【まんが・コミック感想】ホーキーベカコン 春琴抄 谷崎潤一郎 笹倉綾人 船場言葉監修:Mint【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【まんが・コミック感想】ホーキーベカコン 春琴抄 谷崎潤一郎 笹倉綾人 船場言葉監修:Mint【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】ホーキーベカコン 春琴抄 谷崎潤一郎 笹倉綾人 船場言葉監修:Mint【レビュー】【ネタバレ注意】

古文の問題文のトラウマが蘇りますよ・・・

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【まんが・コミック感想】ホーキーベカコン 春琴抄 谷崎潤一郎 笹倉綾人 船場言葉監修:Mint【レビュー】【ネタバレ注意】

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューはうちのパートナーに任せ・・・

おいこら仕事放棄するな!#

どうせ逃げると思ってあらかじめ結界を張っておいたし
お前のスペルネーム知ってるアルボアも呼んでおいたぞ

いやまて、襲う側が基本のコイツがこんな怯えるって・・・
何か危険な魔術の書物か?

いや、「春琴抄」は・・・ただの古典耽美小説だぞ

どこがタダの小説なの!
ドロドロじゃないのですか!
怖いのです!!

・・・いつにない怯え方なんだが?

いや、そいつ毛虫を前にした時もそんな感じだろ?

言われてみれば、そうだな

 

理由は知らんが「源氏物語」とかの
恋愛男女関係絡みの沼みたいなものは
拒否反応示すんだ、コイツ

ホラーだの猟奇だのグロいクリーチャーだのは
平気なクセに・・・

 

・春琴抄とは

怖くていやになります

始める前からコレだものな今回

怖いの我慢して解説しますとですね

「春琴」という盲目の琴の奏者の女性と
彼女の生家の商家の丁稚だった弟子の佐助の物語です
おいおい説明していきますけど
二人の関係が異常です怖いです
正直、理解の範疇にありません

お前は一体今まで襲ったどれだけの人間に
同じような想いをさせてきたと思っているんだ?

貴様も人のことは言えまい

あんたもな!

 

・盲目の少女

時は幕末

この20年後(1867年)に大政奉還が行われ
江戸幕府はその二百数十年続いた歴史に
幕を下ろすことになります・・・ハァ・・・

(すごい残念そうだなコイツ?)

だが舞台は大阪か

京都や江戸が舞台だったら新選組とかち合ったりして
面白いことになっていたでしょうね

(こいつはどうしてを望む?)

で、ここが琴さんちです

いや、幼児が「ここが●●君ち」みたいに言うニュアンスで言うな

この二人は琴さんの姉と妹

その他の人々

盗賊に押し入られることは無くて本当に良かったです

「鬼平犯科帳」じゃないからな、この作品?

そんな血なまぐさい事とは無縁・・・

ん?

爪切りに失敗しただけでこの怯え方

この「琴」とやらはこんな見た目して
中身フリーザ↓なのか?

ドラゴンボール

ザーボンさんやドドリアさんって失敗でもしない限り
そこまで怯えていなかった気がします
あと、フリーザさんは
些細な失敗で殺しまくるようなお人じゃないんで

あ・・・・・・

終わった

終わってしまったぞ・・・

デーモンロードに食われて嬲り尽くされた悪夢が蘇る・・・

「春琴抄」完!!!

(肩つかみ)勝手に終わらせない・逃がさない・帰らせない!

あ、はい

こちらは琴さんの御師匠様

素晴らしい曲なので機会がある方は是非とも聞いてみて下さい

(動画サイトでオペラとかオーケストラとか
歌舞伎とか狂言とか
楽しんでいたな、そういえば)

・解説役と時代背景「大塩平八郎の乱」

ではここで、もう一つの背景を紹介します

この少し前
1931年:満州事変が発生
そして、この後で・・・
1937年:日中戦争勃発
1939年:第二次世界大戦開始
1941年:太平洋戦争勃発
1945年:ポツダム宣言を日本は受諾して降伏
第二次世界大戦と太平洋戦争はここに終結します

「春琴抄」では一切触れること無い
歴史背景の解説御苦労

(こっちでも「大戦」は、あるのか・・・)

彼がこの物語の解説役の順市さん

この人はその相方さん

派手な服装がお好みのようです

原作では「私」とかいうのが一人いるだけだったな

当時としては長生きな方か?

江戸時代までは「人間50年」と言われていましたからね
ガンダムは40年

ほ~ん?

我の目を誤魔化せると思ったか?

エビシャコは大変な浪費家だな

そんなデスラー総統みたいなこと言われても・・・

ああ、三国志の「貂蝉」エジプトの女王「クレオパトラ」のような?

歴史上の人物の名前がさらっと出るよなお前って

(あたしは「美女」に選ばれないのは分かっている)
(エビシャコがあたしを選んだのだって謎だし)

ピラミッドとスフィンクスみたいなものですかね?

別の「なにか」だとおもうぞ、たぶん

「崇拝」か~
同じ師匠格でもエビシャコには縁がない話だな

はいはいどうもどうも

武士で例えると「神君:家康公」「軍神:上杉謙信」
「甲斐の虎:武田信玄」みたいな感じでしょうか?

例える対象が激しく大きすぎるんだが・・・
しかし、83か、
相当な長生きだろうこれ?

この書物「鵙屋春琴伝」を「私」が手にしたこと
「私」が二人の墓を尋ねたところから
物語は始まってしまいます

とりあえず「惨劇が始まる」みたいな言い方やめろ

 

・・・「カオニュ」・・・・・

執筆中のSSでまだ出ていないキャラクターの名前を・・・

あたしは共和国を宣言する!

で、成功したのか、その・・・「カオニュ」とやら?

成功はしていない、でもあたしたちは後悔もしていない

ですがしかし、私の決意はより強固なものになりました!
そして、より強くより安定した国家にするため・・・
ここに、
「中枢AI管理による安全で平和な社会」の樹立を宣言します!!

おい、AI支配のディストピア作ろうとしてるぞ
お前の旦那?

エビシャコ、お前のは極端に走り過ぎだ・・・

 

どうでもいいがお前らカスリもしてないぞ?

確かにそのメンツから奪い尽くせば相当な収穫が望めますね

おい、私掠艦隊司令官、略奪メインじゃないだろコレ?

抵抗勢力は切り刻みなさい
久々の闘争(まつり)です
大いに楽しみましょう
ブツはそのあとで「拾いに行っても」遅くはないですから

お前がこの乱にいなくて本当に良かった

しかし見事に焼野原だな・・・

は~い、炊き出し行いま~す!
たくさんあるので順番に並んでくださいね
住居の再建が必要な人はあっちに並んでください
財産の補償等については、こちらの紙に氏名連絡先を・・・

そろそろ言おうと思っていたが、仕事から離れろ

つい、クセで・・・

(いつもやってる事なのか・・・)

ここは、焼け残ったのか

標的以外は手を出さない
素晴らしい仕事です!

軍事行為したわけでもないだろ・・・

なお、↑が鵙屋さんの外観だそうです

・弟子と修行

彼が「佐助」さん

三味線をやっているのが奥方らの目に留まり
これがきっかけで琴さんの弟子になります

さて私は新兵の教練があるのでここで失礼を

我は全く聞いてないんだが、
いつどこの宇宙でどの種族を対象に募集かけたんだ?

・・・・・(走る→ドアにぶつかる)

???????(開かない、壁抜けもできない)

お前にも効くのだな「盛り塩の結界」って

え、ちょ、なんてことを・・・・・・

理解に苦しむのです、このMさん・・・

おいまて、盲目なのに「投げて当てた」ぞ!?

何故正確に「顔の位置」が分かる・・・!?

まって、それだけじゃ説明がつかない・・・
エビシャコと違って完全な盲目なんだろ?

私のは近眼と乱視と遠近感が少しおかしくなってるだけなんで・・・

そういえば、「男塾」にも「月光」という人がいました

なあ、とりあえず今回は「血なまぐさい事」から離れないか?

しかし近所の評判は案の定、良くないものだ

で、佐助さん以外が来ると・・・

こうなります

ボコボコではないか・・・

乞食になってしまったぞ・・・

アルボア、しごきに耐えられるのと
琴を弾けるようになるのは
別問題だからな?

 

 

・二人の生活

デハ、オ二人ノ生活ヲ御覧クダサイ

(エビシャコのメンタルがそろそろまずいか・・・?)

普通は「逆」だと思うのですけどね・・・
子供にボロ着せて自分は贅沢する親がどこにいるのかと

まぁ、人間・妖怪・仙人問わず
普通はそう考えるか・・・

期待できますかね?

食べ物の話になった途端に息を吹き返すな

・・・・・・・・・

お前が好きそうな「獣肉」は無さそうだぞ?

うう・・・

(悪いが、エビシャコの味覚と琴の味覚は
絶対に相容れないと思う)

宴会とかもしなさそうだな

ですね

毒見

ちなみに、この「虫歯」は

佐助さんが歯の痛みを冷え性の琴さんで冷やそうとしたとき
琴さんが知ることになり・・・

ピンポイントで蹴り一発で折り飛ばしました

いやまて、盲目でない健常者であっても
できる奴はそれほどいないぞ?
それこそ「武術の達人」クラスであったとしても・・・
年を経た師匠格のベテランであっても、だ


私の推測ですけど・・・
琴さんは聴覚が特に発達しているのではないかと
私のように視覚に難があると
他の感覚が発達するものですから
ただ・・・それでも
「虫歯菌が酸を出して歯を溶かす音」を頼りに
ピンポイントで虫歯を除去するというのは
それこそ「男塾」に出てくる数々の武術を極めた
トップクラスの達人でなければ・・・
月光さんならできるでしょうけど
常人が彼の域に達するまで
一体どれほどの修練を積めばいいのかを
想像するだけで・・・・・・・

「春琴抄」って武林とか武侠の話だったか?

っと、御前会議の時間デスネ行ってきます

そう言うと思ってスケジュール確認したが
その予定は他のどの司令官も入っていないぞ?

退路が・・・・・・

でもですね、↑これ

私が何を言えばいいと言うんです?

あ~・・・・・・地球人っていうのはこういうn

さすがにこういうのは相当ハードル高いぞ?
例えば、エビシャコが好奇心でその辺の草とか花とか
口の中に放り込むのとは
ワケが違うからな!

あの、アルボアさん
私に流れ弾が思い切り被弾してんですが?

武器弾薬に兵糧と兵を整え
乱世を統一する
・・・と言う時代ではもうないですからね

そうだな、頭の中をせめて江戸時代中期ごろまで戻そうな

さてここで鳥の飼育のお話に

日本円でどのくらいなんだクレス?

(え、私じゃないの!?)

そうだな、諸説あるが1円=おおよそ2万円くらいか

乱暴な単純計算だが一千万円する鳥ということだな

ウルフレンドの価値だと・・・・・・

アルボアが気絶した!?

え~と、鳥さんのご飯のお話ですけど・・・

だが肉がないです

ん~、お前の食性と合致するのは猛禽類とかかな?

そして欠かせないのが

↑コレ

ああ・・・

ないよりはマシ程度だな

(コイツと鳥には「魅力的な食べ物」なんだろうな、きっと)

タイトル回収

(あたしには縁がないモノだな・・・)

(ムゲンドラモンに塗料として使えそうです)

おいパートナー!頼むから我の肉体に使うのはやめろ!?

は?

いやまてアルボアお前も誤解するな!!
我の肉体↓に口紅使っても不気味でしかないだろう!?

ちなみにこの小鳥たち、ちゃんと戻ってきているそうです

ちなみに、琴さんの日々の教育のせいで佐助さん

他の女性に触れられただけでこの有様に!

(そこまではならないだろ普通・・・)

・埋まる外堀と内堀

さて・・・

琴さんには彼女を溺愛する母親がいました

薬問屋なので漢方薬ドーピングはいくらでも可能

しかし美味しそうなセンザンコウの黒焼きです(じゅるり)

今は乱獲のせいで絶滅危惧種かつ保護動物になっています
日本のウナギも保護動物になる日は遠くないかもしれませんね

?余裕だな、何かアテでもあるのか?

だってそいつ、アナゴやウツボの方が好きだから・・・
さすがにそっちが保護動物指定されたら
大騒ぎするだろうが・・・

(するー)さて、そんな母親の溺愛ぶりは凄く・・・

私は何かの薬にするのかと思いましたが

アレですね
ペットのトイレに敷き詰める砂みたいなものです

(ざっくり言うなよ・・・)

ていうか、エビシャコ、遠いぞ?

ドクガ系混ざってたら大変だから

ちなみに蛾は子供たちに集めてもらっています
恐らく有毒生物の知識もない小さい子たちが
ドクガを触ってかぶれやしないかと
私は気が気でありません!

(優しいな)

寺子屋で教えることができればいいのですが・・・
本当なら幕府公営の大きな学校を作って
そこで教えて欲しい事なのですけど

お前の世話焼きが暴走するととんでもない方向に走るな、おい

ちなみに佐助さんの才能を見抜いたのも母親さん

佐助さんを付き人にしたのも母親さん

ところが・・・・・

佐助さんの琴さんへの「想い」だけは
彼女の想像を遥かに越えていました
この問答によって
最大の難攻不落と思われていた重火力要塞の彼女は
陥落

外堀埋める前に本丸の周囲を丸ごと陥落させるとか
凄いな、佐助・・・

お父様も程なくして
陥落

しかし、ここまで周囲を壊滅させておきながら
子供まで作っておきながら
二人は生涯婚姻することは無かったそうです

かといって、愛人を作ることも無かったそうです

いや、「愛人」とか作ったら物語破綻するだろ

・・・「子供」と言うのは?

ええ

あ~・・・・・・

ちなみにこの時点でお父様
二人の仲を許していて
佐助さんと琴さんが望むなら
結婚してもいいとまで言ってくれています

で、その時の赤子が彼女

琴さんのことを佐助さんからの依頼で
書き写し書物にした人であり
佐助さんの弟子でもありました

さらに・・・

二人とも彼女を呼び寄せて使用人の立場でとはいえ
傍に置いて育てていました

たぶん、気になっていたのだとは思います
声に出すことは無くとも

やれやれ、難儀だな・・・

しかもその「縁」のせいで
えらい目にも遭っているし・・・

まぁ、当人らが満足ならいいんじゃないか?

・琴と公家

しばらくして・・・

二人の師匠の老人が死亡

琴さんはその跡を継ぐ形で道場を開きます
が・・・

別の大きな商家の利太郎がやってきます

世話係の茂吉に探らせるなど用意周到

また、この時には黒船が来航
世間はかなり騒がしくなっていました

けど、二人の間に入る余地あるのか?

だろうと思った

そうですね、食欲は感じますけど魅力は感じませんよね

クレス、ジェラート
あたしはコイツとは違う!!

安心しろ分かっている神たる我が其れを保証する

あれ・・・なにか機嫌損ねること言ったのです?

べつに?

・・・こいつは・・・「貴族」か?

ここで権力者が介入するのか・・・

そういうことか、これだから貴族は!!

大丈夫ですよ
公家など所詮、武士の背に隠れ今度は民から得た兵の背に隠れ
己は決して戦場に出ぬ軟弱者ども
「命のやり取りの場」になれば
物の数ではありません

ん~、あたしは貴族は気に入らないけど
お前ほど極端じゃあ無いかなあ?
(なんで「戦」やる前提で話し進めようとしてるんだ?)

で・・・

利太郎を使って宴の席にうまいこと呼んだ、か

しかし「正四位上」ですか
良い首級になりそう

どうでもいいが艦隊司令官で武家当主のお前は
上が主催の戦闘でもない限り
褒美をもらう側じゃなくて
手柄を立てた部下に与える側だからな?

心配ないですよね、公家相手なら
武士ならともかく・・・
本当に「物理的には大したこと無い相手」ですし
戦闘は武士に丸投げして
遊んでばかりの連中ですし
そりゃあ清盛公も憤懣溜まって下剋上なさるってものです

エビシャコ、落ち着け

 

清盛?

「平清盛」のことだと思う
活躍時期は平安時代末期

まぁ・・・

ピンポイントで虫歯だけ見抜いて一撃で折り飛ばすような
達人
公家が勝てるはずもなく・・・

普段権力をかさに着て
威張り散らすしか能がない
案山子など、こんなものです

さっきから発言にトゲがあるぞ鎌倉武士

首から上に用事があるので
そこが焼けてなければいいです

いや、ジェラートも言っていたが

お前は「褒美をあげる側」だからな?
部下が手柄立てたら応じる側だからな?

で、このやり取りが・・・

こうなった、か

 

・事件です

新兵の閲兵に行ってまいります!

「<エビシャコのスペルネーム>」動くな!

はう・・・!

そもそもお前、各惑星での募集も
既存の戦力のコピークローニングもしてないだろ?
どこに新兵がいるというのだ?

・・・ああ、この事件か・・・

ここ、古文のテストで出た箇所・・・

できなかったのか?

いや、ここは確か満点回答だったぞ
一応こんなんでも
大学院や県庁の一次をパスする程度の頭はあるからな

(相変わらずトゲが酷い)
ちなみに事件の聞き込みはこちら

この後、憔悴しきった佐助さんは使用人の方々の懸命な看病で
命を取り留めました

で、犯人は?

「心当たりが多すぎて分からない」のです

ちなみに、殺めなかった理由は・・・

だそうで

なるほど、あたしには少し分かる気がする

「わざわざトドメを刺して楽にしてやることは無い」
「ゆっくり時間をかけて苦しみながら死んで行け」を?

うん
どこをどう読み取ればそういう
戦場のど真ん中で仇敵と遭遇して
不意打ち成功したみたいな
血生臭い解釈が出てくるんだ?

あと、あたしの解釈とだいぶ違うけど?

(むしろジャブロー上空で友軍の艦艇を破壊されて
激怒した迎撃機のパイロットかな?)

で、傷の具合は?

ふむ、思ったより酷くはないですね
今の技術なら皮膚を培養して移植すれば
上手くいけば跡形もなくなります

真面目だなお前

では、私は有人機の自主訓練に行きます

逃がさんよ!#

うう・・・古文のテストで読まされて以来
トラウマって知ってるでしょうマイパートナー?

なにが始まるんだ?

戦場で馴らした猛者ですら悲鳴を上げて逃げ出し
豪胆で知られた達人すら心胆寒からしめ
背からの発汗を禁じ得ない
阿鼻叫喚の地獄絵図です

思ったんだが・・・
お前だけ別の何か常人が読んだらそれだけで発狂するような
禁忌の書物でも間違えて読んでないか?

で、実際はどうなんだ?

このころ出回っていた医学書です
かの杉田玄白氏の「解体新書」発行以来
だいぶ腑分け図も医学書も西洋科学的になりました

?琴がやられたのは、「顔」だろ?
「目」なんて・・・

えええ?

いやぁ!!!!

おお、公式ノベル唯一のセリフを・・・

ぶっちゃけ、ここが一番のトラウマです

(これの倍は激しいグロや
スプラッタやホラーは好きなのにな)

それが理由か・・・

この部分を古文の問題に切り取って出した先生の神経を
失礼ながら疑うのです

お前って仮にあたしが同じようなことになっても
自分の目を潰すとかしなさそうだもんな

私以外に誰があなたの居場所になったり
あなたを守ったり
下手人の首を刈り取りに行ったり
敵勢力を排除したり
するのです?

理由の後半の血生臭いのが余計だ

(目に焼き付けていたのか、
「瞼の母」じゃないだろうに)

 

その後は・・・

ちなみに、この曲ですが・・・
「春琴抄」は実は
数々の映画化やドラマ化などがされておりまして
それにあたり、なんと・・・
宮城道雄先生が作曲したので
実在してしまうのです、本当に

すごいな、それは・・・

そして・・・

もう、大政奉還が終わって戊辰戦争も西南戦争も終わっていますね

残念だったな戦闘狂;

当時の平均寿命くらいか?

ここで解説
「脚気」とは
主に「ビタミンB1」の不足による末梢神経障害・心不全・倦怠感・食欲不振
手足のしびれ・むくみなどの症状が出る病です
白米の流通が多い江戸などを中心に流行したことから
「江戸患い」「贅沢病」「帝王病」とも言われました
治療方法と言いますか予防方法は
ビタミンの摂取ですが・・・
「白米に麦を混ぜる」「玄米に切り替える」などで
防ぐことが可能です
つまり、米中心でも白米の少ない栄養素を玄米・雑穀などで
補うことができれば簡単に防ぐことができるわけです
ちなみにビタミンB1はお肉、特に豚肉に多く含まれています
お肉だけで心配と言う方は
野菜や果物、内臓も摂取しましょう

うん、人間「だけ」に向けたメッセージじゃないことは
最後のほうので分かった

科学的方面だと強いなエビシャコ

琴さんは案の定、神仏に封ぜられて
ちょくちょく佐助さんの様子見に来ているようですね

しかし「虫」ですか・・・

↑こんな?

もう少し気合入っていない大人しい奴じゃないか?

普通は師匠格が後進の養分になりませんか?

まぁ普通はそうだな

(お前は後継の肉体乗っ取るつもりだっただろうがレイブラッド)

(エビシャコの鋭い歯やらインナーマウスがある口の中を見るよりは
精神的には軽いかな?)

すごい長生きしましたね、佐助さん大往生です!

戦前の話だからな、相当な長生きだぞこの男

 

・語られざる真相

ではここから「真相解明編」

あの事件の下手人は・・・利太郎の付き人だった茂吉でした

 

・・・つまり、「手打ち」を拒絶し「報復」してきた
そういうことですか・・・

随分と、舐められたものです
大人しく遊びに興じているだけでいれば良かったものを・・・
せっかくバカの首一つで「手打ち」にしてさしあげようと
言うお話になるところでしたのに・・・
「戦ごっこ」と「合戦」の違いを教えて差し上げねばなりません、ね
リントン「ブゲ」(リントの「公家」)!

あたしもムカついたけどアンタほどじゃない!?

 

で、真相は・・・?

こいつが黒幕だと!!?

正確には「この師弟」ですね

二人を恨んでいた茂吉も、さすがに仰天

さすがに
「双方が得意な武器を持ち立会人の公平な審判の下で
一対一で命を賭して実力を競う」
と、いうことはしないようで

おい武士

茂助の疑問ももっともだな

なお、この時に一つ注文を付けました

ですが・・・

↑コレを「手段」に入れたのが完全に裏目に

さらに雇ったのがプロの殺し屋でも武士でも
忍者ですらない一般人だったことも災いしました

茂吉、完全に戦意喪失

ゴルゴ13さんなら顔色一つ変えずにやってたでしょう

プロフェッショナルとド素人の違いだな

ここで、止せばいいのに・・・

琴さんが起きて促してしまったことで

完全に師弟二人の思惑が外れ最悪の展開へ

後日、神仏に救いを求めた茂吉も・・・

たぶん、この時すでに亡霊だったでしょうね彼は

・・・そもそも、件の公家一味を全員撫で斬りにしてしまえば
丸く収まった話では?
茂助の主人一族に経営者が空になった領土の一色進退を譲渡して
代わりに治めてもらう形にして

封建社会の武士かな?)

確かに直接の原因はそいつらだな、うん

疑問はそこだな

それが・・・

ここから語られます

・・・

(あ、理解できなくなった顔してる・・・)

つまり、こういうことか?
「師弟二人で『鵙屋春琴』と言う『芸術品』を
完成させようとしていた」と?

だが・・・「人間」では「永遠」など、無いぞ?

そう、そこだ

ああ、だから・・・

・・・か

死体は腐って溶けて骨が残るだけと言いますのにね

骨が土に還らず残った結果の慣れの果てが言うと説得力あるな

言葉のトゲ!

戦国大名でも自害選んだ武将は結構いますけど・・・

いや、大体は「切腹」だったろ?

なら、琴さんも「切腹」すればOKだった可能性?

かなり痛いぞ、その死に方・・・

その場合は「鵙屋春琴」を討ち取った者の
武勇伝から出生から家柄からetcを
添えて残すべきと提言します

大将首を討ち取った戦国時代の兵士じゃあるまい・・・

・さらに隠された真相

ではここで、琴さん失明の真相を・・・

そしてそれは同時に、
佐助さんと琴さんの出会いでもありました

あの母親が、元凶か・・・

こうすればずっと琴さんを手元に置いておけるとでも
思ったのかもしれませんね
「悪い虫」が付く可能性も考えていたでしょう
結局、彼女の思惑は佐助さんと言う存在によって
外れることになりますが

佐助さんも庇っているあたり
琴さんの母親に対しては何か想うことがあるようです
恐らく「同じ女性を愛した者同士」として

私には理解不能ですけどね

知ってる(そもそも価値観が人間とすら違い過ぎるからな、お前の場合)

おまけ

笹倉綾人先生によるラフ画です

こっちの方が可愛いと思うのは私だけでしょうか?

・もう一つの真相

さて、ここでもう一つおまけです

彼女をここまで愛した佐助さん

佐助さんを追う「私」

そして彼と関係のある謎の女性

さらに明らかになる事実

さらにこの女性も何かあるようで・・・

ああ、そういうことか・・・・・

つまり、こういうことです

琴さんたちの娘さんは謎の言葉を残して去り・・・

やって来た彼女の口から派手な相方の正体も発覚

二つの人格か・・・!
恐らくは「常世に通じる方」と
そうでない方の・・・!

そしてこれは・・・・・・!!

そうです

この二人は・・・・・・

あの師弟の転生でした

恐らくは二人の心残りだっただろう
「普通の男女として出会っていたら」という「IF」を叶えるための

で、佐助の方は書き残した春琴の伝記がどうなったか
そっちも気がかりだったのだろうな

・・・・・

あと

琴さん周囲の人もちょくちょく転生している模様

妹とかかなり気にしていたからな・・・

母親も転生済みで世話焼いていたとみて間違いなさそうだ

で、感想はどうだエビシャコ?

原作よりは若干恐怖がマイルドでした

いや、だからなんでお前ひとりだけ
ホラー作品でも読んだかのような顔になってるんだ?;

恋愛どろどろ系とか源氏物語とか本当に苦手なので・・・

(変なの怖がるよな、こいつも・・・)

 

ではまた

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