【小説・ノベル感想】魔術士オーフェンはぐれ旅 秋田 禎信    草河 遊也 【レビュー】【ネタバレ注意】

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魔術士オーフェンはぐれ旅 秋田 禎信    草河 遊也

 

近年、続編が発売された
アニメにもなった不朽の名作!!

 

魔術士オーフェン はぐれ旅
あらすじと感想

 

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・魔術士オーフェン

 

物語の主人公オーフェン・フィンランディ、20代の青年です
かつて魔術士たちの総本山にして最高教育機関「牙の塔」
教育を受けましたが・・・
「姉」の一人「アザリー」をめぐる事件をきっかけに離反・出奔
流れ流れて擦り切れ、トトカンタ市のマジクの父が経営する宿屋で
下宿生活をしていました


学生時代に培った格闘スキルや魔術の腕は健在
学生時代の彼を知る者たちは「キリランシェロ」と彼を呼びます

元々はその才能を見抜いた魔術技能暗殺者(スタッバー)を育成する教師
ウオール・カーレンが連れてきましたが、
チャイルドマンに取られたそうで・・・
そのウオール・カーレンをして「真に最強の暗殺者は他にいる」
自嘲せざるを得ないほどの実力の持ち主です

 

・マジク・リン

オーフェンの下宿先の宿屋「バグアップズ・イン」の息子ですが
オーフェンに魔術の才を見出され弟子入り
時に持ちつ持たれつ、時に互いに「お前が盾になれ!!」をしつつの
なかなかの師弟関係を見せます
父バグアップは元盗賊で母アイリス・リンは・・・・・・

最後の食料(干し肉)を巡る争いの際にオーフェンが彼に発した
「死を、覚悟したことはあるか?」
最高にちぐはぐすぎる名セリフ

↑だいたいコレと同じ意味なんで、食料の奪い合いで使うべきセリフじゃないです

 

・クリーオウ・エバーラスティン

「ブラッディオーガスト」事件をきっかけに
オーフェンパーティに本格入りした(というかくっついてきた)少女です
独特の価値観・考え方を亡き父親から受け継いでおり
オーフェンたち、時には敵すらも翻弄されることがしばしば
そのマイペースっぷりでディープ・ドラゴンの長の子「レキ」を連れだしたり
(後日、レキ自身の意思で他のディープ・ドラゴンから自立)
絶対存在のはずのドラゴンたちですら想定しない事態を招くことも

「レキやっちゃって!」はこの物語屈指の最強呪文
彼女の一言でディープ・ドラゴンの暗黒魔術が発動するなど
まず想定する人はいません(そもそもドラゴンの魔術をどうにかできる手段がほぼ皆無
ドラゴンですら事前情報なしでは対処不能でしょう

なお、ボルカン&ミスト・ドラゴン「チャーリー」との死闘は
まさに、
災害

 

・ボルカン&ドーチン

「地人種族」と言われる背丈が人間より低く頑丈な、、
キエサルヒマ大陸の原住民の少年兄弟です
オーフェンから借金をしており、その取り立てを口実に
しばしば破壊的過ぎ&威力過剰すぎる攻撃魔術の餌食に・・・
人間が食らえばミンチor消し炭確定な空間爆砕なども
彼らは頑丈すぎるために「痛い」で済んでしまいます・・・

だからといって人前であろうと堂々と
攻撃魔術ぶち込むオーフェンも
どうかと思いますが

ドラゴンたちは地人種族に対して、「巻き込んでしまった」負い目があるため
彼らにとても紳士的&被害をなるべく避けようとします

この辺りの弁え方が、人間とドラゴンの大きな違いでしょうね・・・

 

・アザリー

 

オーフェンの「姉」の一人、「天魔の魔女」
もう一人の「姉」である「ティッシ」こと「レティシャ・マクレディ」とは
姉妹同然に育ちましたが・・・
ノルニルの道具「バルトアンデルスの剣」を使った実験に失敗
魔獣「ブラッディ・オーガスト」になって飛び去りました
自体を知った「牙の塔」は彼女の死を偽装
そしてひそかに抹殺を画策します
その結果がオーフェンの出奔を招いた上に
後日、体勢を立て直したアザリーにきっちり
「お返し」をされる羽目に・・・

 

・チャイルドマン・パウダーフィールド

 

「牙の塔」の魔術士であり、
オーフェンらのいた「チャイルドマン教室」を担う教師です
「ウオール教室」の「ウオール・カーレン」
別の教室を担当する(先代)天魔の魔女「マリア・フウォン」ら相手に
一歩も引かない実力者ですが・・・
その正体は、純血ノルニル「シスター・イスターシバ」を母に持つ男でした
「魔術士狩り」が吹き荒れた当時、彼は母親によって
「長い年月が過ぎた後に再構成される」魔術をかけられ
母親の命と引き換えにオーフェンらの時代に登場したのです
彼は母の遺志を継ぎ、全員が揃えば自らを凌駕する生徒たち
「チャイルドマン教室」とそれに所属する弟子たちを育て上げましたが・・・・・・

 

・ドラゴンたち

元々、魔術は彼らが使役する特殊な術でしたが
「ノルニル」が人間との混血を行ったことで
人間の魔術士が誕生

魔術自体は「始祖魔術士」と呼ばれる存在を介して行っているため
「始祖魔術士」の消滅は魔術の喪失を意味します

 

・ディープ・ドラゴン「フェンリル」

巨大な青い狼のようなドラゴン
長の「アスラリエル」はクリーオウに懐いている子ドラゴン「レキ」の母親です
「暗黒魔術」という、視線を媒介とした魔術を使います
そのため、彼ら彼女らの視界に入る=射程範囲内を意味します
また、ドラゴン種族の「戦士」と呼ばれるほどの高い矜持を持ち
侵入者や敵対者を容赦なく排除するため、
最も恐れられ最も大きな人的被害を出しているもっとも有名なドラゴンです

女神に「音」と「思考」を奪われているため、暗示で常に意思を共有しており
「個にして全、全にして個」の状態、というかむしろ「個々の意思」そのものがありません
唯一クリーオウに懐いた「レキ」のみが、この軛から解き放たれています
そして「音」を奪われたことでかえって彼女たちの危険性を倍増しました
いかなる巨体でも音を立てずに行動が可能のため、
標的に気付かれることなく射程内に移動し攻撃が可能
標的の中には、いつ自分が死んだかすら分からないまま冥府へ送られた者も
少なくないでしょう

 

・フェアリー・ドラゴン「ヴァルキリー」

 

赤いネコのような獅子のような小柄なドラゴンです
「精霊魔術」という、精霊と契約し具現化する特殊な魔術を使用
この魔術は後述するノルニルの「ウィルド」と同じく
何かに書き込んで(布とか)魔術そのものを装置に組み込むことも可能

「女神の呪い」によってあらゆる感覚を失っており、
ずっと眠りっぱなしです
叩いても揺すっても起きないため、彼らの寝室に客人が同居しても
全く問題ありません

可愛いからって抱き枕にしたり抱えて寝たり
持ち帰ったりしてはいけません(オイ

 

・レッド・ドラゴン「バーサーカー」

 

本性は熊のようなドラゴンですが、後述の魔術のおかげで
元の姿を晒すことはほぼありません
「獣化魔術」、自分の姿かたちを自在に変える魔術です
ですが、「焼かれると変形できなくなる」「死ぬ」という弱点があり
全ドラゴンで唯一オーフェンら
人間の魔術士が明確に撃破・打倒に成功しています

 

・ミスト・ドラゴン「トロール」

 

サザエの殻を背負ったサイ・・・という特異な外見のドラゴン

女神の呪いで「知恵」を失い、完全に大陸を闊歩する野生動物と化しています
が、やはりドラゴンはドラゴン
イノシシやシカどころかクマをもはるかに上回る、むしろ「災害」です
気象を操作する「大気魔術」を放ちますが、その範囲は数キロという
ドラゴン種族の魔術の中でも屈指の広大な有効範囲を誇り、
「殻」の砲身から鋼鉄艦を一撃で沈める程度に強力な弾丸を打ち出すことも・・・
恐らくドラゴン種族一の頑丈さを誇り、溶岩ですら彼らを殺せません
前述のとおりほぼ動物と化しているため、
中にはボルカン・ドーチンらが手懐けた個体のように
ごくまれに飼い慣らすことも可能
防御行動をとる際に守ってくれたりも
ただし、守り方が「ドラゴン準拠」のために
ご主人にもある程度の頑丈さが必要

 

・ウォー・ドラゴン「スレイプニル」

 

鉄でできた大型の馬のようなドラゴン
思念を媒介とした「破壊魔術」を用い、かつては強大な軍事国家を築いていました
が、「女神の呪い」で冷気を出しながら眠り続けるだけの存在になっています
彼らのいる場所は地人領マスマテュリアのため、
彼らの放つ冷気による寒冷気候は人間と地人を隔離する役割を担うことに・・・

 

・ウィルド・ドラゴン「ノルニル(天人種族)」

 

始祖魔術師は「オーリオウル」
外見は髪と目が緑色な以外は人間と変わらない外見のドラゴンです
「文字魔術(ウィルド)」を使用し、文字を媒介とします
道具に文字を掘り、使用する際は文字をなぞって発動・・・の他、
空中に文字を描いて発動させたり、なぞった文字が魔術となって飛び出すなど・・・
かなり応用が利く模様
様々な道具(中には役に立つかどうか不明だったり、
明らかに暇つぶし目的で作ったオモチャらしいものまで)の他に
人間をベースに「キリングドール」という人形を作る技術を有していました
そして彼女らは人間との混血が可能で、それにより人間の魔術士が誕生するきっかけに
さらに魔獣バジリコック襲来の際に半数を失ってしまった時、
その「半数」の中にすべての雄性体が含まれていた上に
生き残ったノルニルらは魔獣の毒で徐々にその命を蝕まれて行き・・・
「聖域」に隠遁した、と言われていましたが
オーフェンらの生きる時代ではすでに始祖魔術師を除き絶滅しており、
その痕跡は時折人間の魔術師に現れることがある「緑色の目」や
彼女らの残した「道具」があるのみです

ただ一人女神に首をつかまれ瀕死ながらも生きていた「オーリオウル」も
キムラック総本部での騒動で首をつかんでいた女神諸共結界の向こうへ押し出されたため
完全に絶命したと思われます

人間の魔術士に嫉妬し「魔術士狩り」を先導したと言われていますが・・・・・・・

 

・おまけ「人間の魔術師」

 

ノルニルとの混血、魔術能力を持つ人間です
声を媒介とする「音声魔術」を使用します
「ノルニルの血」を継いでいて
「魔術構成」を視認することができる者なら訓練次第でなることができ、
ドラゴンたちの使役する魔術ほど強力なものはごく稀など
個体差が激しいですが、「始祖魔術師」がいないため
ノルニルの血脈が絶えでもしない限り絶滅(魔術の喪失)はありません

 

・さらにエビシャコ自己満足のための「おまけコーナー」

ちょ、痛、痛いです!

 

・ウィノナ

「最接近領」の「領主」に仕える
筋肉もりもり、マッチョな女戦士です
ディーディーと名付けている古い型式の拳銃を愛用
キエサルヒマ大陸の非公式派遣警察官
竹を割ったような男勝りな性格
王都で荒んだ毎日を送っていた不良少女時代があるなど
萌えポイントもかなり高め

少女時代に最接近領の領主アルマゲスト・ベティスリーサと出会い
感化されて派遣警察官(武装集団の鎮圧を任務とする対武装盗賊戦闘課)に
以降、彼のために働き彼のためなら命を投げ出すことすら厭わないほどの
絶対の忠誠を誓っています
オーフェンの一撃を顔に受けても平然としていることから
その防御力がうかがえますが
さすがにコルゴンが放った拳銃の弾丸までは筋肉で防げませんでした・・・

いい加減、筋肉娘をカマセにする風潮は廃止すべきと思います

ねぇ、アルボアさん

ではまた

魔術士オーフェン はぐれ旅

 

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