【最終巻】【まんが・コミック感想】すしいち! 8  小川悦司【レビュー】【ネタバレ注意】

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【最終巻】【まんが・コミック感想】すしいち! 8  小川悦司【レビュー】【ネタバレ注意】

 

寿司コミック感動の最終巻です!
果たして江戸前寿司の行き着く先は!?

 

 

【最終巻】【まんが・コミック感想】すしいち! 8  小川悦司【レビュー】【ネタバレ注意】
あらすじと感想

 

こんにちは、こんばんは
エビシャコです

レビューまいります

 

・あの二人がついに急接近!!・・・の前に

「ももんじ屋」というお店があります
これは、仏教が浸透して肉食が忌避された江戸時代当時の日本において
数少ない大っぴらに肉食を堪能できる場所なのです


作中に出てきた「イノシシ鍋」をはじめとして
犬に狼に狐、猿、鶏、牛、馬など今でいう「ジビエ」を含めた様々な肉類を
販売したり食べさせたりしてくれるお店でした

動物性たんぱく質で動くエビシャコには肉食が忌避とか死活問題ですので
こういう場所は本当にうれしいですね

え? 魚から摂れ?
ごもっともです・・・

 

で、どうしてここに鯛介さんらが来てるかと言うと
蛤吉さんの悪友の岡っ引きやってる勘八さんに誘われてです
勘八さん、みんなで「薬食い(滋養や保温のために肉などを食べて精を付ける事)」して
これから吉原に繰り出すおつもりだったようで・・・
(なおエビシャコは「肉食性の強い雑食」なのでお肉食べてても「普通の食事」
「薬食い」ではないです)

その吉原で、鯛介さんは江戸城に勤めていた頃にお世話になった奥女中のお久羽様に再会
二人の思い出の品「ホウボウ」を出すのでした

ちなみに、食べたことあるので言いますけど・・・
ホウボウはとても身がしまっていて
美味しい寿司ネタです
お寿司屋さんでメニューにあったら
ぜひ注文してみてください

 

・いい加減にしましょうね(汗)

 

そんなに死にたいんですか、あなたは?

そう思わざるを得ない行動する人がいました

以前取り上げた「御前試合」でイワシを出した鯛介さんへ刀を抜いたのに
上様の御前でこんなことしてよく切腹の沙汰が下らなかったものだと思わざるをえない
幸運の持ち主、飛鳥様ですが・・・

以前も言いましたけど、
江戸城内で抜刀はご法度です!!!

完全に抜刀しなくても鯉口三寸抜いただけで切腹です
当然、お家断絶です
江戸城内で抜刀が許されたのは上様のみであって
大名であっても例えば脇差の刀身を見せる事は固く禁じられていました

そして今回、飛鳥様は同じことやらかしかけます
上様の冷めてしまった御膳を温めなおす部屋で
鬼役でも触れましたけど、実際に前に運ばれるまで長い廊下を歩いて運んだり
毒味したりするので、上様の所に食事が届くころにはすっかり冷めてます)
調理をしていた鯛介さんを咎め・・・
この時怒った彼は・・・
腰の刀に手をかけます

この人馬鹿じゃないかと!!!

鯛介さんを斬ったら
今度こそ死罪は不可避、所領は没収の上でお家断絶、部下も家族も路頭に迷います


「鯉口三寸抜いただけで切腹」
まして刃傷沙汰などしでかせばどうなるか・・・・・・
「江戸城内を血で汚した」という罪は相当に重い物です
しかも理由が「口答えされたから」では・・・情状酌量すらないでしょう
切腹すら許されない斬首か、最悪「磔」の可能性もあります

ちなみに江戸時代の「磔」は
「突き手が槍で二、三十回突き刺して殺し、死後三日間晒す」というもの
武士にとってこの「晒す」のはかなりの屈辱であり恥辱であることは
容易に察せられます

なお、これでも江戸時代の刑罰としてはまだ甘くなった方で
戦乱の世が終わって間もない頃は罪人の家族までも刑罰に処される
いわゆる「連座」がごく当たり前でした

この時は通りかかった奥女中の お久羽様の計らいでその場は収まりますが・・・
飛鳥様は助けられたのはむしろ自分であることに
気づくべきでしょう

 

 

・おりんさん家出

 

「絶対に言うな」と何度も言われていたにもかかわらず
勘八さんはおりんさんに吉原へ行ってきた事を話してしまいます

岡っ引きがこんなに口軽いって
かなり大問題な気がしますけど!!?
捜査情報とか重大な内部機密とか
「ついうっかり」じゃ済まされない事を居酒屋で話しそで怖いですね
火付け盗賊改め方には向いてないです
時代劇とかご覧になられるとお分かりいただけますけど・・・
盗賊って言ってもピンキリで、ただのごろつきが仲間集めて襲うだけの奴から・・・
明らかに忍者の技や術を駆使するプロまでいます
当然ながら問題なのは後者
忍者の集団を相手するのと変わりないので、
鬼平こと長谷川平蔵様のような御方でなければ捕えるどころか返り討ちです

話を戻します
この話を聞いたおりんさん・・・家出してしまいます
やむなく鯛介さんたちは同じ寿司屋横丁の仲間である蛤姉妹の助けを借りて
彼女を連れ戻しに行きます

そして、どうにか おりんさんと再会した後
鯛介さんは「一生雇ってくれ」と告白

最終巻でついに主人公は身を固める決意をしたのです!!

 

シャコ(やっと登場・・・長かったです・・・)

 

ところが煮え切らない態度を続ける鯛介さんに激怒したおりんさんは
また家出してしまいます


今度という今度は鯛介さんが一方的に非がありまくりなので
弟子の蛤吉さんからも睨まれる羽目に・・・

四面楚歌な鯛介さんは蛤吉さんと一緒に おりんさんを探しに行きます
その途中で、「シャコ」を売る店に遭遇
シャコパンチで指を痛めつけられます

というかですね・・・

やっと出ましたよ
シャコ!!!

自分のPNにするくらい好きな寿司ネタなんですけどね
ここに来るまで全く音沙汰ない物ですから
てっきり取り上げないものと半ばあきらめていました

そしてシャコを買って「菜の花寿司」に集まった面々に
シャコを振舞います
オスのシャオとメスのシャコの違い→男と女どっちがいいかへシフト
→おりんさんがいないとどうにもならない、と話をしている頃に・・・
外で話を伺っていた おりんさんが機嫌を直します
が、入ってきたころには話が「顔がそこそこ」になってたため
好き放題言う鯛介さんと蛤吉さん師弟への怒りのボルテージを上げて登場
機嫌を直しながらプロレスラーばりのフライングダブルパンチで
二人を撃沈めるのでした


エビシャコが言えるのは・・・
鯛介さんはお尻に敷かれる旦那になるという事が言えるという事でしょうか

 

・そして大団円

 

鯛介さんとおりんさん、祝言を上げます
最終回なので登場人物みんながやってきます
そして弟子の蛤吉さんは自分は二人の邪魔になるだろうからと
辞意を表明し、祝言の席で祝いの寿司を振舞います

そして祝言の後、出て行こうとする蛤吉さんに
二人は蛤吉さんのための「ツケ場」を見せて引き留めます
そう、蛤吉さんは「一人前の寿司職人」になったのです

今回で最終回ですが・・・
いつか続編が来るかもしれません
と言うのは
あの「中華一番」の続編を先生が執筆!
すでに一巻が発売されています

文庫版の「中華一番」、ゲットしましたので
いつかレビューしたいと思います
「破魔八陣」、美味しそうです

義理と人情が息づくこの「寿司屋横丁」の物語
会えるものならもう一度会いたいですね

ではまた

 

・おまけ

 

名店であり主人公のライバル店の龍児さんが務める「興兵衛寿司」
実は龍児さんは次男で彼には兄がいました
その名も「精一郎」
放蕩息子だそうですが、その腕は・・・
寿司屋横丁出店を決める吟味会で出したカワハギの寿司で
審査員の方々(実の父と弟含む)を瞬殺!!
恐らく滅多な事では動じないであろう皆さんが
白目をむいて卒倒するという大金星を上げました!!


・・・え?
これは「味で相手を倒す勝負じゃない!」
ですよね・・・

ちなみに彼、どうにか立ち直った模様

 

 

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