【まんが・コミック感想】七人の侍 (このマンガがすごい!comics) 黒澤明監督 ケン月影 【レビュー】【ネタバレ注意】 | 回廊蝦蛄日和

【まんが・コミック感想】七人の侍 (このマンガがすごい!comics) 黒澤明監督 ケン月影  【レビュー】【ネタバレ注意】

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【まんが・コミック感想】七人の侍 (このマンガがすごい!comics) 黒澤明監督 ケン月影  【レビュー】【ネタバレ注意】

 

あの黒澤明監督の映画のコミカライズをゲットしたので
レビューしたいと思います

 

 

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あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります
が、完全ネタバレは恐れ多いので
今回は控えめに行きます

 

・侍を集める理由

 

とある農村、野武士たちが馬を駆って接近します
が・・・
この村は去年の秋に米を奪ったばかりで今行っても何もないだろう、と思い直し
村の麦が実ったころにまた来ることにして去っていきます

エビシャコが思うに
そこまでするくらいなら囲い込んで統治した方が良くないですかね?
どうせ戦乱続きで誰の土地か分からないのですし、
国の大名は戦かお家騒動か下剋上でとっくに死んでる可能性ありますし

まぁ、囲まなくても傭兵契約結んで食糧貰う代わりに守るとかいう手もありますけどね
自分で農作物が作れず他から獲るくらいしか手段無いなら
恒久的に補給できる場所を作るのも手かと

逃散でもされて補給手段がなくなったら元も子もないですし
他の土地へ手出ししたら手出ししたで
別の野武士の集団とやり合うことになる危険性が大きいですから

ところが、彼らの様子は村人に目撃されてしまいました・・・

野武士VS七人の侍の戦いの物語は
こうして幕が開けます

 

・当時の百姓の食事

 

作中の会話から察すると・・・
侍を集める村の普段の百姓たちの食事は「稗」中心のようです

まぁ、当時は普通ですね・・・米は年貢(と野武士)に持ってかれるので・・・
あと、麦も狙われてる模様

ただですね・・・栄養価の点では優れているため
鳥の餌に定着しつつあったその地位が最近は見直されています
というか、加工が難しいので当時は想像すらしていなかったであろう
高価な食材に昇華しつつあります
雑穀好きのエビシャコはとっくに着目してました
ただ、鳥の餌ばかりヒットするので・・・
(まぁそこを妥協して敢えて取り寄せても良かったんですけど
食べるの自分ですし)


「稗餅」を見つけまして、取り寄せて食べました
すごく、美味しかったです

あと最近は雑穀スープなるものを見つけて味わっています

作中ではしか食べていないという百姓へ
「精を付けるために」と饅頭を売りつける場面がありましたが・・・
たぶん、饅頭より栄養価ありますよ、稗は

あとエビシャコ的には、精を付けるならやはり「肉」が良いかと
自然豊かな里山はジビエの宝庫ですから
イノシシに鹿に、蛇に野鳥に・・・
汚染のない水辺にはカエルもいるでしょう

まぁ、最悪でも野武士襲えばいいですし(オイ

 

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・七人の侍に見る「百姓とは」

 

野武士を迎え撃つ準備中
侍たちは農民たちの武装に目を付けます
など、明らかに侍が身に着けている装備が村にありました
どうやってこれを手にしたのか?
もちろん、落ち武者狩りです

侍たちは怒りますが
エビシャコ的には別に目くじら立てるほどの事でもないですし
むしろ、「よくやった!」と思います

と言うのは・・・「落ち武者」だからって
ただ逃げ隠れする輩ばかりじゃないので
むしろ、「手負いの獣」になって食糧などを求めて農村を襲う輩が珍しくないのです

個々人でバラバラに逃げ延びた者ならともかく、
小隊や部隊単位で逃げ落ちてくる場合が少なく無いですし
特に自軍の旗色を見て我先に逃げてきた部隊は、ほぼ無傷
戦闘力は合戦場の時と変わりません

それでもまだ良い方で・・・大将や武将だった場合は口封じに殺しにかかる可能性も

なので、物取り目的ではなく自衛のために落ち武者を狩るというケースは
珍しくもないのです

そんな侍たちへ、侍の一人の「菊千代」が言います
「おい、お前達、一体百姓をなんだと思ってたんだ?
仏様とでも思ってたか
笑わしちゃいけねえや。百姓ぐらい悪ずれした生き物はねんだぜ。」
「でもな、そんなけちくさいケダモノを作ったのは誰だ?
お前達だぜ、侍だってんだよ。」

菊千代は元百姓の侍で、彼の発言は彼がどんな人生を歩んできたかを
滲ませる名言が多いです

ちなみにですね・・・エビシャコは
双方の血を引いてます
これでも

野武士と百姓、双方の血を引いてます
なお、うちの一族は恋愛結婚がほとんどで女性の方が強いです
夫婦仲も良好です

ではまた

 

(追記)好き勝手してるイメージ強い野武士ですけど・・・

一応「規律」はあるようです
村の攻撃力(侍7人&侍たちの指揮で武装した村人たちによる)に恐れをなし
(というか、たぶんほとんど想定していない反撃だったんでしょうけど)
脱走しようとする足軽野武士が出ますが、即射殺されます


見せしめです

が・・・死体を放置したのが原因で
こっそり後を尾けてきた侍の一人・菊千代に
死体から装備を剥ぎ取られて野武士に成りすまされ
内側に入り込まれて攻撃される羽目に・・・

(追記2)<悪戯してみた>


コソコソコソコソ・・・・・・・・

(私は草、私は植物、私はキンギョソウ・・・と思い込むことで気配を消しつつ目標に接近)

内容:
暇を持て余している去年来たばかりの
我儘なお姫様(1歳メス、ロップイヤーラビット)の檻に
「チモシー」という牧草を乾燥させたもので
作った玩具(エビシャコ自作の本当に簡単なもの)
見せしめに放置してみました(なんの見せしめなのかは謎)

結果:一日ともたず食い尽くされました

問題点:こっそり作ったものなので玩具が小さすぎた
&エビシャコがウサちゃんの食欲を甘く見過ぎた
そもそも普段から餌として与えられてる物を加工したのが原因

結論:うちの姫は食欲旺盛

なお、寒さ対策でダンボール被せてたら引きずりおろしてズタズタにしてくれたので
今は上にベニヤ板の蓋をして毛布を被せてます
天蓋付きベッドに見えなくもない・・・

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