【まんが・コミック感想】鬼役(1)(2) 群盗 橋本孤蔵 坂岡真(2021.05.07加筆修正)【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【まんが・コミック感想】鬼役(1)(2) 群盗   橋本孤蔵  坂岡真(2021.05.07加筆修正)【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】鬼役(1)(2) 群盗   橋本孤蔵  坂岡真(2021.05.07加筆修正)【レビュー】【ネタバレ注意】

コンビニで見かけて面白そうだったので購入しました
時代劇コミックです

 

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鬼役(1)(2) 群盗(2021.05.07加筆修正)   橋本孤蔵  坂岡真

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・「鬼役」とは

分かりやすく言うと「毒見役」ですね

お前がアルボアと行動している時に買って出てるアレか

まぁこいつ本当に素で耐性半端ないからな

名前の由来は毒見「鬼食ひ」と呼んでいたことからと思われます
ただし平安時代において、宮中の元旦の屠蘇などを毒見していた役割は
「薬子」という役職でした

 

主人公「矢背蔵人介」は江戸城に勤務しています

で、↑職場ここです

毒見が終わった後のルートの予想を書き込んでみました

聞いてはいたが、毒見役のところに行くまでも
長い
しかも前後をすり足でゆっくり歩いていくのだろう?
確実に冷める

一応、途中で食事を温めるお部屋があるのですけど・・・
その後でまたしずしず歩きながらゆっくり運ぶので
結局冷めた状態に戻るのです

おいおい

本当にこういうの好きだね、お前は

・・・幕末じゃないですけど?
なんで先生がここへ?

私が主役のSSの進捗が滞っているから催促に来たんだよ!

(主役に据えた覚えないんですけどね・・・)

で、こちらが「鬼役」の基本体制です

では、お楽しみタイムです

数々の料理が出されますが、実際に上様に出されるのは
これらの一部のみ
しかもどれが出されるのかは直前まで分からず
完全ランダム
なので、毒殺の危険は上様の御前に運ばれた時点で
ほぼ皆無と言えます

仮にも、
武家社会の頂点に立つ男が
魚の骨が喉に刺さったくらいで
ガタガタ言うのもどうかと思いますけどね

鎌倉武士は考え方が違うな

そしてここからが「作法」

この時、「味わう」のではなく口の中で転がし
異物や違和感、異臭の有無などを調べ
最終的に飲み込みます

このように骨も一本一本除きますが、
決して魚の形を崩してはいけません

あと、毒が遅効性の場合も考えて
運ぶまで
ある程度の時間が置かれたり・・・

目の前に料理が来た時には冷え切っているわけだな

・・・だ、そうだ

何が言いたいの?

実は矢背殿は叶家からの養子

死因は異例中の異例だと思われます
と、いうのは
豊臣秀吉公の治世の時から「武士のフグ食は禁止」とされていました
「戦で死ぬならともかく、魚を食って死ぬな」という理由で
フグ毒による中毒死が相次いだことも理由の一つです
が・・・・・・・
それは表向きのお話で
江戸時代になってもフグ食をする人は後を絶たず
中には「度胸試し」で食べに行く人もいたそうで

いつの時代も、そういう輩は後を絶たないねぇ

で・・・そのあたりとか完全に逆手にとって
フグ料理を出すお店は線香がたくさん焚かれているお店ほど
「商売が繁盛している」と見られたり
あと刺身を裏が透けて見えるほど薄く切り
それを数字が円に沿って順番に書かれたお皿に
並べるように盛りつけたそうです

どう見ても「死ぬ確率」だな、数字

挑戦者の中には一皿食べきって
生き延びた嬉しさでその場でぽっくり逝ってしまった
おじいさんもおられたとか・・・

よりによって、その時点で死ぬのか

まぁ、そんな不名誉な死に方をしたわけですが

義父の言葉は今も矢背殿の心の中で生きています

そして・・・

こちらが「鬼役」の裏の顔

法の網をかいくぐる悪を裁く「鬼」役です

そんな彼に仕えるのが串部さん

ちなみにですね、「旗本は家来を雇わなければならない」というルールがあります
たくさんお給料を貰う旗本であればあるほど
たくさん家来や使用人を雇わなければならないのです

下手に金持って力をつけられても困るだろうからな
そこの鎌倉武士みたいなのいるだろうし

それでも私腹を肥やす奴はいないわけではないわけだがな

矢背殿は斬った相手への弔いを忘れません

ただしどうしようもない外道は除きます

こちらが矢背家の人々

息子さんは
16巻時点では、こんなに立派に育ちました

お前が泣くのか?

義母と奥さんは・・・

「矢背家の盾にするため敢えて生かすべし」ですか

お前はそういう考えするから腹黒い言われるんだぞ?

続いて奥様

「かの家の一族を悉くなで斬りにして全てを矢背家の手中にせよ」!?

絶対そういう意味じゃないし
企みあったとしても
そこまでしろとは言っていないと思う

(さすがの私も、それは引く

やはり鎌倉武士は江戸時代の武士とは違うな

で、こちらが主人公の実の父親か・・・

 

・江戸城の天守番

叶家よりも矢背家の方が格上なのでこうなっています

(エビシャコにはあり得ないくらいに弁えているな)

(あのバカ親野郎と一緒にするのは先方に失礼だと思うぞ?)

ここで、大変残念な悲しいお知らせがあります

なんだ?

実は・・・・・・

↑これ

この記事を書いている今も天守閣、ありません
触れられている通り、三度建築されて最後の家光公の時の
「明暦の大火」の火災で焼失したところで
再建自体がされなくなりました
当時の重鎮保科 正之「火災からの、江戸市街の復興」を優先したのもありますが
のちに新井白石らが再建計画をしたりしましたが
結局こちらも実現しませんでした

だが、復興を優先させたのは英断と言えるな

ではでは、再びお楽しみタイム

この女将さんが切り盛りするお店ですが

まずは「下りもの」の日本酒
当時の江戸周辺では洗練されない「濁酒」が主流でしたが
灘などの上方では諸伯(清酒)が、せっせと製造されていました
そこで、上方から江戸までお酒が運ばれ販売されていたのです
この、「上方から江戸に来た」=「下った」お酒
人気でした

酒が絡むと早いな本当に・・・

(どこで育て方を間違えたかな・・・?)

 

続いて

ちぎり蒟蒻

他の部位もいただきたいところです

シメは「うさぎ汁

この際なのでついでに言いますが
当時は仏教の影響で大っぴらな肉食ははばかられる時代であり
一応そんな中でも許されていたのが「鳥肉」でした
なので、ウサギを「二本足の生き物」=「鳥」と見立てて
扱って食べていたそうです
現在もその名残でウサギのことは「匹(ひき)」でなく「羽(わ)」と数えます
まぁ、全面禁止のような厳格な戒律ではないので
イノシシを捕獲して「薬食い」したり
あと獣肉を提供してくれる「ももんじ屋」というお店があったり
食べたいと思ったら少し苦労さえすれば食べることはできた模様

(昔から好きなものだけは天才的な能力を発揮する子だったね、そういえば)

エビシャコは私を背負ってくれるか?

人間形態時にお願いしますね?

怪人形態が1t以上ある貴様には言われたくないねぇ!#

こんな事件があったのかい・・・

不憫なリントの娘だねぇ・・・
「憎いなら殺せ」も恐らくできまい

「キメラ」の「キマイラ」じゃあるまいし・・・

詳しいな・・・って全巻揃えてるのかエビシャコ

あと、あっちでアルボア探したりしてたぞ
・・・ゲイヴォルグ滅ぼそうとしたのは
たまたまあっちにも行ってた光の戦士たちに全力で止められたが

なにをしているのだ、エビシャコよ?

ジョジョ第五部より

ですよね、先生・・・

・・・・・・?

「そこまでしろ」と、教えた覚え・・・ないぞ?

えええ・・・・・梯子外すなんて、ひどいです・・・

(心中を察するぞ、エビシャコの師匠)

で、ここにつながるわけか

ちなみにこの刀

手入れも行き届いている、業物です

この時に切り捨てる前に駿河屋から聞き出したのが

この名前

そして、矢背殿の父上は見回りの最中

「もう一度だけ」と懇願する声に出くわします

きな臭いものを感じるな、衆道の逢瀬では恐らくないだろう

そうでしょうね

江戸城内でこんなことが堂々と行われているのはな・・・
将軍の権威お飾り同然か?

(結構辛辣な感想を言うな、このレイブラッド星人)

は・・・・・・・?

これは・・・やらかしたか?

そこのバカ弟子のほうがだいぶマシと言える程度には
キツイやらかしだねぇ

口止めにそんな大金「おかしい」と思ってください!!

で、翌日に事態は動きます

ちなみにこの作品シリーズ通して
大体、この人のお話から事態の動向とか貴重な情報とかが分かります

案の定「口封じ」対象にされたようですけど

ウワサ好きの彼でも目の前の同僚の実父の事は知らない様子で

さすがに知らんと思うぞ・・・
知った上でこの態度で話をされるのは
むかつくというとか
その場で殺されても文句言えんだろう

ふむ、この献立を毒見するのだな?

おいこら?#

「士道不覚悟」
江戸城のてっぺんから放り投げたくなってきました

ここで、幕府の重鎮が動きます!

ちなみに、実在の人物です

当時は権勢を振るっていました

将軍家とのつながりも強く

こんな配下もいました

が・・・・・・・・・

家斉公が死去し老中水野忠邦による天保の改革が始まると

失脚

贅沢三昧だったことが質素倹約を進める老中の勘気を買ってしまったようで
加増地没収・別邸取り壊し等をされた挙句、向島に逼塞され
翌年、失意のまま没します

「盛者必衰」「奢れるもの久しからず」とは、言ったものだな

早く行かないと、矢背殿の父上の手で闇同心は皆殺しに・・・!

いや、お前やお前の師匠じゃあるまいし
強いやつの師匠や親だからってさらに強いとは限らんだろ?

ほら、な?

で、こいつらが「闇同心」

私ならすべてを平らげるのに「変身」抜きでも3分と経たんぞ?

(ジェラート、今だから言うけど・・・)
死にたくないなら、この人は絶対に怒らせちゃダメなのです)

(知っている)

影の力を動かしたにしては、目的がショボい

リーダーは、この男か
目覚ましい統率力だな

戦の時代に生まれていれば、精鋭部隊を率いる猛者として
恐れられていたことでしょうね

ここで二人は

「戦士の約束」を交わします

正々堂々、一対一、そして瞬時に決まる決着!

結果は・・・

この後、手下たちは約束を守り矢背殿一行に一切手出しせず
そのまま見送りました

かなり人望が厚い人物であり
また部下たちも「礼節」を知る「戦士」と言えるでしょう

(エビシャコの中で評価が爆上がりしてるな)

・・・「枯骨」・・・

そういうのはサンダーボルトファンタジーでやれ!

 

で、これがあの「月空」の過去か

同じ穴の狢が集まったわけだな

きな臭い話になって参りました

で、この男が口封じに殺された「中村多助」です

そして・・・

彼の本性は商人ではなく・・・

タイトル回収

 

そういえば、兆候はありました

↑冒頭の駿河屋のセリフ

「どこの手下か」なら、まだ分かるのですが・・・
「火付け盗賊改め方」を真っ先に警戒するというのが
どうにも、引っ掛かります
まるで、ライバルよりも役人に目を付けられることをこそ
恐れているようでした

そして・・・この時代、「盗賊」は一人とは限りませんでした
徒党を組んで商家などに押し入り
盗みを働く「盗賊団」もまた跋扈していました
「殺さず傷つけず・困るものを盗まず・誰にも気づかせず」といった
「真の”おつとめ”」をする盗賊もいれば
押し入った商家を皆殺しにし金銭を強奪していく
「畜生働き」をする盗賊もいました

「鬼平犯科帳」かなり読み込んでたな、そういえば・・・

で・・・・・「犯人はまた来る」と読んだ矢背殿は城の金庫を見張ります

予感は的中し、一網打尽に成功!

ですが・・・

そう言い切ると首魁は

自害して果てました

命乞いしたり仲間に罪を擦り付けたりよりは潔いですね!

確かに

(師匠もこんな性格だった、そういえば)

「枯骨:月空」、破れたり!!

ぶぎゃ!!

・・・・・・クレス、お前、「時間停止」使っただろ?

その前にディメンションデストロイヤー
いきなり私に撃ち込んだことについて
説明してもらっても良い?

ああ悪い、流れとして倒さなきゃならんかと思って

ちょっと?

気を取り直して・・・矢背殿の父上は新たな生き甲斐を見つけ
城勤めを引退しました

しかし、このままでは終わらんだろうな

 

・大奥の薬物問題

ぶっちゃけ・・・
あんなドロドロしたところ行きたくないんですが

SFホラークリーチャーのセリフとは思えんな、おい

まず、大奥で死体が発見されたことから物語は始まります

↑キーパーソン

よく覚えておいてください

なるほど

分かります

加賀守は鎗術使い

リーチが長いので戦場では大体みんな「槍」を持っています
将兵問わず
なので、戦場での死因は投石や矢玉に並んで多いです
逆に意外と少ない死因が「刀による斬り合い」
足軽が刀を持って敵陣へ切り込んだり
武将が馬で駆けながら敵を斬り捨てていく場面を思い浮かべるかもしれませんが
合戦場では刀は、あくまで「サブウェポン」扱いでした
使う機会があるとすれば槍が破損した等の武器を失った時や
敵を討ち取ってその首を取る時くらいでした

本当に詳しいなお前

昔から、「好きなもの」の吸収だけえらく早い子だったね・・・

 

きっと、その人間と深く愛し合ったのでしょうね・・・矢背のご先祖

異種族同士のラブロマンスな話につながるか、今のって?

さてここで、矢背殿が過去に毒見した「丸薬」の話題が

肉とか脂とか骨髄とかを私は食したいんですけどね・・・

イヤ、ガッツリ食うとかじゃなくて「薬」になる部位という話だろ

こういうのは、どの時代でもどの世界でも変わらぬものですね

そうだねぇ・・・

(と、言いたいが、こいつは興味がないことに関心払わなすぎなんだよねぇ)

さて・・・・・「同一の丸薬」に対し
「二つの異なる見解」
この「式」が示す「解」は・・・?

簡単だ、「どちらかが虚偽を言っている」
恐らくは前者の奥医師だな
それより、だ
この事態に対し「虚偽の見解」など、まずありえんだろう
奥医師ともなれば「誤診」は立場上許されん
と、いうことは動機は「真実が露見するとまずい」以外にあるまい

つまり、白骨系のエビシャコには覿面に効くのか?

ちょっと?

死人の骨を食らう餓鬼とどっちが嫌かな?

あううううう

気を取り直して

二人の隠密が仲間に加わります

↑容疑者一覧

犯人は、この中にいます!!

金田一少年の事件簿か!?

さらにその後の調べで、現場に男性がいたことも発覚します

基本、男子禁制の大奥で「男がいた」などスキャンダルどころではないぞ!?

さらに、女中が一人死亡

矢背殿は「薬」の背後でうごめく「大奥の闇」
そして「金を吸い取る人物」に考えを巡らせます

本当に現在の地球と対して変わらんな、こういうところは

生存者がいるのか

どんな娘さんかというと・・・

なかなかワイルドな娘さんですね
「おしとやか」が貴ばれる中で珍しいです

・・・・・うん、お前の反応は知ってた

てっきり「優しくて大人しいお姉さん」がタイプかと思っておったが
自分より背が大きい以外は真逆(アルボア)を選んだしな
こやつ・・・
師にして長たる我が目をもってしてもこれは読めなんだ・・・

お嫁さんの貰い手は結構いると思いますよ

(グロンギならおかしくないだろうが・・・)

 

 

(地球人種かつリントにアテはないのかねぇ、こいつら?)

あれが「素」ではないのですか

お前の感覚がおかしいだけだ

矢背殿はここで「一網打尽」を決意

まずは「炙り出し」のため派手に動きます

なんと手下は伊賀忍者!!

強いのか?

もちろんです!!

・・・・・・・(煙管を片手でペシペシたたき始める

ま、まだリーダーが残って・・・・・・

ぃぇぁ

 

ん~~~~~~?#

ちょ、先生、私ソレ(煙草)苦手って知っているでしょう?
ほっぺにキセル押し付けてグリグリしないでください

さて、隠密の加奈さんが捕まり救出作戦が練られましたが
唯七さんが作戦中に死亡
矢背殿はその遺髪と加奈さんだけを奪還し逃走に成功して
加奈さんから首謀者の名を教えられるのでした

ちなみに

↑潜入で化けたのはコレ

そして驚くべきことは

江戸城、上下水道が整っています

江戸の町にも上下水道はあったが、
下水はあくまで「雨水の排出」が主だったな

さて言うまでもなく

矢背殿は首謀者二人を仕留め

残る一人も

矢背殿、怒りの刃で罰します

加奈さんは「死亡」と届けられたため
もう隠密に戻ることはないでしょう

だが、「隼小僧」はまだ片付いていない

なので、次回急展開!!

 

 

・望月家の事情

とうとう「主人公の隣人」思いっきり巻き込まれます

その立ち位置の時点で「フラグ」は立っている

そうかね?

こんな可愛い子を泣かせるとかありえないでしょう?

私はまず、あんた警戒するねぇ

え?

さて、若侍の一人は隣人のお子さんでした
このため顔見知りの矢背殿、親子をあっさり助けます

遊郭に通う料金を巻き上げるのが目的だった模様

怖がらせたお詫びに、あの子も連れて行きなさい

性癖が歪むわ!!

しかしこいつ、大事にされすぎてすっかりドラ息子か・・・

礼儀作法くらい教えましょう
でないと、どこかで誰かの恨みを買って死にますよ?

(それで
こいつが育てたと思えんほど良い子なのか・・・)

さて、なぜこんな我儘を許しているのか、その謎は・・・

望月家から出た盗人の「落とし物」から発覚します

この賄賂の裏帳簿、矢背殿は素直に届けに行きます

当主を宥めたうえで

焼き払い、その憂いを永遠に取り除いてしまいました

心を開いた望月殿、秘密を明かします
金策に走っていたのは
何不自由なく育てたいと思っていたからでした

「何不自由なく」の意味を思いきりはき違えていますけどね!

お前は本当に作法とか絡むと厳しいな

で、加賀守様も裏帳簿を出世の足掛かりにしようと求めますが

諭されたことでこの場は引き下がります

さらに矢背殿、あの碩翁様からは「望月暗殺」を頼まれ
そして断りました

その時の献立の一部

他の料理も美味しそうです

毒殺を警戒してか矢背殿は手をつけませんでしたが

そこだけは、忘れんのだね、お前

そしてここで、意外なつながりが発覚

階層の中の↑上のこの男

実は・・・

隼小僧の一人でした

ところが・・・若侍から親子を助ける場面を彼も見ていたにもかかわらず
その親子を手にかけてしまい・・・

矢背殿の怒りは頂点へ・・・

さらに、望月宗次郎をさらってしまい
結果としてこれが火に油を注ぐことに・・・

いうまでもなく

敗因:主人公をこの上ないくらい本気で激怒させた

一応、最期の意地を見せますが

宗次郎が身を挺して「父親」を庇います

ぎくしゃく気味だった二人の関係はこれで氷解した模様

 

・急転(本当に盛るやつが(ry)

碩翁がこのままで済ますとは思えんな

それはひとまず置いておいて・・・

「疝気の虫」とは、「シモの病全般の総称」だそうです

落語にもありまして、それによると「唐辛子」が苦手だそうです

お前は無縁だな、唐辛子を常日頃摂取しているし

いや、「秘密にしろ」言われただろ!?

北斗曹家拳の使い手との約定でなくて命拾いしましたね
「秘密を漏らす」と突かれた秘孔がその時点で発動するという技があるので

 

恐れられるわけだね、北斗神拳

そして権力争いも始まったみたいだねぇ

だいぶ綻びができていますね

だが、「長州」が覇を唱え牙を剥くには
まだ、早い・・・時期尚早だねぇ

そうですね、「薩摩」

(←長州派)

ああん?#

ご、ごめんなさい・・・・・

威圧するなよ)

で、こいつは汚名返上のつもりか・・・

 

美味しそうです

 

追加

ふおおおおおおおおお!!!

大好物だから目の前にあったら全部食いそうだな、コイツ

上様とは気が合いますね

あ、あれ?

いや、これ毒入りだっただけだろ
お前なら大丈夫だったかもしれんがな

で、このタイミングで・・・・・か

完全に「矢背殿暗殺未遂」としか見えないうえに

決定打

さらに大義名分

・・・うまく進みすぎやしないか?

それは・・・

ここで明らかに

「一杯やり始めたばかりだから少し待て」と
鬼役を制します

いないと思っていましたよ
このような「漢」は!

(また勝手に評価を爆上げして・・・)

なお

肴はタコの卵

形状からするとおそらく「イイダコ」でしょう

お酒は辛口

(碩翁とエビシャコは似た者同士・・・では、ないな)
(あの戦闘狂は刀向けられた時点で戦闘を開始しているだろうし)

そしてここで

隼小僧とは無関係だということが発覚

そして、「真の黒幕」が明らかに・・・!

・・・まて、この「該当者」は一人いるぞ
そいつは・・・・・・・・

 

・真の黒幕

「黒幕」は先手を打ち、望月家を強襲します

そしてこれが、決定打

刺客を返り討ちにし

家族の無事も確認

かわいいですね、息子さん

曲者がいるぞ~!

えええええええ・・・

(さすがに言い訳は不可能だろう、今の?)

義母上に背中を押され、矢背殿は「敵の本陣」へ

今ここで、すべてに決着がつきます!

ちなみに

このコノハズクちゃん

威嚇の時は勇ましいですけど・・・
自分よりも強いの相手だと

シュ

トリカゴネットhttps://toricago.net/northern-white-faced-owl.html>より)

・・・・・・・・・・・

さてここで

毒殺の件も明らかに

「将軍暗殺未遂」の罪に問われる可能性は
加賀守様の頭には無いようで・・・・・・

普通はそう考えるよな・・・
「毒見役を狙って毒を盛った」など誰も信じないだろう
そもそも裏の仕事など皆知らぬから
狙う意味が分からんし

・・・仮に、そうなったら?

改易は確実でしょうね
主犯は切腹どころか斬首、御家は当然断絶
連座で妻子も親も側近も全員処刑か終生遠島でしょう

碩翁がそれを知らぬはずもなし・・・
この時点で鬼役が来ずとも終わった

そして

騒ぎを聞いて駆け付けた配下を退け

道場で対峙

ここで、義父にフグ毒を盛ったのも加賀守様と分かります

あとは、勝負あるのみ!

ほぉ・・・これなら今すぐ合戦に出たとしても
十分通じますね

太平の世が長く続いたせいで
こういう使い手はめっきり減ってしまいましたし
侍も「質実剛健」はどこへやら、ですし

ここにきてラスボスの評価が上がった!?

しかし、槍だけでここまでできる奴は、そうそういないのも事実だな

さて、ここまでは良かったのですが・・・

矢背殿は刀の柄にも武器を仕込んでいました

短く持つ槍でも至難の懐に飛び込み
首を一突き
これが決め手になりました

良き決闘であった!

こうして、「鬼」の役目はしばらく休止に

矢背家には束の間の平和が訪れるのでした

この「夜舟」ですが、「ぼた餅の夏の呼び名」だそうです

好きなものが絡むと本当に早いなお前?

その件に関しては、育てた身として申し訳ない・・・

え?

 

ではまた

 

 


 

 

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