああ、そうか
あいつって収集の趣味があったな
こいつらでは相手にもならんか
消化試合だな
さて、船の奥は・・・
それの価値が見積もりの8割以下とかで無ければ
壮大な光景なんでしょうけど・・・
流通はするが粗悪品で経済に混乱を起こす元凶で
なおかつ、あちこちで偽造が相次いだ貨幣だからな;
ここまで壮大にやっておいて
大失敗が確定しているっていうのも珍しいよ;
樽廻船ですから「下りもの」も豊富にあることでしょう
酒にばかり目が行って
解説が脳から消し飛んだシャコの代わりに説明する
「下りもの」とは、「上方=大阪から江戸に送られる品物」だ
特に酒は格段だった
江戸周辺では主に濁り酒が主流だったため
清酒は生産施設のある大阪から送られていたのだ
濁り酒は濁り酒で、美味しいのです!<キリッ>
いやもう本当に、
なんでこんな酒にうるさい性格に育ったんだろうなコイツ?;
戦が始まるぞ
おおお・・・
主人公が勝ったか!
残るは首魁どものみか
これでようやく決着だな
しかも成功しても失敗する贋金計画で、というのが・・・
作る前に成分を調べておいてあるじゃろうにな
「こんな粗悪品、作ったところで損が大きい」と
分かるじゃろうに・・・;
っHPゲージ
もうちょい粘りましょうよ?
まぁ、ページの都合もあるんだろうが
時代劇の場合はボスが最強とは限らんのだよな
一歩手前の金で雇われた用心棒のほうが強いのは珍しくないし
・・・・・・・・・・・
お前って階級と戦闘力が比例関係でないと納得しないタイプか?;
結局、別の勢力が各方面で贋金作って流すのですけどね
何だったんだろうな本当に、今回の悪党ども;
2巻に渡ってやらかした息の長い悪党だった割には
計画がお粗末だったね;
大団円といったところかな?
お毒見は、なしでしたね
お前の目のつけるところがおかしい!;
ではまた
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